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新安沖沈没船に”ままこ立て”荷札?(長さん)

成書に、流通品の識別荷札として紹介されて
いるように思えるが、スケッチを小さく転記
したような、遊戯類の”ままこ立て”記載木札
が、以下の成書に出ている。
図解・日本の中世遺跡、小野正敏編集、
東京大学出版会、西暦2001年。
この成書のⅥ流通と消費、1焼物の流通・消費
の170ページの中段左の方に、左2枚の、明
らかに物品名や数量を書いたフダの、右隣中央
に、”まここて”のようでもあるし、読みよう
によっては、

ままこ立てのようにも見える、ゲーム具の種類
を表示したようにも取れる札

がある。

新安沖ままこ立て.gif

なお、更に右の2枚は、流通品か、符号か何か
かもしれないし、次は私には、呪術札が混ざってい
るようにも見える木札のようなものが、記載さ
れているようである。
 船内からは、碁石が確か出土しているし、
15升目の将棋盤(?)も出土しているので、
新安沖沈没船の船内でゲームが暇つぶしに、行
われたという、別の証拠史料になるかもしれな
いと、私は淡く期待する。(2020/09/29)

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