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15°走り、30°走りの駒の升目動きルール(長さん)

以前、チャンギ象のatn(2/3)が33°.690、
桂馬や八方馬のatn(1/2)が25°.565
位という話を、本ブログではした。なお、
グランドアセドレフ等の麒麟のatn(1/3)は、
三角関数表により、18°.435位との事である。
 これらは、たとえば順に、斜め真っ直ぐ斜め、
真っ直ぐ斜め、真っ直ぐ斜め真っ直ぐに、駒を升目
上で動かせば、その角度になる。では、
45°の1/3と2/3である、15°と30°の
走りは、現実してどのように走らせたらそうなるの
であろうか。回答から書くと、

意外だが15°も30°も簡単

という結果になった。では、続きを書く。
 web上に√3の、近似分数が出ている。それに
よると、真値との差を含めて次の値になる。
19/11=1.72727・・・差0.004778
97/56=1.7321428・・・差0.000092・・

97/56が√3に近いとの話は、とても良い情報

である。
それに対し19/11は使いやすそうだが少し遠い。
ちなみに、tan(15°)=2-√3、
tan(30°)=1/√3である。
 個人的に電卓で探したところ、

26/15=1.73333・・・差0.0012825・・

と168/97=1.7319587・・差0.000092・・が見つかった。
後者は、web上の情報の方が上出来だ。
前者はかなり良く、粗くてよい場合は使いたい。
なお、よって

2-√3≒4/15という事になる。

だから、15°のケースは、
縦斜め縦縦縦斜め縦縦縦斜め縦縦縦斜め縦
程度の繰り返しで、当座充分という事になる。
なお、56を分母にする15/56のケースは、
4回、これを繰り返すのだが、
最後の方で、”縦斜め縦縦縦斜め縦”の7つを、
”縦斜め縦”の3つに、4つ減らすだけではある。
 次に、30°の√3の方であるが、97/56
も、比較的均し易いのに私は気がついた。
 斜め縦斜め縦斜めで構成される5個の単位を5、
斜め縦斜め縦斜め縦斜めで構成される7個の単位を
7として、
577757775777577
と繰り返すと、この数は合計で97であり、かつ”
斜め”はちょうど56個入って56/97になる。
 まあ26/15の方でも単純に5777だが。
15°や30°走りも、余りにも細かく考えなけ
れば、現実には何とかなるようである。(2020/06/17)

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