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高松城から桂馬駒2枚(?)出土(長さん)

以前東京都文京区の、本郷元町遺跡付近にある
高松藩の江戸屋敷跡を紹介した事がある。
が、四国の香川県高松市にある、本家の高松城
から2002年頃に、桂馬駒が恐らく2枚出土
し、本当に出土駒”ゆかりの藩”になっている
ようだ。
 駒はweb上に開示されており、いつも通り、
奈良文化財研究所の発掘報告書データベース、
”全国遺跡報告総覧”の中に収録されている。
pdfファイル名は、以下の通りである。
10364_1_高松城跡松平大膳家中屋敷跡
 現物はスケッチで2枚とも書いてあるが、報
告書をざっと見た限りでは、写真はオモテ面が、
はっきり桂馬と判る、以下の一枚だけのようで
ある。

高松城桂馬駒.gif

前後したが、発掘報告書の名称は以下の通り。
高松城跡(松平大膳家中屋敷跡)、2002年
12月、高松市教育委員会・香川県弁護士会
弁護士会館建設時の、発掘調査との事である。
なお、将棋駒は江戸時代、江戸後期18世紀頃
の成立との事。
 成りは2枚共、桂馬の成りの一文字金のよ
うに、スケッチからは見える。一枚のオモテ面
ははっきりと桂馬だが、もう一枚はかろうじて、
2文字目が馬のように見える程度で、字が消え
かかっている状態での発掘のようである。
この城でも江戸期、将棋が盛んだったのであろ
う。(2020/11/21)

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