SSブログ

ダルヴェルジン・テパ遺跡型遺物は動物種多数(長さん)

ウズベキスタンのダルヴェルジン・テパ遺跡
から、将棋駒とも疑われる、2世記の象と駱
駝の、貴金属製立体駒状物品が出土している
事は良く知られ、本ブログでも以前に紹介し
た。この物品が、将棋駒では無いというのが、
本ブログの論である。象駒が走象ではなくて、
臥象を表しているように見えるというのが、
将棋駒説に反対する根拠であった。さいきん
webで、オークションでシルクロード遺物
が出展されているのを見かけた。発掘地は
アフガニスタンと主張され、宝石を成形して
作られ、成立年代は良く判らない。
 動物種は象に似た太った図体のもので、
長い鼻が無いピース(右)を、ダルヴェルジ
ン・テパ遺跡の象の造形物と並べると、以下
のようになる。この2つの物品は、カテゴリー
が同じ物のように私には見える。

象パーツ.gif

つまり、ダルヴェルジン・テパの屈んだ象と
駱駝は、この象のようなカバのような青い動
物の像と、何に使うのか、私にははっきりし
ないが、とにかく用途が同じなのではないか。
 なお、今回紹介したアフガニスタンの宝石
製の像は4個あり残りは、狼、鷲、大トカゲ
のような生き物と、このカバ象である。ちな
みに、歩いているように私に見えるのはトカ
ゲの像だけで、上記4つのアフガニスタンの
オークション遺物も、残りは屈んでいる。

そもそもアフガニスタン遺物に馬は無いので、
大局将棋の立体駒なら話は別だが、動物種は
将棋の類のものではない。

だから、アフガニスタンの遺物が将棋駒とは、
下に支えの台が有っても、ちょっと考えにく
い。ダルヴェルジン・テパ遺跡の象と駱駝は、

アフガニスタン出土出展品の類の疑いがある

のではないか。よって、このwebの情報か
ら私が、ダルヴェルジン・テパ遺跡の遺物は
将棋駒の類では無いのではないかと、益々考
えるようになったのである。(2020/01/21)

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー