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高槻市市長対島本町町長の中将棋結果(長さん)

2020年10月3日に開催されたと聞く、
大阪の高槻市市長対島本町町長の、中将棋
の娯楽の対局の模様が、web上に少しづ
つ増えてきたようだ。
 たとえば以下のサイトにその紹介がある。

https://ameblo.jp/taetae-yas/entry-12629188042.html

紹介したのは”将棋と韓国語と少女時代”
アメーバブログ管理人ヤッスー氏のページ。
結果は、通常のルールでは指し掛けで止め
であったようだが。予め、各駒の点数を決
めておいて、残り駒点数で勝敗をつけたよ
うである。詳細、本ブログの管理人は知ら
ない。ともあれ結果、日本将棋アマチュア
初段の資格を持つという、高槻市濱田市長
が勝ちと判定されたそうである。以下は、
紹介したブログに示された、と途中局面で、

島本町の山田町長がかなり苦戦だが、両者
マトモな中将棋を指している

と見て取れる。

高槻島本中将棋.gif

局面、▲五十飛車と、高槻市市長が5五位
置の、後手の龍馬取りを掛けた所だと見ら
れ、基本は△2二龍馬と引くしか無いと、
私は見る。しかし先手には次に▲8七龍王
(2七)と、後手の8ニ位置の獅子取りを
掛けながら、2七位置の浮いた龍王の悪形
を消す手段が有る、そのため、先手に少し
余裕が感じられる。先手の獅子には、この
画面で解説者の体が邪魔になり、よく判ら
ないが、たぶん繋ぎ駒は無いようだ。以上
の事から、ともかく先手は、これ以上獅子
が後手陣に踏み込むのは無理だが、中央部
の制圧は間近だ。
 指し掛け時の取り込駒を見ると、先手は
図の局面で9八位置の小駒の銅将を繰り出
して、捨て駒にした形跡が無い。よって、
先手はその後、ゆっくり9八位置の銅将を
進めて行く駒数多数将棋、独特の指し方を
しなかった事が推定される。だからその、
”大味攻め”の欠陥を突いて、後手は先手
の前段に出た獅子の虐めに集中する同じく
中将棋独特の戦法に、より熟達していたと
すれば、後手の山田町長には、この状況で
はまだまだ、

逆転のチャンスが有ったのではないか

と、私には疑われた。何れにしても、両者
の対局は、駒数多数将棋の対局としては、
日本将棋の森内俊之九段の中将棋参入以来、
久々に、社会的にインパクトが有ったイベ
ントになった。(2020/11/18)

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