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兵庫県豊岡市砂入遺跡で、五角形木片発掘(長さん)

以下、奈良文化財研究所の発掘報告書データ
ベース、全国遺跡報告総覧のpdfファイル
としてweb上に公開されている、遺跡の
発掘報告書によると、
兵庫県出石郡出石町(現兵庫県豊岡市出石)
多田地の砂入遺跡で、将棋駒型の遺物が、
西暦1990年前後に発掘されたとの話題
である。

平安時代成立なので、将棋駒であっても矛盾
は無い。駒名が不明

である。なお遺物の写真の載っているpdf
ファイル名は、以下通り。
63148_5_砂入遺跡.pdf
発掘報告書の表題は以下の通り。
兵庫県文化財調査報告第161冊”砂入遺跡”、
兵庫県教育委員会、1997年3月。
 写真は、前記pdfの”写真図版181、
砂入Ⅲ区SF04・SD17出土木器”の
所に、2144番遺物として載っている。

兵庫県砂入駒.gif


五角形だが、少なくとも小将棋系ゲームの
駒名が書かれている兆候は無い。

中将棋の鯨鯢や白駒なら大発見だが甘いか。
 なお発掘報告書には”用途不明物品”とあ
る。将棋の駒より少し大きめで、縦の長さが
6cm程度有る。また、角を丸くしているよ
うに見える点も確かに謎だ。ひょっとすると

初期の頃の将棋駒の一枚のようでもあるが、
墨書きが有ったとしても、完全に消えている
ので、仔細全く判らない遺物

という事だろう。だから一般に将棋駒が出土
していたとしても、用途不明品として放置さ
れている可能性が、無いとは言い切れない一
例という事にはなるのだろう。つまり、

平安時代の将棋駒は、まだ発見される可能性
があるという期待を、淡く抱かせる例

だと言う事だと私は思う。(2021/02/12)

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