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天竺大将棋の火鬼等のスティーブ=エバンス”将棋類”ルール(長さん)

欧州でも、日本の中将棋を指す組織があり、彼らのうちのある部分の
人間が、天竺大将棋を指す事が、知られている。日本の古文書の内容
に関して、外国でだけ知られている事柄が、仮にあれば驚くべき事で
ある。すなわち無い方が、日本人の研究者にとって、恥さらしになら
ないので、好ましい。天竺大将棋については、欧州には事実上の論文
が作成され、少なくとも少し前にはweb上に公開されている。ので、
欧州の駒数多数将棋情報は、入手できるものは、もう少し念入りに、
チェックする必要が、有るのかもしれない。私の場合とりあえずは、
身近に有る、オーストラリア人のスティーブ=エバンスの作成した、
”将棋類”のヘルプに、よもやと思う内容が無いかどうかだけは、
知らないと私の恥なので、今回チェックしてみた。火鬼のルールと、
跳び将駒の格等のルール細則が、天竺大将棋ではポイントになるので、
ソフトに添付されたルールブックを、その部分に関して、念入りに
読み返した。結果、

新しい知見は、ここには無いようなので、まずは、ほっとした。

跳び越え将駒の、駒の格については、太子を書き忘れているようであ
るが、web等で知られたルールと、同じになっている。格が自分よ
り格下の駒しか、スティーブ=エバンスのソフトでは、単純に

跳び越せないし、取れない

になっている。蛇足だが、取れないとは古文書に書いてないので、ド
イツの一部で、”跳び越せないが取れる”というルールが、チェック
され、玉がトン死しすぎるので、着地が空の升目でしか出来ず、その
代わりに、跳び越えたときには、跳び越えた間の駒が、取れるように
ルールが工夫されたように、私は、”あーかさか”氏のブログで、教
わったと理解している。なお私の手元には、その元になる、日本の古
文書も、

実は持ち合わせて居無い

このあたりの情報は、今の所全て、web任せの状態だ。
 次に、スティブ=エバンス”将棋類”ルールブックの火鬼には、隣
接升目焼きと、自爆のルールが、両方ともwebの情報の通りに、書
いてあるように読める。特に、火鬼の相手火鬼の隣接升目に進んだ場
合の自爆がどうなっているのかがポイントだが、相手の自爆力の方が
勝つとなっていて、webと同じである。ただし、実際にソフトを、
対人モードで動かしてみて、次の事には気がついた。すなわち、

相手火鬼に隣接する升目に進んで自爆する駒も、その手に関しての
攻めの役目を果たしてから、自爆している。

これについては、相手火鬼の自爆力の方が、着手の完了よりも、更に
早いかどうかは、スティーブ=エバンスのルールブックの記載では、
どっち着かずで、ソフトを動かしてみないと、判らない部分であった。
 少なくとも天竺大将棋を知る外国人の一部、スイーブ=エバンスは、

相手火鬼が、他の相手駒と共に、ごちゃごちゃと固まっている所に、
火鬼を飛び込ませると、相手火鬼を除いて、着地した相手駒と隣接升
目に有る、相手駒を焼いてから、残った相手の火鬼に、焼かれるよう
に、ソフトを作っている

ようである。ただし、そこまでの細則情報を、彼が、何処から仕入れ
たのかは、少なくとも今の所、私には知るすべも無い。日本の古文書
の何処かに書いてあり、日本の天竺大将棋愛好家が、だれも知らない
とすれば、これはかなりマズイが。(2017/12/23)

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