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富山県富山城下町跡から2014年に金将駒(長さん)

富山県と言えば、貴重な室町時代駒、石名田木舟
遺跡駒(福岡町)や富山市の郊外の願海寺城遺跡
等、だいたい6箇所の将棋駒の出土が、
天童の将棋駒と全国遺跡出土駒(2003、天童
市将棋資料館)等で知られている。webの情報に
よると、江戸時代の駒として、富山駅により近い
富山市西区で、表題の富山城下町跡から2014
年に、金将駒が1枚出土しているという事である。
これで7箇所目という事になるのだろう。
 情報の出所は、pdfファイル名で、
”18676_1_富山城下町遺跡主要部発掘調査報告書.pdf”
となっているもので、検索してサイトに跳ぶと、
ダウンロード画面に移行するようである。
 そこの、後ろの方の、”図版十二 遺物”に、
金将駒の写真が載っている。

富山城下町金将.gif

前記pdfファイルの63ページ付近に、スケッ
チも載っていて、裏は無地の金将駒、一枚のよう
である。ただし裏に、横に一線、キズのような跡
が見られるようである。
 形からみても出土場所から見ても、この駒は、
江戸時代のものであろう。
 駅近くから出る事からは、鎌倉駒や平泉駒のパ
ターンから、武家屋敷地が個人的には連想される
が、報告書によると街道沿いの町場との事である。
(2020/04/28)

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