SSブログ

松伏町松伏の調査(長さん)

 前々回述べた経緯から、下河辺氏の伝説的な館跡と目される
埼玉県北葛飾郡松伏町下赤岩に近接した、同松伏町松伏付近を
2017年2月18日、チェックした。なお、松伏町松伏と、
松伏町下赤岩の間に、埋蔵金の所でのべた、松伏町上赤岩とい
う場所があり、ここは下赤岩を調査した際、いっしょに調査し
ている。さて松伏町松伏は、現在では松伏町の中心であるが、
見て回ったところでは、

松伏町松伏は、下赤岩と同じように、古利根川の川岸には
あるのだが、松伏町の中では比較的新しい、近代の新たな開墾
地ではないかと疑われるような、不思議と痕跡の少ない所で
あるようだ。

事実、上赤岩付近には、それでも3つほどの寺院、上赤岩香取
神社等の古そうな神社があるのだが、そこから北の松伏町の、
松伏に入ると、古い寺や神社は、余り見当たらなくなる。また、
松伏のあたりにも、ヒトケを感じさせる、土器の散乱等は無い。
なお、中心部へ行くと、ごく最近建てられた、住宅の密集地と
なり、松伏町の町役場中心の、歴史の痕跡は、さすがに地表を
見た程度では、よく判らなくなった。更に川沿いについては既
に調査が終わっている、松伏町大川戸近くの、松伏町田中も見
たが、ここもたぶん、新しい町だと思う。近世迄古利根川沿い
の、松伏町上赤岩と大川戸の間で、小さな湖のようになってい
た古利根川の場所を、”間潰し”して整地し、新たに開墾した
所に、近代、町の賑わいがたまたま、できたのかもしれない。
 以上の経過から、現に埋蔵金が、1979年に上赤岩で出土
しては居るのだが、残念ながら埼玉県北葛飾郡松伏町には、地
中に何かが、まだ埋まっているという兆候を、私は検知する事
が、今の所まだできていない。あるいは松伏町の中心部の地下
深くに、まだ遺物が埋もれているのであろうか?
(2017/02/19)