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滋賀県長浜市塩津港遺跡新出土王将駒裏”備品”(長さん)

一部webに出ているが、本ブログでも
2019年8月8日に紹介した表題の
滋賀県長浜市塩津港遺跡の2018年新
出土王将駒は裏に墨跡があるようである。
 ”読めなかった”というのが、滋賀県の
発掘担当者の、結論のようである。
 そこで本ブログでも読みに挑戦してみ
た。

不鮮明だが”備品”と書いてあるように
も読める

ようである。この出土遺物は、成立が
共出土の墨書遺物に書かれた年代から、
1137年~1192年の間だという。
どういう場所かは、私には依然不明。
神社の堰か掘だという情報もある。
なお、ざっと見た所では、今の所二巻物
の色葉字類抄に、”備品”の字は見当た
らない。だから、このページの情報は、
まだ不確実だ。
 ちなみに裏の墨跡のスケッチが、前か
ら検索でhitしていたが、元データが
削除されているらしく、ファイル自体が
みつからなかった。そのため滋賀県内の
出土王将駒の話である事は、判っていた
がそれ以上つかめず、塩津港遺跡の王将
の駒の裏にも墨跡がある話である事自体
も、ここに来てようやく判った。
 王将が備品に成るという例は、今まで
知られて居ない。宿場の宿の主人が、金持
ちの息子か、都の役人の子で、客としてよく
来る道楽息子をもてなすために、宿に置
いている”備品”のようにも見えるが、
今の所、詳しい事は判らない。平信範日記
の1164年5月8日の裏紙の、寺の
”備品”をも、連想させる。(2019/12/30)

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