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新安沖沈没船将棋盤(?)本物なら本ブログにとり打撃(長さん)

西暦1320年代に沈没したとされる新安沖沈没船か
らは、本ブログが9×9升目36枚制平安小将棋(持
駒有り、相手陣移動毎成り型)と推定するの、駒種類
により形態の異なる将棋駒の他に、15×15升目で、
聖目が5段目に4点有る、

日本最古(韓国主張)将棋盤(?)が、出土

している。なお”判定したのは、日本の研究者である”
とされる。今回はこれが大将棋の盤であったとすると、

本ブログの、普通唱導集大将棋の存在にとっては特に、
決定的な打撃になる

という点について、指摘する。根拠から、初めに書い
てしまおう。本ブログの

普通唱導集大将棋は、モンゴル帝国を降伏させる願い
が込められているが、東福寺難破船の乗組員には、
諜報的活動も可能と見られる、”敵国”の者が居ると
考えられるから

である。
 では、説明を続ける。
 言うまでも無く、モンゴル帝国の来襲は13世紀で
あったが、西暦1320年代の時点で、モンゴル帝国
は健在でかつ、高麗もそれに隷属したままである。
 であるから、これから交易という平和目的で向かう
のが建前の船の中で、

乗組員には、元王朝の人間も、高麗の人間も居るにも
係わらず、日本人の間だけとはいえ、モンゴル帝国降
伏を願うゲームを選択的にするというのは、相当に不
自然

である。なお本ブログでは、敵国降伏の将棋は、盤が
13升目であり、出土した盤の15升目とは違うと見
る。が、

普通唱導集大将棋も存在した上で、後期大将棋が船の
中では指されてたと仮にして、それとの違いが、
元王朝や高麗の乗組員に、判るとは考えにくい

と思う。なお、普通唱導集大将棋がモンゴル帝国降伏
の呪術目的である事は、

普通唱導集の著作を指揮した良季が、亀山天皇の
祈祷寺の一つを狙った施設の僧侶だった

という点から主に、本ブログは割り出している。
 本当に、”新安沖沈没船で後期大将棋が指されてい
た”という論が、確定してしまうと、
後期大将棋は、闘獣棋の類として、鎌倉時代には、
普通唱導集に唄われたように指されただけという説が、
正しい事になってしまい、本ブログにとって、

本ブログモデルの普通唱導集大将棋は、存在しないと
いう旨の、最悪のシナリオが確定してしまう

と、ほぼ断定できるように、私には思える。
 事態は、以前が五目並べ用の遊戯盤とされたものが、

韓国により、ほぼ最古の将棋盤と主張されるようになっ
ている。であるから、楽観視は全くできない状況

と、本ブログの立ち位置からは、認識すべきであろう。
 本ブログでも、これからもこの遺物は

”新安沖沈没船出土の、将棋盤(?)”と表記する

が将来”(?)”が取れてしまう時代が万が一来ると、

本ブログのこれまでの議論にとっては、決定的な打撃

になると、以降は、はっきりと認識しておこうと考え
ている。(2019/06/25)

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