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愛知県豊橋市の吉田城跡から磁器製桂馬(長さん)

以下も、奈良文化財研究所の発掘報告書
データベース”全国遺跡報告総覧”
の中に収録されている、発掘報告書よりの
情報である。愛知県豊橋市の吉田城跡より、
西暦1994年頃に、表題のように磁器製
の桂馬駒が一枚出土しているようだ。
江戸時代成立で武家屋敷跡とみられている。

愛知県吉田城桂馬.gif

発掘報告書の表題は以下の通り。
愛知県埋蔵文化財センター調査報告書
第59集 吉田城遺跡Ⅱ
愛知県東三河事務所地点の調査
1995年、
財団法人 愛知県埋蔵文化財センター。
東三河総合庁舎建設に伴うもので、
愛知県豊橋市の八町通にある遺跡である
という事だ。
web上のpdfファイル名は、
以下の通りである。
17305_2_吉田城遺跡2.pdf
将棋駒の写真は、2つ目のpdfの最後の
方にある”図38”の”近世の遺物(16)
人形類・木製品”に載っている。木製には、
私には見えない。
なお、遺跡の報告書の表題自体は、以下の
名称の別のpdfファイルが前付けで有る。
17305_1_吉田城遺跡2.pdf
説明も下の別ファイルにあり、文字は染付
と記載されている。
正確な成立年代は、判らないようである。
 同様な遺物を本ブログで過去、複数紹介
した。少なくとも愛知県でも近世、磁器製
の駒が盛んに使われた事は、確かなようで
ある。(2020/11/28)

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