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群馬県渋川市金井東裏遺跡で古墳期龍馬墨書土器(長さん)

今回は、榛名山とみられる火山の噴火の
火砕流で、古墳時代に集落が全滅し遺物
が散乱しているとされる、表題遺跡で、
祭祀用とみられ、漢字で「龍馬」と書か
れたように見える、高杯型の土器が出土
しているとの旨の紹介である。
 遺物の写真がweb上に公開されて、
発掘報告書に載っている。発掘報告書が、
奈良文化財研究所発掘報告書デタベース、
全国遺跡報告総覧に登録公開されている。
 pdfファィル名は以下の通りである。
90317_6_金井東裏遺跡.pdf
 発掘報告書の名称は以下の通りである。
公益財団法人群馬県埋蔵文化財調査事業団
調査報告書第652集/金井東裏遺跡、
西暦2019年、群馬県渋川土木事務所・
公益財団法人群馬県埋蔵文化財調査事業団。
 発掘報告書第4pdf末尾抄録により
遺跡の場所は、群馬県渋川市金井。遺物
が出土したのは西暦2012年~西暦
2016年ないし、その前後の事のよう
である。
 遺物の成立年代は遺跡自体が古墳時代
の6世紀に榛名山の噴火の火砕流で消滅
した集落とみられており、その頃のもの
と考えられているようである。また問題
の墨書遺物は、第4面第3祭祀用遺構で、
出土したとされ、第1pdfの第38ペー
ジの図からも、5世紀後半から6世紀初
の地層と考えられているように読取れる。
 遺物の写真は、発掘報告書第6pdf
の、写真図版(PL.)第356の、
最下段中央に在り、第497号ピットの
遺物第1で、遺物通し番号第711番と
の旨、ナンバリングされている、台付き
高杯土器の裏側のように、私には見える
部分にある。

金井東裏龍馬.gif

 上図のように、縦にぼやけているし、
第2字目の「馬」と見る模様が、反時計
回りに回転している上に、その足の点が
1個しか見えないが、漢字で「龍馬」と
書いて、あるようにも見える模様が在る。
有力者の支配する集落であり、駿馬が、
祀られるような、豪族支配下にある地帯
のようにも、私には連想される。
 鎧兜に身を固めた軍馬に乗る古墳時代
の武者が、駐屯する場所での自然災害だっ
たのかもしれないと私見する。(2024/07/30)

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