静岡県菊川市古川遺跡で2C山泰墨書土器(長さん)
今回は、遺物の出土地点から2世紀頃
成立とみられている静岡県菊川市出土の
甕型土器に、山奉と書いてあるような、
黒い模様が有るとの旨の紹介である。
遺物の写真がweb上に公開されて、
発掘報告書に載っている。発掘報告書が、
奈良文化財研究所発掘報告書デタベース
全国遺跡報告総覧に登録公開されている。
pdfファイル名は以下の通りである。
141486_1_古川遺跡ー第2・3次ー発掘調査報告書.pdf
発掘報告書の名称は以下の通りである。
菊川市埋蔵文化財調査報告書第19集/
古川遺跡一第2・3次一発掘調査報告書、
2019、菊川市教育委員会。
遺跡の場所は発掘報告書冒頭例言により
静岡県菊川市下内田字水落。遺物が出土
したのは、発掘報告書第1ページ付近の
記載により、西暦1990年前後の事の
ようである。
遺物の成立年代は意外に古く、発掘
報告書第35ページの記載により、土抗
で出土した甕型土器であり、弥生時代
中期後半、2世紀前後のものと考えられ
ているようである。
遺物の写真は発掘報告書写真図版第
21の第3段目左に在り、遺物番号第
103番との旨、ナンバリングされてい
る。繰り返すと、甕型土器の破片から、
土器の形を再現した出土物である。

上図のように、煤に埋もれて、特定の
破片に縦に、漢字で山奉と書いたような、
文字通り煤のような模様が在る。緩く流
れる川に隣接した丘陵を、信仰の地の山
の峰々と見立てて、祭祀を行うという、
道教系の、自然崇拝信仰の道具と私には
疑われるが、東海地方で、泰山型墨書が
疑われた遺物として、飛び抜けて早い例
のように私見され個人的に注目している。
(2025/02/05)
成立とみられている静岡県菊川市出土の
甕型土器に、山奉と書いてあるような、
黒い模様が有るとの旨の紹介である。
遺物の写真がweb上に公開されて、
発掘報告書に載っている。発掘報告書が、
奈良文化財研究所発掘報告書デタベース
全国遺跡報告総覧に登録公開されている。
pdfファイル名は以下の通りである。
141486_1_古川遺跡ー第2・3次ー発掘調査報告書.pdf
発掘報告書の名称は以下の通りである。
菊川市埋蔵文化財調査報告書第19集/
古川遺跡一第2・3次一発掘調査報告書、
2019、菊川市教育委員会。
遺跡の場所は発掘報告書冒頭例言により
静岡県菊川市下内田字水落。遺物が出土
したのは、発掘報告書第1ページ付近の
記載により、西暦1990年前後の事の
ようである。
遺物の成立年代は意外に古く、発掘
報告書第35ページの記載により、土抗
で出土した甕型土器であり、弥生時代
中期後半、2世紀前後のものと考えられ
ているようである。
遺物の写真は発掘報告書写真図版第
21の第3段目左に在り、遺物番号第
103番との旨、ナンバリングされてい
る。繰り返すと、甕型土器の破片から、
土器の形を再現した出土物である。

上図のように、煤に埋もれて、特定の
破片に縦に、漢字で山奉と書いたような、
文字通り煤のような模様が在る。緩く流
れる川に隣接した丘陵を、信仰の地の山
の峰々と見立てて、祭祀を行うという、
道教系の、自然崇拝信仰の道具と私には
疑われるが、東海地方で、泰山型墨書が
疑われた遺物として、飛び抜けて早い例
のように私見され個人的に注目している。
(2025/02/05)
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