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将棋文献”大局将棋駒”のコピー大阪商業大学に有(長さん)

大局将棋の唯一の文献、江戸将棋家の大橋家
の古文書は、関西将棋会館から大阪商業大学に
移管されるはずが、現物が無く”見れなくなっ
ている(増川宏一氏私信)”事が知られている。
 文書の造りや、一字一句までの内容が同じで
なくても、内容のコピーが残っていれば、あり
がたい所である。
 さいきん2004年放映の、トリビアの泉の
大局将棋の対局紹介放映画像の動画を見ていて、

大阪商業大学で、紛失前に文書をコピーしてい
たようだとの証拠を得た。

 以下に、もう少し詳しく述べる。
 放送で流された画像で、以下のように、
”古文書”とされるものが、紹介されている。

大局将棋駒.gif

上の画像のワンショットで重要な点は、右上に
私が赤い丸で囲った、

ホチキスの針に、類似のものが写っている

事である。つまり、この画像は、

本物の大局将棋駒では無くて、大阪商業大学
作成の大局将棋駒の記録文書ではないか

と、かなり疑われる。
 つまり、西暦2004年の時点で、

大阪商業大学は、本物の古文書が無くなる以前
に、研究のための、記録のコピーを取っていた
可能性がかなり高い

と言う事だろう。
本ブログでは、具体的に古文書、大局将棋駒に
ついては、

鳩槃の動きについて問題にし、鳩盤のルールに
片一方だけ注釈を付ける等して、左右でルール
を変え、無理やり鳩槃にしているという事実が、
本当に有るのかどうか、

を問題にしてきた。すなわち、
 鳩槃の斜めの、線や丸印等では表現し辛い動
きが、何故世界の将棋の梅林勲氏に、かつては
掴めたのか。鳩槃を鳩盤よりもだいぶん強めて、
金翅、獅子、狛犬の強さに近くし、東西南北の
蛮族の成りを、大大将棋駒で、無理に統一しよ
うとしたのは何故だったのか。今述べた類の疑
問は、大橋文書の大局将棋駒が紛失しても、
大阪商業大学作成の、そのコピーが有れば、幸
い今でも、何とか判る可能性が高いと、言う事
なのだろう。
 前に何度か別の例で述べたが、

日本の大学の所有情報というものは、一般には
なかなか掴みにくい面が、現行有る。

 しかし、テレビの画面でも良いから、とにか
く念入りに、問題の大学の学術紹介のシーンを
調べる事により、幸運にも彼らの持つ表に出に
くい情報のヒントが、稀に現われているという
事も、有る事なのかもしれないと期待されよう。
(2019/09/28)

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