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水無瀬兼成の西暦1585年の駒納入日誌は無い(長さん)

以前に、水無瀬駒の発祥年に関して、よみがえる
中世2”本能寺から天下一へ大坂”(1989)
平凡社に10年の誤記の有る疑いがある旨述べた。
西暦1595年発祥ではなくて、西暦1585年
水無瀬兼成が72歳のとき、奮起して、まとまっ
て、将棋駒を水無瀬兼成は書き始めたのでは無い
か、との旨であった。その後、webの情報を当っ
たところ、将棋駒の作者として著名な熊澤良尊氏
のブログに、

西暦1590年以前に、将棋馬日記(駒納入記録)
が無く、不明

との旨が判った、サイトは次の通り。
https://blog.goo.ne.jp/ykkcc786/s/
熊澤良尊の将棋駒三昧
2010-03-31 01:06:07”将棋駒工房”

”将棋駒工房の看板。1年前の写真を使って、ブ
ログの書き込みテスト・・・。
◇23日付 日本経済新聞 文化面  原文 
   「水無瀬駒・王道の歩み」   熊澤良尊”

ブログの記事内容から西暦2010年3月23日?
の日本経済新聞 文化面にも、同じ記事が載った
ようである。

結論は表題の通りで、史料が無い

ようである。言い伝えが、何処かにあったのを、
よみがえる中世2”本能寺から天下一へ大坂”
(1989)平凡社では、そのまま書いた疑いが
濃そうだ。
 ちなみに後陽成天皇に、西暦1590年に、
水無瀬兼成が将棋駒を贈った事は、確からしい。
その時点で、正親町上皇に薦められた可能性は否
定できない。そのケースには5年、言い伝えに錯
誤が有ると言う事になるのだろう。(2020/10/15)

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