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島根県高浜Ⅰ遺跡の出土将棋駒は”口将”(長さん)

島根県出雲市の高浜Ⅰ遺跡は、戦国時代の小将棋盤
の出土が著名である。その他、将棋駒も少数出土し
たとされたが、書いてある駒名の字が読めなかった
とされてきたと認識する。
 しかるに最近だと思うが、web上に紹介された
その当時の発掘の報告書によれば、

出土した駒は、裏不明の口将らしい。

では紹介する。
 将棋駒は、web上にpdfファイルで、スケッ
チが公開されている。私には、正直そう読めないが、
発掘者により、下の字が”将”と読まれた模様であ
る。よって”口将”であり、一例として金将の疑い
がもたれる。
なお、文献名は島根県教育委員会(2019年3月)
の”高浜Ⅰ遺跡(三区)”で、48ページに、
多少小さい小将棋の将棋盤のスケッチ図と共に、
問題の将棋駒が載っている。pdfファイル名は、
次の通りである。
36069_1_高浜Ⅰ遺跡3区.pdf
 何れにしても、戦国時代とみられる将棋駒の字が
読めてきた事は、たいへんありがたい事である。
(2020/05/25)

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