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埼玉県吉川市(上・下)内川付近の様子Ⅰ(長さん)

 吉川市史によると、遺物の出土は近世の河川の開発のため
期待できないとされる、下河辺荘赤岩郷内河の現在の地名で
ある、埼玉県吉川市上・下内川の様子を、2月11日に、や
や遠方から眺めてみた。

 下河辺荘赤岩郷外河の現在の地名である、埼玉県北葛飾郡
松伏町下赤岩といっしょで、いっけんでは、何ともいえない
と思われた。

「見るからに、整地した後」とまでは、いえないようなとこ
ろと思う。今回観察者の居る場所は、下内川からやや南の、
吉川市八子新田という所である。なお、ここの八幡神社は、
地図上の道路の様子が、長方形の中に正方形2つの入り子で
やや怪しく、この界隈では、一番遺物がありそうだと思って
見に行ったのだが、この周りについては神社は近世の作り物
で、八子新田周辺からは、遺物は出そうに無かった。埼玉県
吉川市の中でも「○○新田」という場所は、かなり新しい
開発地なのであろう。
 さてこの埼玉県吉川市八子新田から北を眺めると、遠くま
でかなり見通しが利き、吉川市下内川付近は水田が続く中に、
民家が点在する場所である事が判った。東には大きく江戸川
の堤防が見えるが、それを除くと、普通の田園地帯と言って
よい。たぶん、実際に行って、細かく見てみないと、何とも
いえないのは、松伏町下赤岩と、大差が無いように思った。

近代と違って、江戸時代の開発では、それまでの痕跡を、す
べて消し去るとまでは、行かなかったようにも見えた。ので、
江戸時代に造成した場所も一応調べてみる価値はありそうだ。

 たぶん、吉川市下内川の大岩神社付近が、調査の中心点に
なると思うのだが。近々、現場そのものをチェックして見よ
うと思う。(2017/02/13)

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