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島根県松江松江藩家老三谷家遺品の将棋駒(長さん)

今回は出土駒ではなくて、代々の旧家に伝わる
遺品から、天保期の将棋駒が恐らくワンセット発
見された話題である。出典はいつものように、
奈良文化財研究所の発掘報告書データベース、
”全国遺跡報告総覧”の中に、遺跡発掘では無い
のだが、報告書として収録されている。
pdfファイル名は、以下の通り。
14107_1_松江藩家老三谷家文書概要調査報告書.pdf
表題のように島根県松江市で、江戸時代の松江藩
の家老の家、三谷家の子孫宅より見つかった、
大量の遺品の中に、恐らく駒箱に入って、天保期
の日本将棋の将棋駒セットが、ワンセットまるま
る発見されたとみられる話題である。
 文献の表題は以下の通り。
松江藩家老三谷家文書概要調査報告
2005年3月、松江市教育委員会。
そこの12ページ付近に”長持”に入って、たぶ
ん駒箱に保管された、将棋駒セットが入っていた
との情報が有るようである。他に天保年間の記載
のある、厚紙の付いた立て盆が、同じ”長持”に、
梱包されていたようだ。
 残念ながら、発掘報告書の内容はこれだけのよ
うであり、これ以上詳しい事は判らない。
 江戸時代に関しては、出土するだけでなく、
遺品が建屋の中から発見されるケースもあるよう
である。そのため、こうした情報にも絶えず気を
配る必要がありそうだ。(2020/11/23)

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