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岡山県岡山市南方遺跡で2010年に成”と金”歩兵駒(長さん)

岡山県教育委員会による、2012年の南方遺跡
と題する発掘調査報告書によると、幕末のものと
見られる、

歩兵駒のように見える将棋駒が1枚出土

したとの事である。web上にpdfファイルが、
たぶんだが最近公開されていて、file名は、
以下の通りである。

12935_1_南方遺跡.pdf

私のアクロバットリーダーの調子が悪いのか。
このweb上のpdfのfileは、ページ送り
すると応答が無くなる。ともあれ。
 現地は岡山県岡山市北区にあり、岡山法務総合
庁舎建設に伴う発掘調査を、西暦2010年前後
に行い、そのとき出土したとの事である。更に現
場は、幕末に[三谷」家という、武家と見られる
屋敷が有った跡らしい。
 写真は報告書に載っていない。小さく書かれた
将棋駒のスケッチがあり、消えかかっているよう
だが、成りと(金)歩兵と書かれた駒のように、
私には見える。歩の止の中央縦棒と少の同じく中
央縦望が、:の形で残り、裏は一字”と”だった
のだろう。”く”部分だけ残っているように、書
かれている。なお墨書きについて、報告書に言及
は特に無いようだ。
 岡山県では前世紀の終わり、西暦1996年頃
に、岡山城二の丸跡から、成り龍馬角行駒が1枚
出土している。が、それ以外に本ブログ管理人に
は情報が無く、珍しい将棋駒の出土となった。
今後も県内から更に何か、遊戯史に関わる史料が
出て来るように、祈りたいと考える。(2020/06/03)

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