栃木県小山市市役所の小山評定跡で、何か出土したようだ(長さん)
前に、この栃木県の遺跡発掘については、下野新聞西暦2018
年10月14日版で、同年9月上までの発掘経過が報道されて
いた旨を、本ブログで紹介した。
その後最近、問題の発掘現場を、再度見学した。
発掘地点は正確には、9月よりも10月下旬の方が、15m
前後西にシフトしており、9月時点で発掘した場所は、残土が
積まれた状態に変わっていた。明らかに、後半は重点が、幾分
別の場所に移動している。井戸跡は1箇所だけのようで、下の
写真の上の方で、2人の作業者が、作業している場所が井戸で、
現在ゆっくりと掘っているようである。その他、手前に遺構の
ような、発掘ポイントが有る事が、上の写真からは判る。
現在重点となっている発掘場所は、実は写真から外れた、さ
らに左手の西側に在り、そこでは深部の遺物を捜索するために、
この写真を撮影した時点で、急ピッチで、深堀が行われている
所であった。写真の右側に残土の山があり、9月上旬には、今
は残土に覆われた所で、深堀が行われていた。ちなみに、写真
の右上の白い部分は、昔の市役所の建物の土台のコンクリが、
発掘により露出した姿の一部とみられる。
以上の事から恐らくだが、下野新聞で紹介された”裕福な武
家の所有する青磁”のカケラは、写真の右側に切れた所、つま
り、発掘地点の東の方で、発見されたのだろう。発掘は前半が
終了し、後半が始まって、少したった所のように見える。
今の発掘現場は、溝状に、遺物を探すために掘られた起伏が
余り無く、神鳥谷曲輪遺跡よりも、遺物があるとすれば深い事
を示唆しているようだった。作業の難しさからみて神鳥谷曲輪
の方が、最終的には、遺物が多くなりそうなように私には見え
た。
なお、2018年10月25日の午後の発掘で、下の写真の、
正体が、私には不明な、何らかの遺物が出土したようである。
2~3本の棒に袋が付いている形の物か、棒を作業員が袋に入
れたのか、何なんだか、遠くから見ただけだったので、私には
良く判らなかった。後で冷静に考えてみると、ディスカウント
ショップ等でたまに見かける、小型のカメラ用の三脚が、入れ
物の袋から、足先だけ、はみ出ているようにも見えるのだが。
ちなみに、発掘した作業者の様子からみて、かなりの成果物
だったと、本人は自慢している様子だった。なお、ザルのよう
な物に、この正体の私には良く判らない遺物と、いっしょに入っ
ている写真の、石のように見える物体は、瓦のようである。
この発見が、そのうち地方の新聞に載るほどの物かどうかは、
私には判らない。将棋の道具が出たようには、一見しては見え
ないが、何だったのだろうかと、帰り道でも私には、かなり気
にはなっていた。(2018/10/26)
年10月14日版で、同年9月上までの発掘経過が報道されて
いた旨を、本ブログで紹介した。
その後最近、問題の発掘現場を、再度見学した。
発掘地点は正確には、9月よりも10月下旬の方が、15m
前後西にシフトしており、9月時点で発掘した場所は、残土が
積まれた状態に変わっていた。明らかに、後半は重点が、幾分
別の場所に移動している。井戸跡は1箇所だけのようで、下の
写真の上の方で、2人の作業者が、作業している場所が井戸で、
現在ゆっくりと掘っているようである。その他、手前に遺構の
ような、発掘ポイントが有る事が、上の写真からは判る。
現在重点となっている発掘場所は、実は写真から外れた、さ
らに左手の西側に在り、そこでは深部の遺物を捜索するために、
この写真を撮影した時点で、急ピッチで、深堀が行われている
所であった。写真の右側に残土の山があり、9月上旬には、今
は残土に覆われた所で、深堀が行われていた。ちなみに、写真
の右上の白い部分は、昔の市役所の建物の土台のコンクリが、
発掘により露出した姿の一部とみられる。
以上の事から恐らくだが、下野新聞で紹介された”裕福な武
家の所有する青磁”のカケラは、写真の右側に切れた所、つま
り、発掘地点の東の方で、発見されたのだろう。発掘は前半が
終了し、後半が始まって、少したった所のように見える。
今の発掘現場は、溝状に、遺物を探すために掘られた起伏が
余り無く、神鳥谷曲輪遺跡よりも、遺物があるとすれば深い事
を示唆しているようだった。作業の難しさからみて神鳥谷曲輪
の方が、最終的には、遺物が多くなりそうなように私には見え
た。
なお、2018年10月25日の午後の発掘で、下の写真の、
正体が、私には不明な、何らかの遺物が出土したようである。
2~3本の棒に袋が付いている形の物か、棒を作業員が袋に入
れたのか、何なんだか、遠くから見ただけだったので、私には
良く判らなかった。後で冷静に考えてみると、ディスカウント
ショップ等でたまに見かける、小型のカメラ用の三脚が、入れ
物の袋から、足先だけ、はみ出ているようにも見えるのだが。
ちなみに、発掘した作業者の様子からみて、かなりの成果物
だったと、本人は自慢している様子だった。なお、ザルのよう
な物に、この正体の私には良く判らない遺物と、いっしょに入っ
ている写真の、石のように見える物体は、瓦のようである。
この発見が、そのうち地方の新聞に載るほどの物かどうかは、
私には判らない。将棋の道具が出たようには、一見しては見え
ないが、何だったのだろうかと、帰り道でも私には、かなり気
にはなっていた。(2018/10/26)
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