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愛媛県松山市小坂遺跡より石製将棋駒出土(長さん)

 以下の発掘調査報告書が奈良文化財研究所の、
全国遺跡報告総覧のデータベース(urlは、
https://sitereports.nabunken.go.jp/ja
の中にあり、web上に公開されているが、
表題愛知県松山市小坂遺跡より将棋駒が、西暦
2006年前後に出土している。公開されてい
るpdfのファイル名は、以下の通りである。

11576_2_束本遺跡9次・10次調査小坂遺跡1次~6次調査中村松田遺跡5.pdf

そこの118ページに将棋駒のスケッチ図が
記載されている。残念ながら、墨跡が消えてし
まい駒名は、判らないようである。報告書に、
複数の遺跡名が並んでいるが、小坂遺跡で西暦
2006年頃に発見されたようであり、

滑石(石製)であるとの旨が、114ページ
に書かれている。

成立期は、中世~近代という以外不明である。
発掘者は、江戸時代のものと見ているようであ
る。
 前後したが、発掘報告書の書名は次の通り。
松山市文化財調査報告書153、
束本遺跡(-9次・10次調査)・小坂遺跡
(-1次~6次調査)・中村松田遺跡(-5次
・6次調査)、本文偏、2011年、
財団法人松山市文化・スポーツ振興財団、
埋蔵文化財センター
 頭のトンガリが将棋駒にしてはやや鋭角で、
将棋駒を意識して作られた事は確かだが、

本当に将棋に使用したのかどうかは不明

ではないかと私見する。時代は極端に古い
可能性は少なそうである。当時から農村部で
あったとされており、何の為に作ったもの
か、にわかには判断しにくいと私は思うが。
不思議な物品が、愛媛で出土したものである。
(2020/06/25)

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