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茨城県結城市下り松遺跡より石将墨書土器(長さん)

以下は、成立年がはっきりしないが、奈良
時代から平安時代にかけての、かなり濃い
墨書で石口と書かれた土器の出土の話題で
ある。
 場所は茨城県結城市結城下り松であり、
発掘調査は1996年頃行われたとある。

2文字目が将では無いと、言いきれないが
はっきりしない。

報告書は、奈良文化財研究所発掘報告書
データベース、
全国遺跡報告総覧に登録されていて、
web上で見る事が出来、写真は以下の
pdfファイルに載っている。
18907_3_下り松遺跡・油内遺跡.pdf
発掘報告書の表題は以下の通り。
茨城県教育財団文化財調査報告第145集
下り松遺跡・池内遺跡、
建設省・財団法人茨城県教育財団、
1999年。
 写真は図版30、”第35・36・38A・
41~44・46・47号住居跡出土遺物”
にあり番号43-1の遺物とナンバリング
されている。

下り松石将.gif

 2文字目は、土器が欠けている上に、字
自体が磨耗していてはっきりしない。
 平安時代の大将棋に石将が有ったとすれ
ば大きな発見だが。この遺物の2文字目が
鮮明でかつ将ならば、はっきりしたはずで
ある。発掘報告者も、何と書いてあるのか
解明できてはいないようである。本当は何
と書いてあったのか、漢字に詳しい方なら、
割り出せる可能性も、無いとは言えないか
もしれない。安直には”石酒”で、
”大量の酒”の意味か。

何れにしても私には確定困難だ。

 欠けてしまったのが、残念としか言いよ
うも無いと、私としては考える。
(2021/02/13)

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