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山口県宇部市の山口大学医学部構内遺跡で陶器金将(長さん)

以前に述べた奈良文化財研究所の
全国遺跡報告総覧データベース(urlは、
https://sitereports.nabunken.go.jp/ja
の中にある発掘調査報告書によると、
西暦2004年前後の調査で、表題の山口県
宇部市の山口大学医学部構内遺跡で、陶器の
成不明だが金将駒が出土したとの事である。

山口県宇部市山口大学.gif

pdfファイル名は、
16510_1_山口大学埋蔵文化財資料館年報平成16年度.pdf
となっていて、そのpdfの31ページに、
陶器の金将の写真がある。報告者は、
山口大学埋蔵文化財資料館で、文書名は
”山口大学埋蔵文化財資料館年報2”となっ
ている。
 出土駒は、裏面が不明であるが金将であり、
報告書によると、”近代のものである”とい
う事である。陶器の将棋駒の出土は九州のも
のが前世紀から知られていて、本州では、
京都市で出土したものが、最近では有名になっ
た。
 残念ながら、山口大学構内から出た将棋駒
は、古いものでは無さそうだが。陶器製の
将棋駒は近代にも有ったが、少なくとも、だ
んだん廃れた事が推定できる遺物であると、
考えられるだろう。(2020/06/16)

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