SSブログ

乾兌離震巽坎艮坤の方位配当は木火土金水土に沿う物(長さん)

かなり前の事だが、反時計回りに北西から西に向かって
八卦の方位が、乾兌離震巽坎艮坤の八卦の順番とは異な
り、つまり八卦の並び順で言うと、乾兌坤離巽震艮坎と、
12835476の順番で並んでいるのを、問題にした
事があった。その際、魔法陣と九星占いを持ち出したが、
最近勉強しなおしてみて、

それは間違い

であるのに気がついた。答えを書くと、
八卦の順番は、金火木水土が、この順に明るい(陽)か
ら暗いもの(陰)に並んでいると考えた。そこで、
乾兌離震巽坎艮坤には、五行が金金火木木水土土と対応
すると考えた。そうして置いてから、方位が
北西から西に反時計回りで、金金土火木木土水と、
時計回りの木火土金水土の、金からの逆向きで、一部、
五行の5つから、八卦の8つにあわせるため、金と木と
土を2つに増やしておいて、当てはめて行き、金と木と
土を2つにした結果、

任意性が出る場合は、北を先にして対応付けしただけ

である。以上が結論だが、以下に多少の説明をする。
以前問題にしたのは、12345678と遠いような、
近いようなの、12835476の数列の謎である。
 しかし、前に説明したが、

五行は、季節の循環を表しており、秋、晩夏、夏春冬が、
それぞれ金土火木水と、予め決まっている

のである。だから、乾兌離震巽坎艮坤の八卦に、
乾兌の12は金、離の3は火、震巽の45は木、坎の6
は水、艮坤の78は土と対応させたからには、秋から夏に
戻すことに対応する、北西から西に反時計回りならば、
季節表示を方位表示にダブらせ、
(12)(7あるいは8)(3)(4か5)(7あるいは8)(6)と
並べるのは、別に魔法陣とは無関係に、
必然だったのである。
ここで、
①先頭を1にするか2にするかは、北西の方が西に比べ
て、より北に近いので、12の順。
②次ぎは南西で、北東に比べて南西は南に近く北からは
遠いので、7ではなくて8を採用。
③4か5かは、南東、東と対応させるので、東の方が南
東よりも、北に近いので5、4の順。
④北東は②で述べたが、南西より北に近いので8ではな
くて7。
以上①から④の理由で、北西から反時計回りに、

12835476の乾兌坤離巽震艮坎になっただけ

だったのである。なお、前に述べた新潮新書の永田久著
暦し占いの科学(1982)だけで、理解は充分出来た。
 蛇足だが上の成書では、”八卦を説明するところでは、
読者を混乱させるので、触れなかったが”と断った上で、
”先天易”の、方位への八卦対応についても触れている。
つまり九星占いの”色”を決めるときに使っただけで、
後には記録に残らなかった、韓国国旗模様が有るという
事である。そのやり方では、明るさでは夏が一番明るく、
次ぎが春で、次ぎが秋、冬が一番暗くて陰だと考えて、
季節への八卦割り当てを決めるという、五行と季節は、
度外視したやり方である。
 ようするに、別のパターンの、大マゼラン雲から見た、
地球の公転軌道黄経目盛りへの八卦割り当てが、時代を
前後して行われたという事である。その結果、それと
同一パターンで摩り替えられる、方位への八卦割り当て
に、2種類発生した経緯が有るので、韓国の国旗の八卦
模様も、流儀の差で、2通り出来ると言うことになる。
 以上の事から以前の説明は、今にして思えば、かなり
奇妙だった。

 お詫びして、訂正したい。

 なお結局は、これとは別だったが、九星占いの番号
数字に対する、五行の対応関係が、

意味ありげに規則的

なのは、魔法陣の数字で2と8を入れ替えると、
1234、6789が並ぶためで、その状況で、

2と8に、共通して土を対応させているから

だけである。つまり、3行3列の魔法陣は、1834、
6729が、5の数字の周りを、この順番で回って、と
り巻いている構造になっているのが、五行を九星の番号
に対応付けたときに、規則的になる原因であることが、
少し注意して見ると、簡単に判る。(2019/03/23)

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー