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雲南省保山市に碁石生産地の永子囲碁。大会も。(長さん)

以前に、雲南省大理市の囲碁関連施設として、
テーマパークの天龍八部城内の囲碁造形物を
紹介した。また日本で現在使用している碁盤
に、中国雲南省産が多い事も述べた。
 今の所、大理国時代まで遡る、囲碁に関す
る情報は、確たるものは、本ブログでは得ら
れていない。ただし概ね、明王朝より後、
雲南省の西部の保山市で、永子囲碁という、
碁石の特産品が製作され、

明王朝の王宮でも献上されて使われた

という話がある。元王朝より後は、中国雲南
省の元大理国の領域も、必然だろうが、囲碁
文化圏に復帰したと考えて、良さそうである。
 なお、近々西暦2019年12月24日か
ら27日まで、2019中国・保山「永子杯」
国際囲碁大師戦が開催されるという旨の情報
が、web上には3箇所程度有る。
 大会の場所は中国雲南省保山市の永子棋院
という所だそうである。保山市の永子棋院は、
豪壮な楼閣造りの8階建てだそうだ。全館が
囲碁の専用施設という、すこぶる金回りの良
さそうな施設である。
 なおweb上では”永子棋院は、言うまで
も無く永子囲碁にちなんだ施設で、永子囲碁
については、500年ないし1200年以上
前から碁石が制作されたとの旨のものである”
と日本のマスコミでも紹介されている。尚、

途中の700年が”中抜き”で、その部分が
日本の将棋に、実は置き換わっている

というのが、本ブログのこれまでの論である。
 更に”2019の国際囲碁大師戦では、同
時に「囲碁と総合パーク建設シンポジウム」
も行われる”との事である。中華人民共和国
の領土内となっているから当然だが、雲南省
の囲碁文化圏内としての傾向は、今後益々強
まりそうである。
 ちなみにwebを見れば判るが、囲碁だけ
で無く、中国シャンチーも、雲南省保山市の
永子棋院では、関連文化の文物として、しば
しば行われるとの事のようである。(2019/12/19)

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