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福島県楢葉町高橋遺跡で縄文晩期泰泰山山墨書土偶(長さん)

今回は文化庁編の発掘された日本列島/
2016年からの情報として、表題の
福島県双葉郡楢葉町に在る縄文晩期の
遺跡である高橋遺跡で、性別不明な土
偶に漢字で、奉奉山山と書いたような、
マジックインキの線のような模様が
有るとの旨の紹介である。
 成書の書誌は以下の通りである。
発掘された日本列島/2016、文化
庁、西暦2016年。
 遺物の紹介は、第55ページ付近に
在る。
 遺跡の場所は、福島県双葉郡楢葉町。
遺物が出土したのは、福島第一原発の
事故以降のようである。
 遺物の成立年代は、前記成書の同
ページに「縄文後期から晩期」とあり、
恐らく紀元前数世紀の土偶だと、私は
読む。
 遺物の写真は、同ページ下の土偶群
の写真のうち、最下段の左側端の一体
である。

高橋泰泰山山.gif

 上図のように、口の左側と首の左側
に滲んで「奉」。首のもとの部分の、
一番最初の奉の真下に少し大きく、中
央が滲んで、「山」。その直ぐ右下に、
それより少し小さく「山」と書いてあ
るようにも見える。山は比較的細い線
のマジックインキで悪戯書きしたよう
な、黒いヨゴレである。
 弥生時代の西暦紀元の頃に拾われて、
付近の山を奉じる祭祀用に再利用され
たのかもしれないと、私は疑う。
 鉱脈捜索をした先人を祭る為、男性
型の土偶に、作り変えられた物品なの
かもしれないと、性別が私には判らず
そう思う。(2025/01/30)


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