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将棋史研究家で、旧遊戯史学会会長の増川宏一氏に問い合わせた(長さん)

大局将棋については、現在日本将棋連盟の関西本部に有った
はずの、将棋大橋家文書が、web上で行方不明と出ており、
大橋家文書に造詣の深かった、前の遊戯史学会会長で、将棋
史研究家として名高い、増川宏一氏に、

大局将棋の大橋家文書ルール図に関して、

鳩槃(大局将棋)のルールに関する問い合わせを、さいきん
行った。
以下、要旨である。

増川宏一様

御研究を一段落されるに当たり、つきましては大局将棋の大
橋文書に関しまして、接された方が少なく、困っております
ので御問い合わせを致しました。
 大局将棋の北狄の成り駒等で、鳩槃(大局将棋の)が有り
ます。駒の動かし方のルールは、縦横2升、斜めは走りに加
えて、3升先に跳んでから5升先まで走りと、webに出て
います。が大橋家文書では、初期配列に点線表記だけの為、
このような複雑なルールは、正しく表示できないと思います。

 別途説明覧が、初期配列図の他に有るのでしょうか。

 大局将棋の大橋家文書の構成について、御手数ですが御知
らせ下さい。大局将棋の東西南北駒の成りが、大大将棋駒で
統一されている理由を、チェックしています。
               日本中世将棋史 長

上記問い合わせの意味は、南蛮の成りが、大局将棋の3駒跳
び越えを斜め前動きに含む、”強い”金翅になっており、
鳩槃のルールは、跳んでから走りも正当に見えるため、

どうやって、世界の将棋が、情報元と見られる大橋家文書内
で、ルール表現を解読しているのかを、チェックする必要

があるためである。なお、北狄の鳩槃成りの謎については、
だいぶん前に、本ブログでは指摘した。
 webが正しいようにするため、有る程度の手当てが有る
というのが自然であり、web上の写真に、右鳩槃に小さく
注釈が、書かれているようにも、見えたような気がする。
そうなっているとすれば、中将棋で、
堅行の成りが飛牛という牛駒、横行の成りが奔猪という猪駒
である事から、普通唱導集大将棋の構成十二支駒で成りを統
一しているのを、大局将棋のゲーム・デザイナーが、パター
ンとして真似たと、確実に考えられるのである。(2019/01/08)

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