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制限持駒ルールの本ブログ普通唱導集大将棋の攻撃力過多改善(長さん)

前に述べたように、以下の初期配列

5段目:口口口口口口仲人口口口口口口
4段目:歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵
3段目:奔王龍王龍馬角行堅行飛龍飛車
2段目:酔象鳳凰猛虎横行方行猛牛反車(鳳凰位置、左辺は麒麟)
1段目:玉将金将銀将銅将鉄将桂馬香車

日本将棋方式成りで、成り駒は以下、

5段目:口口口口口口金将口口口口口口
4段目:金将金将金将金将金将金将金将
3段目:不成不成不成不成不成不成不成
2段目:太子奔王不成不成不成不成金将(麒麟は獅子成)
1段目:不成不成金将金将金将金将金将

の、本ブログ版13升目108枚型普通唱導集大将棋(西暦130
0年成立の普通唱導集大将棋の記載に基づき、2017年に改善)
は通常取り捨てであるが、5段目から9段目に居る、相手走り、
跳び、踊り駒に取りを掛ける手なら、二歩で無い限り、持ち駒を、
打つ事ができるというルールで、制限持ち駒ルールの大将棋類を指
した。
 その結果、上のバージョンでは、トン死筋の多い、

攻撃力過剰にややなる

との結論だった。
 以上の議論程度でも良かったのかもしれないが、念のため、

防御力をわずかに強くしたゲームで、今回やってみて、攻撃力過剰
の弱点が、改良される事を確認

してみた。
 旨く行ったケースの結論から書く。
 方法は、

方行を、大局将棋ルールだが、奔猪には成らない横猪に変える

というものである。
 なお、

方行は十字走りの斜め前歩み。斜め後ろへは行けない。

横猪は、横走りの、前後斜め6方向歩み。

以上のルールとした。
方行も横猪も不成りとしたので、成りは変わらないが、初期配列は
以下のように変化する。

5段目:口口口口口口仲人口口口口口口
4段目:歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵歩兵
3段目:奔王龍王龍馬角行堅行飛龍飛車
2段目:酔象鳳凰猛虎横行横猪猛牛反車(鳳凰位置、左辺は麒麟)
1段目:玉将金将銀将銅将鉄将桂馬香車

もともと、方行は嗔猪と交換しているから、嗔猪と横猪の交換でも、
問題は無いと言う意味である。なお

横猪は、最高の守り駒

である。
 残りは全部、方行型本ブログ版小幅改善普通唱導集大将棋(20
17)の制限持ち駒型と同じにする。つまり今回も、
持ち駒は、相手の5段目から9段目に居る、走り、跳び、踊り駒に
取りを掛ける手なら、二歩で無い限り、持ち駒を打つ事ができると
いうルールで、制限持ち駒ルールの大将棋類を指した。その結果、
横猪型本ブログ版小幅改善13升目108枚制普通唱導集大将棋制
限持ち駒型を一局試し指しすると、終局状態で以下のようになった。

横猪持駒.gif

 この局面、後手玉が詰み、先手の勝ちである。
 後手の方が優勢だったが、持ち駒台に赤枠で示した所に有る麒麟
の打ち所を失してしまい、先手に逆転されたというパターンだった。
 なおたまたま、この後手投了局面で、後手の横猪の一枚が、緑の
枠の位置で、まだかんばっている。
 攻守バランスについてだが、この将棋は、私が指すと、
”攻守バランスは、私の感覚ではちょうど良い”と感じた方行型と
は違い、今度は、

防御力が、やや強すぎのように感じられる。横猪の参入は強力、
かつ方行の除去は、攻撃側から見て、やや痛い。

 しかしそれは、恐らく私が、持ち駒ルールの将棋が、下手なため
であろう。打ち駒の好手を連発できるような、日本将棋的な思考に
慣れた方だと、

今回の調整程度で、ちょうど良い位なのではないか

と予想される。
 方行型で指して見て、詰みがあまりに簡単だと感じたら、方行の
位置に、大局将棋の横猪で不成りの駒を導入して入れ替えた、今回
のべた普通唱導集大将棋の、別の小幅改善将棋の、制限持ち駒将棋
を指されると良いかと、今の所私は考える。(2019/01/18)

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