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宮城県新田遺跡の五角形木札に人姿の絵?(長さん)

奈良文化財研究所の発掘報告書のデータベース
全国遺跡報告総覧の中にあって以前紹介した事
のある、根付のように穴の開いた将棋五角形の、
鎌倉時代の結構古い将棋駒を象ったとみられる
木札の模様について、今回は書く。

以前に紹介したとき、何が書いてあるか不明と
述べた。が、そうではなくてよく見ると、人の
姿の絵が、薄く描いてある可能性がある。

私がざっと書くと絵は、下のような感じである。

宮城県新田遺跡駒絵.gif

なお遺跡の名称は、宮城県多賀城市の新田遺跡
で、以下の発掘報告書のpdfファイルがwe
b上にある。
9690_1_新田遺跡.pdf
五角形木札は、終わりの方の図37に写真が有
る。西暦1985年頃と、かなり古い時代の
発掘結果である。将棋駒とは認められなかった
ので、大きく知られる事は無かったようだ。
 14世紀初成立の”出土駒”であるとの旨、
報告書には記載されているようである。
 絵から今でも、男子トイレの使用中の札とし
て使えそうな感じが、私にはするが。実際に、
何に使用したのかは、残念ながら手がかりにな
るものが、余り無いようである。
 解読が進めば、残念ながら将棋駒で無い事が、
ますます明らかになってきそうだ。(2020/09/30)

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