鳥獣戯画の将棋盤は何故布製なのか(長さん)
ずっと以前に取り上げ、言及している可能性が有る
が、通説では表題の鳥獣戯画の将棋盤問題は、貧困
によるものだと考えられているように、本ブログの
管理人は了解している。武家は、切り込んできた相
手の刀を受ける用途にも、将棋盤を用いるほど財が
潤沢だが、庶民には入手困難なので、和紙か通説の
ように、布に筆で升目を書き、将棋を指したという
意味である。
しかし考えてみれば、将棋駒を木で作れる余裕が
有るのに、将棋盤は布というのも不自然だ。ここで
は、「風紀担当者が不意に査察した時に備えて、8
升目盤や9升目盤を、挟みで数秒で切り落し、7×
7升目盤に改造する為」との別説を提示する。
鳥獣戯画の将棋盤の不思議は、隣接して囲碁を
碁盤で打っている絵が有る点との比較から、歴然と
している。貧困で、将棋盤の入手が困難な庶民を描
いたの絵だからという説明は、鳥獣戯画だけ見ると、
その対比が際立っている効果によって、むしろ尤も
らしく見えるから皮肉である。
しかし、本ブログで画像処理をした範囲では、
将棋駒は、木製の頂点が鈍角な普通のタイプのよう
であり、ベニヤ板状の薄板を使ったとしても、その
薄板の原料の中に、将棋盤に転用可能な程度の大き
さの材料が、将棋駒製作の段階で存在し無かったと
は、到底考え難い。
そもそも木材が我が国で、平安末頃には現代より、
入手困難とも考え難い。とすれば、
通説は、疑問
ということになる。
他方、平安末に海龍王寺で、「僧職の大将棋と
将棋が禁じられていた」という史料が知られている。
仮に、鳥獣戯画の将棋が7×7升目であり、酔象駒
が有り、本ブログが名づけた
平安小小将棋という名称は、無かったとすれば、規
則のその項の文言に違反して居無いと、誤魔化せる
とは考えられる。すると、当然だが寺の風紀担当が、
住職の命令で、下級僧の様子の見回りに来たときに、
元々は、9×9升目型でかつ、二中歴記載の酔象の
無い将棋を指していても、予備の酔象を2枚、万が
一の為に用意しておいた上で、ハサミも在り、
9×9升目の盤を、とっさに裁断して7×7升目に
してしまえば、言い訳には有利
という事になる。酔象は皇族将棋で「下世話」と言
われて外されていたので、標準型の9升目将小将棋
を指していたという事にはならず、かつ盤は7升目
なので、「名無しゲーム」使って、博打は確かにし
ていたで誤魔化せたのかもしれない。現実には9×
9、8×8の各種の小将棋と、7×7の小小将棋で
賭博は行われていたのであろうが。風紀担当にして
みれば、元規範として権威が有ったとも考えられる
海龍王寺標準の風紀規則を、その寺にだけ、厳しい
ように書き換えるのも、住職連合会議で議題にして
決定し無ければならない等、手続き上面倒なので、
刑罰は、皇族9×9升目平安小将棋を指して賭博を
するよりも、7×7升目平安小小将棋を指して賭博
する時の方が、確かに軽くて済んだのかもしれない。
以上の事から、鳥獣戯画のように角が崩れたよう
なやや歪で「木製将棋盤では無い」が通説である、
あり合せの布で、賭博将棋を寺で指していた方が、
薄板とは言え、とっさに秒単位では改造は出来ず、
かつ、保管中に折り畳め無いので、丸めて小さく出
来る布将棋盤に比べて見つかり易い板状の将棋盤で
将棋を指すよりも、より「安全」と考えられたと、
推定は一応出来そうである。その為、少なくとも僧
が参加していると知られる場所で、下級層が博打で
将棋を指す時には、布製と違って、木製の将棋盤は
使わないという習慣に、取って代わった姿が、戯画
で正しく示されているのではあるまいか。
つまり、平安時代末から鎌倉時代の早期頃に掛け
て、駒数の少ない将棋には、
9×9や8×8升の平安将棋や、7×7升の平安
小小将棋が混在していて、プレーヤはだいたいどの
将棋も指せた。
以上のように、私は考えを改めるように直近は、
なって来たのである。(2024/10/31)
が、通説では表題の鳥獣戯画の将棋盤問題は、貧困
によるものだと考えられているように、本ブログの
管理人は了解している。武家は、切り込んできた相
手の刀を受ける用途にも、将棋盤を用いるほど財が
潤沢だが、庶民には入手困難なので、和紙か通説の
ように、布に筆で升目を書き、将棋を指したという
意味である。
しかし考えてみれば、将棋駒を木で作れる余裕が
有るのに、将棋盤は布というのも不自然だ。ここで
は、「風紀担当者が不意に査察した時に備えて、8
升目盤や9升目盤を、挟みで数秒で切り落し、7×
7升目盤に改造する為」との別説を提示する。
鳥獣戯画の将棋盤の不思議は、隣接して囲碁を
碁盤で打っている絵が有る点との比較から、歴然と
している。貧困で、将棋盤の入手が困難な庶民を描
いたの絵だからという説明は、鳥獣戯画だけ見ると、
その対比が際立っている効果によって、むしろ尤も
らしく見えるから皮肉である。
しかし、本ブログで画像処理をした範囲では、
将棋駒は、木製の頂点が鈍角な普通のタイプのよう
であり、ベニヤ板状の薄板を使ったとしても、その
薄板の原料の中に、将棋盤に転用可能な程度の大き
さの材料が、将棋駒製作の段階で存在し無かったと
は、到底考え難い。
そもそも木材が我が国で、平安末頃には現代より、
入手困難とも考え難い。とすれば、
通説は、疑問
ということになる。
他方、平安末に海龍王寺で、「僧職の大将棋と
将棋が禁じられていた」という史料が知られている。
仮に、鳥獣戯画の将棋が7×7升目であり、酔象駒
が有り、本ブログが名づけた
平安小小将棋という名称は、無かったとすれば、規
則のその項の文言に違反して居無いと、誤魔化せる
とは考えられる。すると、当然だが寺の風紀担当が、
住職の命令で、下級僧の様子の見回りに来たときに、
元々は、9×9升目型でかつ、二中歴記載の酔象の
無い将棋を指していても、予備の酔象を2枚、万が
一の為に用意しておいた上で、ハサミも在り、
9×9升目の盤を、とっさに裁断して7×7升目に
してしまえば、言い訳には有利
という事になる。酔象は皇族将棋で「下世話」と言
われて外されていたので、標準型の9升目将小将棋
を指していたという事にはならず、かつ盤は7升目
なので、「名無しゲーム」使って、博打は確かにし
ていたで誤魔化せたのかもしれない。現実には9×
9、8×8の各種の小将棋と、7×7の小小将棋で
賭博は行われていたのであろうが。風紀担当にして
みれば、元規範として権威が有ったとも考えられる
海龍王寺標準の風紀規則を、その寺にだけ、厳しい
ように書き換えるのも、住職連合会議で議題にして
決定し無ければならない等、手続き上面倒なので、
刑罰は、皇族9×9升目平安小将棋を指して賭博を
するよりも、7×7升目平安小小将棋を指して賭博
する時の方が、確かに軽くて済んだのかもしれない。
以上の事から、鳥獣戯画のように角が崩れたよう
なやや歪で「木製将棋盤では無い」が通説である、
あり合せの布で、賭博将棋を寺で指していた方が、
薄板とは言え、とっさに秒単位では改造は出来ず、
かつ、保管中に折り畳め無いので、丸めて小さく出
来る布将棋盤に比べて見つかり易い板状の将棋盤で
将棋を指すよりも、より「安全」と考えられたと、
推定は一応出来そうである。その為、少なくとも僧
が参加していると知られる場所で、下級層が博打で
将棋を指す時には、布製と違って、木製の将棋盤は
使わないという習慣に、取って代わった姿が、戯画
で正しく示されているのではあるまいか。
つまり、平安時代末から鎌倉時代の早期頃に掛け
て、駒数の少ない将棋には、
9×9や8×8升の平安将棋や、7×7升の平安
小小将棋が混在していて、プレーヤはだいたいどの
将棋も指せた。
以上のように、私は考えを改めるように直近は、
なって来たのである。(2024/10/31)
岩手県平泉町柳之御所遺跡歩兵に右八ケ歩文字(長さん)
今回は、天童の将棋駒と全国遺跡出土駒に
写真で紹介されている、平泉の柳之御所
遺跡第28次調査出土、成り「ケ」金歩兵
駒に関し、特定の成書に載っている写真を、
普通に
画像処理すると「右八ケ(個の意味)少」
と読めるような文字模様が現れ、
8×8升目の将棋を指している事を示唆
しているように見えるという、重大な指摘
である。
この将棋駒は成書「天童の将棋駒と全国
遺跡出土駒」、西暦2003年、(山形県)
天童市将棋資料館の、第25ページ、
2.柳之御所28次遺跡(岩手県)の、
左側(ページ左下隅)に載っている事で、
従来よりよく知られている。
問題の成書は、次の通り。
日本史リブレット「都市平泉の遺産」、
入間田宣夫、2003年、㈱山田出版社。
その、第082ページ付近の、写真図版の、
左上隅に問題の柳之御所歩兵駒の像が在る。
将棋駒の画像処理写真は、以下の通りで
ある。
上図のように、大きな歩兵の字の右中段
に、書く位置の左右を間違えているものの、
比較的整った漢字で細く、「右八ケ(改行
し左下)少」と読めるような模様が刻まれ
ているか、ないし書かれているようにも私
には見える。
「歩兵の八個は、1升目前に歩む駒である」
の意図のように、「少」の上部に「止」が
仮に有るとすれば、解釈出来るような気も
する。
指している将棋が、9升目の将棋類では
無く
て、柳之御所では、8×8升目の将棋を
平安小将棋として指していたとも解釈出来
大発見だ。有ったら良いなと、喉から手が
出そうな、出土遺物の墨跡文字列である。
なお、同類の画像処理を、同じく天童の
将棋駒と全国遺跡出土駒に記載の写真で
すると、以下の通りになる。
「歩」の下とも解釈出来る「少」の字は、
微かに浮き出るが、その他の模様はあまり
はっきりし無い。
出土将棋駒には、駒の動かし方に関する
ルールが、点や線を書いて示してあるよう
な例が有り、基本何んでも書けるのである
から、簡単なルールが付記されていても、
おかしくは無いのだが。今のところ、書籍
写真の単純な画像処理であり、出土遺物を
使った訳では無いので、この状況には正直、
本ブログの管理人も、まだ半信半疑だ。
実際の出土駒で、最新の画像分析が必要
だという事を、少なくとも今世紀の初頭前
後のより以前の、比較的古くに、出土した
将棋駒に関しては全て言えるとの感触を私
には抱かせた。
なお、前記紹介の山田出版社の書籍は、
古本で税込み220円で入手したが、それ
は定価の1/4程度の値段であったようだ。
最安値で勝つとは、ひょっとしてこの
ような事を言うのであろうか。(2024/10/30)
写真で紹介されている、平泉の柳之御所
遺跡第28次調査出土、成り「ケ」金歩兵
駒に関し、特定の成書に載っている写真を、
普通に
画像処理すると「右八ケ(個の意味)少」
と読めるような文字模様が現れ、
8×8升目の将棋を指している事を示唆
しているように見えるという、重大な指摘
である。
この将棋駒は成書「天童の将棋駒と全国
遺跡出土駒」、西暦2003年、(山形県)
天童市将棋資料館の、第25ページ、
2.柳之御所28次遺跡(岩手県)の、
左側(ページ左下隅)に載っている事で、
従来よりよく知られている。
問題の成書は、次の通り。
日本史リブレット「都市平泉の遺産」、
入間田宣夫、2003年、㈱山田出版社。
その、第082ページ付近の、写真図版の、
左上隅に問題の柳之御所歩兵駒の像が在る。
将棋駒の画像処理写真は、以下の通りで
ある。
上図のように、大きな歩兵の字の右中段
に、書く位置の左右を間違えているものの、
比較的整った漢字で細く、「右八ケ(改行
し左下)少」と読めるような模様が刻まれ
ているか、ないし書かれているようにも私
には見える。
「歩兵の八個は、1升目前に歩む駒である」
の意図のように、「少」の上部に「止」が
仮に有るとすれば、解釈出来るような気も
する。
指している将棋が、9升目の将棋類では
無く
て、柳之御所では、8×8升目の将棋を
平安小将棋として指していたとも解釈出来
大発見だ。有ったら良いなと、喉から手が
出そうな、出土遺物の墨跡文字列である。
なお、同類の画像処理を、同じく天童の
将棋駒と全国遺跡出土駒に記載の写真で
すると、以下の通りになる。
「歩」の下とも解釈出来る「少」の字は、
微かに浮き出るが、その他の模様はあまり
はっきりし無い。
出土将棋駒には、駒の動かし方に関する
ルールが、点や線を書いて示してあるよう
な例が有り、基本何んでも書けるのである
から、簡単なルールが付記されていても、
おかしくは無いのだが。今のところ、書籍
写真の単純な画像処理であり、出土遺物を
使った訳では無いので、この状況には正直、
本ブログの管理人も、まだ半信半疑だ。
実際の出土駒で、最新の画像分析が必要
だという事を、少なくとも今世紀の初頭前
後のより以前の、比較的古くに、出土した
将棋駒に関しては全て言えるとの感触を私
には抱かせた。
なお、前記紹介の山田出版社の書籍は、
古本で税込み220円で入手したが、それ
は定価の1/4程度の値段であったようだ。
最安値で勝つとは、ひょっとしてこの
ような事を言うのであろうか。(2024/10/30)
2017年型普通唱導集大将棋酔象微弱入替等銀攻戦法(長さん)
以下取り捨てで、成り駒は有るシンプルな本
ブログ版西暦2017年型13升目108枚制
普通唱導集大将棋で、攻撃過多の弱点が発生し
て、ゲームの出来が悪くなるのかという話題で
ある。
本ブログ版の普通唱導集大将棋では、13升
目の平安大将棋と15升目の後期大将棋の中間
型であるとの説から出発している。つまり現在
の通説では、普通唱導集大将棋は後期15升目
型の後期大将棋と同じであるとの考えが根強い
のである。本ブログの13升目型は15升目型
より、そもそも盤が小さいので攻守で攻撃優勢
となり、元駒の獅子が無い点に大きな差が有る。
しかし更には守りの、悪狼、猛豹、猫叉、嗔猪、
石将が欠けていて、攻撃駒の大大将棋の方行が
入っていて、通説版では初期配列に入っている
獅子が無い分の攻守バランスを取っている。
なお、西暦1300年頃版の本ブログ仮説13
升目108枚型普通唱導集大将棋に対して比較
すると、西暦2017年版では、嗔猪を方行に
変え、2017年の方が、更に攻撃優勢なって
いる。
既に述べたように、そうした上で、以下の
ルールを加えている。
(1)どうぶつ将棋の玉駒トライルールを玉将・
太子に適用する。
(2)酔象は相手に取られたときは、捨てられ
るのでは無くて、向きが相手側に変わって、攻
撃した相手側が、依然酔象として使い続ける
「入れ替え」というルールを導入する。
(3)ただし酔象が、取られたときに向きが変
わって「入れ替え」になるのは、直前に、その
酔象で攻めて、当の相手の駒を取っているとい
う事が無い、その酔象に関してだけである。
(4)猛牛と飛龍は跳ぶか、相手第1歩通過駒
を取るかの「踊り駒」である。がただし、隣接
第1升目へは、踊っている最中に止まれないも
のとする。将棋纂図部類抄の記載の要領である。
(5)酔象を捕獲する際の「入れ替え」ルール
に関して、踊り駒である獅子・飛龍・猛牛の第
1歩のケースを含めて、全ての駒に関して前記
「入れ替え」というルールを導入している。
これは一般の、提婆・無明・教王・法性駒の、
摩訶大大将棋等の入れ替えルールと要領は同じ
でかつ、大阪電気通信大学の摩訶大将棋の、
そのルールとも、要領は同じとみられる。
以上の、特殊ルールないし注記をしたルールの
拡張ルール・ゲームに関して、今回は、玉将の
守り小駒が、酔象、2×金将、2×銀将、2×
猛虎(盲虎とルール同じ)の7枚から、
酔象、2×金将、2×猛虎の5枚にしたときに、
ボロボロと陣が崩れるような将棋ゲームになる
のだが、戦略として高段者が、そればかりを
採用する難点が無いのか
という点について考察した結果を以下に述べる。
仮に、前記7枚守り戦法を「銀侍従駒戦法」、
5枚守り戦法を「銀攻参加戦法」と呼ぶとして、
相手が「銀侍従駒戦法」、「銀攻参加戦法」の
どちらを取った場合にも、「銀攻参加戦法」の
「銀侍従駒戦法」に対する優位性は、発生し無
いので、このゲームに出来の悪さは特に無いと
結論出来れば、問題が無い事になる。
今回チェックした結果以下の事実が判明した。
すなわち、タスキ掛けに相手が「銀侍従駒戦
法」を、味方が「銀攻参加戦法」を取ると、
弱攻撃では味方弱陣も崩れず、確かに味方は
優位なのかもしれないが、味方にとって相手は
強陣の為に、弱陣側が、銀を攻撃に参加させて
も、銀攻撃参加に大きな効果が現実には現れず、
つまり強陣側が崩れ無いようになり、銀攻参加
の攻撃強化の効果が、さほど出ない無い。
実際には一方だけ「銀攻参加戦法」を取った
場合には、攻守のバランスの取れた将棋になっ
て、互角の攻め合いが、双方「銀侍従駒戦法」
を取ったときと、ほぼ同じように続く事が、
以下のように判った。
ので、プレーヤが2人共に「銀攻参加戦法」
を、敢えて取る傾向が無くなるとみられ、その
為、双方「銀攻参加戦法」を取ら無くなれば、
ボロボロと陣が崩れるような、ディフェンス過
少難点(攻守で防御が、攻撃に対して弱すぎる
という難点)が発生し無いので、
自分は「銀侍従駒戦法」を取れば、いつも急戦
ゲームにならず、バランスの取れ無い出来の悪
いゲームはし無くても済む
事が判った。だから、このゲームに出来の悪さ
は特に無い。以上が、今回の報告である。
以上の筋書きを理解していただければ判ると
思われるが、相「銀攻参加戦法」になってしま
うのは、「銀攻参加戦法」で「銀侍従駒戦法」
に比べて、銀将の攻撃駒加入によって攻撃力の
増大が特に大きく、
「銀攻参加戦法」のプレーヤが勝つ確率が高い
ゲームになっているというケース
である。
以下は、先手が「銀侍従駒戦法」、後手が
「銀攻参加戦法」で指した指了図であるが、
先手も後手も、ほぼ互角であり、「銀攻参加戦
法」を取った後手が有利にならない。たまたま、
1手差で後手が玉将トライ勝ちをしてはいるが、
僅差勝ちである。
この1局しか、今のところ確認してい無いが。
以下の結論は、かなり有力との感触である。
つまり、
先手に守りの銀が有る効果が、相当に大きかっ
たとみられるのである。
よって、本ブログ版13升目108枚型
普通唱導集大将棋(トライ・酔象弱れ替え追加)
では、たまたま先手・後手、両方共に急戦の好
きなプレーヤが揃わない限り、難点の有る、
詰むのが、簡単すぎる将棋を指す可能性は少な
いのではないかとみられる。つまり、双方
「銀攻参加戦法」を取った場合に、攻守で攻撃
過多となる現象は、取り捨て型将棋ゲームの
一種である、このゲームの出来全般に関して、
大きな問題が有るとまでは言えない。冒頭に
注記したように、西暦1300年頃版の本ブロ
グ仮説13升目108枚型普通唱導集大将棋に
対し、西暦2017年版では、嗔猪を方行に
変えたので、そのために、スレスレまで、攻守
のバランスが、攻撃優勢ぎみに傾いたが。
スピーディなゲームが要求されると見られる
現代に、全くマッチしてい無いとまでは、到底
言えない。
以上のように、今回チェックして、私には結
論出来るように思えて来たのである。(2024/10/29)
ブログ版西暦2017年型13升目108枚制
普通唱導集大将棋で、攻撃過多の弱点が発生し
て、ゲームの出来が悪くなるのかという話題で
ある。
本ブログ版の普通唱導集大将棋では、13升
目の平安大将棋と15升目の後期大将棋の中間
型であるとの説から出発している。つまり現在
の通説では、普通唱導集大将棋は後期15升目
型の後期大将棋と同じであるとの考えが根強い
のである。本ブログの13升目型は15升目型
より、そもそも盤が小さいので攻守で攻撃優勢
となり、元駒の獅子が無い点に大きな差が有る。
しかし更には守りの、悪狼、猛豹、猫叉、嗔猪、
石将が欠けていて、攻撃駒の大大将棋の方行が
入っていて、通説版では初期配列に入っている
獅子が無い分の攻守バランスを取っている。
なお、西暦1300年頃版の本ブログ仮説13
升目108枚型普通唱導集大将棋に対して比較
すると、西暦2017年版では、嗔猪を方行に
変え、2017年の方が、更に攻撃優勢なって
いる。
既に述べたように、そうした上で、以下の
ルールを加えている。
(1)どうぶつ将棋の玉駒トライルールを玉将・
太子に適用する。
(2)酔象は相手に取られたときは、捨てられ
るのでは無くて、向きが相手側に変わって、攻
撃した相手側が、依然酔象として使い続ける
「入れ替え」というルールを導入する。
(3)ただし酔象が、取られたときに向きが変
わって「入れ替え」になるのは、直前に、その
酔象で攻めて、当の相手の駒を取っているとい
う事が無い、その酔象に関してだけである。
(4)猛牛と飛龍は跳ぶか、相手第1歩通過駒
を取るかの「踊り駒」である。がただし、隣接
第1升目へは、踊っている最中に止まれないも
のとする。将棋纂図部類抄の記載の要領である。
(5)酔象を捕獲する際の「入れ替え」ルール
に関して、踊り駒である獅子・飛龍・猛牛の第
1歩のケースを含めて、全ての駒に関して前記
「入れ替え」というルールを導入している。
これは一般の、提婆・無明・教王・法性駒の、
摩訶大大将棋等の入れ替えルールと要領は同じ
でかつ、大阪電気通信大学の摩訶大将棋の、
そのルールとも、要領は同じとみられる。
以上の、特殊ルールないし注記をしたルールの
拡張ルール・ゲームに関して、今回は、玉将の
守り小駒が、酔象、2×金将、2×銀将、2×
猛虎(盲虎とルール同じ)の7枚から、
酔象、2×金将、2×猛虎の5枚にしたときに、
ボロボロと陣が崩れるような将棋ゲームになる
のだが、戦略として高段者が、そればかりを
採用する難点が無いのか
という点について考察した結果を以下に述べる。
仮に、前記7枚守り戦法を「銀侍従駒戦法」、
5枚守り戦法を「銀攻参加戦法」と呼ぶとして、
相手が「銀侍従駒戦法」、「銀攻参加戦法」の
どちらを取った場合にも、「銀攻参加戦法」の
「銀侍従駒戦法」に対する優位性は、発生し無
いので、このゲームに出来の悪さは特に無いと
結論出来れば、問題が無い事になる。
今回チェックした結果以下の事実が判明した。
すなわち、タスキ掛けに相手が「銀侍従駒戦
法」を、味方が「銀攻参加戦法」を取ると、
弱攻撃では味方弱陣も崩れず、確かに味方は
優位なのかもしれないが、味方にとって相手は
強陣の為に、弱陣側が、銀を攻撃に参加させて
も、銀攻撃参加に大きな効果が現実には現れず、
つまり強陣側が崩れ無いようになり、銀攻参加
の攻撃強化の効果が、さほど出ない無い。
実際には一方だけ「銀攻参加戦法」を取った
場合には、攻守のバランスの取れた将棋になっ
て、互角の攻め合いが、双方「銀侍従駒戦法」
を取ったときと、ほぼ同じように続く事が、
以下のように判った。
ので、プレーヤが2人共に「銀攻参加戦法」
を、敢えて取る傾向が無くなるとみられ、その
為、双方「銀攻参加戦法」を取ら無くなれば、
ボロボロと陣が崩れるような、ディフェンス過
少難点(攻守で防御が、攻撃に対して弱すぎる
という難点)が発生し無いので、
自分は「銀侍従駒戦法」を取れば、いつも急戦
ゲームにならず、バランスの取れ無い出来の悪
いゲームはし無くても済む
事が判った。だから、このゲームに出来の悪さ
は特に無い。以上が、今回の報告である。
以上の筋書きを理解していただければ判ると
思われるが、相「銀攻参加戦法」になってしま
うのは、「銀攻参加戦法」で「銀侍従駒戦法」
に比べて、銀将の攻撃駒加入によって攻撃力の
増大が特に大きく、
「銀攻参加戦法」のプレーヤが勝つ確率が高い
ゲームになっているというケース
である。
以下は、先手が「銀侍従駒戦法」、後手が
「銀攻参加戦法」で指した指了図であるが、
先手も後手も、ほぼ互角であり、「銀攻参加戦
法」を取った後手が有利にならない。たまたま、
1手差で後手が玉将トライ勝ちをしてはいるが、
僅差勝ちである。
この1局しか、今のところ確認してい無いが。
以下の結論は、かなり有力との感触である。
つまり、
先手に守りの銀が有る効果が、相当に大きかっ
たとみられるのである。
よって、本ブログ版13升目108枚型
普通唱導集大将棋(トライ・酔象弱れ替え追加)
では、たまたま先手・後手、両方共に急戦の好
きなプレーヤが揃わない限り、難点の有る、
詰むのが、簡単すぎる将棋を指す可能性は少な
いのではないかとみられる。つまり、双方
「銀攻参加戦法」を取った場合に、攻守で攻撃
過多となる現象は、取り捨て型将棋ゲームの
一種である、このゲームの出来全般に関して、
大きな問題が有るとまでは言えない。冒頭に
注記したように、西暦1300年頃版の本ブロ
グ仮説13升目108枚型普通唱導集大将棋に
対し、西暦2017年版では、嗔猪を方行に
変えたので、そのために、スレスレまで、攻守
のバランスが、攻撃優勢ぎみに傾いたが。
スピーディなゲームが要求されると見られる
現代に、全くマッチしてい無いとまでは、到底
言えない。
以上のように、今回チェックして、私には結
論出来るように思えて来たのである。(2024/10/29)
2017年型普通唱導集大将棋酔象微弱入替全攻撃駒死快調(長さん)
以下取り捨てで、成り駒は有るシンプルな本
ブログ版西暦2017年型13升目108枚制
普通唱導集大将棋に、
(1)どうぶつ将棋の玉駒トライルールを玉将・
太子に適用する。
(2)酔象は相手に取られたときは、捨てられ
るのでは無くて、向きが相手側に変わって、攻
撃した相手側が、依然酔象として使い続ける
「入れ替え」というルールを導入する。
(3)ただし酔象が、取られたときに向きが変
わって「入れ替え」になるのは、直前に、その
酔象で攻めて、当の相手の駒を取っているとい
う事が無い、その酔象に関してだけである。
(4)猛牛と飛龍は跳ぶか、相手第1歩通過駒
を取るかの「踊り駒」である。がただし、隣接
第1升目へは、踊っている最中に止まれないも
のとする。将棋纂図部類抄の記載の要領である。
(5)酔象を捕獲する際の「入れ替え」ルール
に関して、獅子・飛龍・猛牛に関して、2升目
先へ移動する際に、1升目で相手酔象の「捕獲/
入れ替え」をするケースでも
両方生きるのでは無く、
入れ替えた所で、入れ替えた酔象は、動くこと
無く向きだけを変え、獅子・飛龍・猛牛は、
動きを終えてから最終升目に置かずに、盤面
より取り去る事にする。ただし特例で、これら
の駒は、取り去る直前の着手で、相手駒を2枚
捕獲をして、下げられる事は任意に有って良い。
これは一般の、提婆・無明・教王・法性駒の、
摩訶大大将棋等の入れ替えルールと要領は同じ
でかつ、大阪電気通信大学の摩訶大将棋の、
そのルールとも、要領は同じとみられる。
以上の、特殊ルールないし注記をしたルールの
拡張ルール・ゲームに関して、今回は、数局
テストし、
ゲームの出来は上々であるが、老眼鏡の度を
合わせないと銀将の使い方を間違える事が有る
と、以下述べる。
テストは目下6局程度一人指しを繰り返すと
いう方法で行っているが、以下に代表して3局、
指了図例を示す。
上記の例では、次の手で先手が、米アパッチ
/オープンオフィス/カルクのセル記号で、
▲G4獅子と指すと、その時点で後手が投了し
た指了直前図である。以下、後手玉は追いかけ
られ詰みになる。G2位置の酔象の守備力には
限界が有るという、別の例である。
上記の第2例では、どちらも、相手成麒麟の
獅子で、喰い荒らされ詰めろ状態だったが、
後手が先攻めとなり、先手陣が後手の成麒麟の
獅子で喰い荒らされて、詰め将棋の最終局面
状態になっており、辛くも1手違いで勝負が
付いたところである。仮に先手に余裕が有った
としたら、▲F3酔象龍馬入替え△D3玉将
▲E3替わった酔象不成△C4玉将▲D4酔象
△B4玉将▲C4酔象△C5玉将▲D5酔象
△D6玉将▲F6獅子等、後手の酔象の守りは、
新入れ替えルールで、この例では確かに強くは
なるが、龍馬で相手駒に変身後の酔象を、玉将
で取れ無いのがきつい。
上記の第3例では、後手は終盤に麒麟を消失
させられたが、酔象の指し回しが巧みで、かな
りの差を付けて、後手トライ勝ちになるところ
で、先手が投了した指了図である。
テスト中、前の2局をした時点で、原因が直
ちにつかめない、以前テストしたときよりも、
攻撃力過多になったとの感触が在った。
状況から見て、ルール条件が同じのはずの為、
奇怪な現象に見えたが、本ブログの管理人の、
作業中の老眼鏡の度を調整して、
「銀将」という文字を、銅将等と見間違え無い
ようにしたところ、解決した。
銀将は、従来より侍従守り駒として使ってい
たにも係わらず、銀の字を、銅や鉄と見間違え
て、かつ比較的安直に、気分で
攻撃駒に今回だけテスト中変える傾向が生まれ、
その結果、攻守バランスが、攻撃側に傾いて、
急戦型の展開が、増えたかのように見えただけ
と判明した。
この将棋種では、「他に猛虎が加わるが金銀
は、4枚共守りに使え」というのが将来、格言
になる可能性が高そうだと、管理人にも了解さ
れた。取り捨て将棋の性格上、こうした性質が
生じるのは、いたし方無いところであろうと私
は思う。(2024/10/28)
ブログ版西暦2017年型13升目108枚制
普通唱導集大将棋に、
(1)どうぶつ将棋の玉駒トライルールを玉将・
太子に適用する。
(2)酔象は相手に取られたときは、捨てられ
るのでは無くて、向きが相手側に変わって、攻
撃した相手側が、依然酔象として使い続ける
「入れ替え」というルールを導入する。
(3)ただし酔象が、取られたときに向きが変
わって「入れ替え」になるのは、直前に、その
酔象で攻めて、当の相手の駒を取っているとい
う事が無い、その酔象に関してだけである。
(4)猛牛と飛龍は跳ぶか、相手第1歩通過駒
を取るかの「踊り駒」である。がただし、隣接
第1升目へは、踊っている最中に止まれないも
のとする。将棋纂図部類抄の記載の要領である。
(5)酔象を捕獲する際の「入れ替え」ルール
に関して、獅子・飛龍・猛牛に関して、2升目
先へ移動する際に、1升目で相手酔象の「捕獲/
入れ替え」をするケースでも
両方生きるのでは無く、
入れ替えた所で、入れ替えた酔象は、動くこと
無く向きだけを変え、獅子・飛龍・猛牛は、
動きを終えてから最終升目に置かずに、盤面
より取り去る事にする。ただし特例で、これら
の駒は、取り去る直前の着手で、相手駒を2枚
捕獲をして、下げられる事は任意に有って良い。
これは一般の、提婆・無明・教王・法性駒の、
摩訶大大将棋等の入れ替えルールと要領は同じ
でかつ、大阪電気通信大学の摩訶大将棋の、
そのルールとも、要領は同じとみられる。
以上の、特殊ルールないし注記をしたルールの
拡張ルール・ゲームに関して、今回は、数局
テストし、
ゲームの出来は上々であるが、老眼鏡の度を
合わせないと銀将の使い方を間違える事が有る
と、以下述べる。
テストは目下6局程度一人指しを繰り返すと
いう方法で行っているが、以下に代表して3局、
指了図例を示す。
上記の例では、次の手で先手が、米アパッチ
/オープンオフィス/カルクのセル記号で、
▲G4獅子と指すと、その時点で後手が投了し
た指了直前図である。以下、後手玉は追いかけ
られ詰みになる。G2位置の酔象の守備力には
限界が有るという、別の例である。
上記の第2例では、どちらも、相手成麒麟の
獅子で、喰い荒らされ詰めろ状態だったが、
後手が先攻めとなり、先手陣が後手の成麒麟の
獅子で喰い荒らされて、詰め将棋の最終局面
状態になっており、辛くも1手違いで勝負が
付いたところである。仮に先手に余裕が有った
としたら、▲F3酔象龍馬入替え△D3玉将
▲E3替わった酔象不成△C4玉将▲D4酔象
△B4玉将▲C4酔象△C5玉将▲D5酔象
△D6玉将▲F6獅子等、後手の酔象の守りは、
新入れ替えルールで、この例では確かに強くは
なるが、龍馬で相手駒に変身後の酔象を、玉将
で取れ無いのがきつい。
上記の第3例では、後手は終盤に麒麟を消失
させられたが、酔象の指し回しが巧みで、かな
りの差を付けて、後手トライ勝ちになるところ
で、先手が投了した指了図である。
テスト中、前の2局をした時点で、原因が直
ちにつかめない、以前テストしたときよりも、
攻撃力過多になったとの感触が在った。
状況から見て、ルール条件が同じのはずの為、
奇怪な現象に見えたが、本ブログの管理人の、
作業中の老眼鏡の度を調整して、
「銀将」という文字を、銅将等と見間違え無い
ようにしたところ、解決した。
銀将は、従来より侍従守り駒として使ってい
たにも係わらず、銀の字を、銅や鉄と見間違え
て、かつ比較的安直に、気分で
攻撃駒に今回だけテスト中変える傾向が生まれ、
その結果、攻守バランスが、攻撃側に傾いて、
急戦型の展開が、増えたかのように見えただけ
と判明した。
この将棋種では、「他に猛虎が加わるが金銀
は、4枚共守りに使え」というのが将来、格言
になる可能性が高そうだと、管理人にも了解さ
れた。取り捨て将棋の性格上、こうした性質が
生じるのは、いたし方無いところであろうと私
は思う。(2024/10/28)
2017年型普通唱導集大将棋酔象微弱入替全攻撃駒死説明(長さん)
以下取り捨てで、成り駒は有るシンプルな本
ブログ版西暦2017年型13升目108枚制
普通唱導集大将棋に、
(1)どうぶつ将棋の玉駒トライルールを玉将・
太子に適用する。
(2)酔象は相手に取られたときは、捨てられ
るのでは無くて、向きが相手側に変わって、攻
撃した相手側が、依然酔象として使い続ける
「入れ替え」というルールを導入する。
(3)ただし酔象が、取られたときに向きが変
わって「入れ替え」になるのは、直前に、その
酔象で攻めて、当の相手の駒を取っているとい
う事が無い、その酔象に関してだけである。
(4)猛牛と飛龍の行き所は1升目飛んで向こ
う、第2升目だけである。ただし隣接第1升目
へは、踊っている最中に止まれないものとする。
(5)酔象を捕獲する際の「入れ替え」ルール
に関して、飛龍・猛牛・獅子に関して、2升目
先へ移動する際に、1升目で相手酔象の「捕獲/
入れ替え」をするケースでは、両方生きるので
はなく、入れ替えた所で、入れ替えた酔象は、
動くこと無く向きだけを変え、獅子・飛龍・
猛牛は、動きを終えてから最終升目に置かずに
盤面より取り去る事にする。ただし特例で、
これらの駒は、取り去る直前の着手で、相手駒
2枚捕獲をして、下げられる事は有っても良い。
以上の、特殊ルールないし注記をしたルールの
拡張ルール・ゲームに関して、特に(5)の、
獅子・飛龍・猛牛の酔象捕獲(ただし酔象は、
攻撃中で無い)に関して、最初と真逆の調整を
行った理由を、以下の説明図でする。
さて以前に述べたが、大阪電気通信大学の
摩訶大/大大将棋の、提婆/無明入れ替え
ルールでは耳にし無い、獅子・飛龍・猛牛と
いった踊り駒の類の、所持するプレーヤが
変えられた教王・法性が生じた後にも並存とい
う最初の案で存在したのは、当初以下のような
局面が、想定されたからであった。
上図は先手が負けるはずの終盤局面であり、
例題としては判りづらいが、
後手の酔象が、まもなく先手の守り駒として
入れ替えられる
局面の図である。すなわち、アパッチ/
オープンオフィス/カルクの記号で、△E10
酔象と後手が着手した局面であり、先手玉詰め
ろであるから、▲F11金将△同酔象で再び、
先手に太子の無い局面で玉将で後手の酔象は
取れ無いから、再び先手玉詰めろである。
そもそも、▲同猛虎では△同獅子で詰むが、
直前の酔象が攻撃駒であっても、猛虎による
取りと、入れ替わりは自由とのルールに、この
場合はしているから、
▲F10酔象猛虎入れ替えと着手できる。
つまり最初に述べたように後手酔象がまもなく
先手の守り駒として入れ替えられるのである。
酔象は、猛虎より更に守り駒として有力な為、
次の着手で△同酔象獅子入れ替え(強制)と、
冒頭の改善ルールにしてしまうと、守りが過多
になったり、実際にはこの局のように、
酔象の太子トライ勝ちばかりになり、成り麒麟
の獅子で詰むという、将棋の景色が根本的に
変わると懸念
されると、当初は想定されたのであった。しか
し、獅子の攻撃力は、酔象1枚の防御程度では、
影響度そのものが低いほど、強力である。つま
りこの局面では、獅子は先手の物になった、
F11位置の酔象に、余り関わることなく
△D11獅子で詰みである。
よって、獅子で酔象を捕獲したときに、獅子死
にすると、将棋の景色が変化する等、攻守バラ
ンスが崩れるとの私の予想は、ようするに
杞憂だった
という一例である。
以上が、(5)のルールを大勢側に戻した理
由の前半である。
次に元の、酔象交換により、獅子・飛龍・
猛牛、このうち特に獅子が生き続けるルールの
問題が何処に有るのか、次の局面図で説明する。
この図で同じくアパッチ/オープンオフィス/
カルクの記号で、先手玉小ピンの焦点である
F11地点は、先手の飛龍・横行・奔王の3枚
で堅く守られており、~▲D2獅子で、詰めろ
が掛かる、先手勝勢かと見える局面である。
ところが、前に本ブログが示したルールだと、
不自然に、後手勝ちとなる
のである。というのも、△F11酔象(不成)
以下、この酔象を前記守り駒3枚で取るたびに、
F10位置の獅子で、居喰いで取り替えされて
しまう
からである。
そこで、仕方無く先手が△F11酔象▲D2
獅子とすると、△F12獅子と入られ先手玉に
王手が掛かるので▲同金将、以下△同酔象(不
成)▲B1獅子で後手玉に王手を掛けても、
△D13酔象(太子)成で、トライされ後手に
2玉が生じる上に、トライを防げないから先手
負け
である。
この不自然な展開は、言うまでも無く、
後手獅子が対酔象交換(居喰いで両生き)ルー
ルである為に起こった
のである。
だから、獅子・飛龍・猛牛の対酔象1歩目交
換両生きルールは、止めた方が自然だと判る。
以上述べた2局面は、特段意識し無かったが、
2局続けて指したところで早々と発生し、
今のところ、獅子・飛龍・猛牛の対酔象1歩目
交換両生きルールの冒頭(5)は、止めた方が
良い
との心象を本ブログの管理人に対して、しだい
に強く持たせるように、なって来ている。
(2024/10/27)
ブログ版西暦2017年型13升目108枚制
普通唱導集大将棋に、
(1)どうぶつ将棋の玉駒トライルールを玉将・
太子に適用する。
(2)酔象は相手に取られたときは、捨てられ
るのでは無くて、向きが相手側に変わって、攻
撃した相手側が、依然酔象として使い続ける
「入れ替え」というルールを導入する。
(3)ただし酔象が、取られたときに向きが変
わって「入れ替え」になるのは、直前に、その
酔象で攻めて、当の相手の駒を取っているとい
う事が無い、その酔象に関してだけである。
(4)猛牛と飛龍の行き所は1升目飛んで向こ
う、第2升目だけである。ただし隣接第1升目
へは、踊っている最中に止まれないものとする。
(5)酔象を捕獲する際の「入れ替え」ルール
に関して、飛龍・猛牛・獅子に関して、2升目
先へ移動する際に、1升目で相手酔象の「捕獲/
入れ替え」をするケースでは、両方生きるので
はなく、入れ替えた所で、入れ替えた酔象は、
動くこと無く向きだけを変え、獅子・飛龍・
猛牛は、動きを終えてから最終升目に置かずに
盤面より取り去る事にする。ただし特例で、
これらの駒は、取り去る直前の着手で、相手駒
2枚捕獲をして、下げられる事は有っても良い。
以上の、特殊ルールないし注記をしたルールの
拡張ルール・ゲームに関して、特に(5)の、
獅子・飛龍・猛牛の酔象捕獲(ただし酔象は、
攻撃中で無い)に関して、最初と真逆の調整を
行った理由を、以下の説明図でする。
さて以前に述べたが、大阪電気通信大学の
摩訶大/大大将棋の、提婆/無明入れ替え
ルールでは耳にし無い、獅子・飛龍・猛牛と
いった踊り駒の類の、所持するプレーヤが
変えられた教王・法性が生じた後にも並存とい
う最初の案で存在したのは、当初以下のような
局面が、想定されたからであった。
上図は先手が負けるはずの終盤局面であり、
例題としては判りづらいが、
後手の酔象が、まもなく先手の守り駒として
入れ替えられる
局面の図である。すなわち、アパッチ/
オープンオフィス/カルクの記号で、△E10
酔象と後手が着手した局面であり、先手玉詰め
ろであるから、▲F11金将△同酔象で再び、
先手に太子の無い局面で玉将で後手の酔象は
取れ無いから、再び先手玉詰めろである。
そもそも、▲同猛虎では△同獅子で詰むが、
直前の酔象が攻撃駒であっても、猛虎による
取りと、入れ替わりは自由とのルールに、この
場合はしているから、
▲F10酔象猛虎入れ替えと着手できる。
つまり最初に述べたように後手酔象がまもなく
先手の守り駒として入れ替えられるのである。
酔象は、猛虎より更に守り駒として有力な為、
次の着手で△同酔象獅子入れ替え(強制)と、
冒頭の改善ルールにしてしまうと、守りが過多
になったり、実際にはこの局のように、
酔象の太子トライ勝ちばかりになり、成り麒麟
の獅子で詰むという、将棋の景色が根本的に
変わると懸念
されると、当初は想定されたのであった。しか
し、獅子の攻撃力は、酔象1枚の防御程度では、
影響度そのものが低いほど、強力である。つま
りこの局面では、獅子は先手の物になった、
F11位置の酔象に、余り関わることなく
△D11獅子で詰みである。
よって、獅子で酔象を捕獲したときに、獅子死
にすると、将棋の景色が変化する等、攻守バラ
ンスが崩れるとの私の予想は、ようするに
杞憂だった
という一例である。
以上が、(5)のルールを大勢側に戻した理
由の前半である。
次に元の、酔象交換により、獅子・飛龍・
猛牛、このうち特に獅子が生き続けるルールの
問題が何処に有るのか、次の局面図で説明する。
この図で同じくアパッチ/オープンオフィス/
カルクの記号で、先手玉小ピンの焦点である
F11地点は、先手の飛龍・横行・奔王の3枚
で堅く守られており、~▲D2獅子で、詰めろ
が掛かる、先手勝勢かと見える局面である。
ところが、前に本ブログが示したルールだと、
不自然に、後手勝ちとなる
のである。というのも、△F11酔象(不成)
以下、この酔象を前記守り駒3枚で取るたびに、
F10位置の獅子で、居喰いで取り替えされて
しまう
からである。
そこで、仕方無く先手が△F11酔象▲D2
獅子とすると、△F12獅子と入られ先手玉に
王手が掛かるので▲同金将、以下△同酔象(不
成)▲B1獅子で後手玉に王手を掛けても、
△D13酔象(太子)成で、トライされ後手に
2玉が生じる上に、トライを防げないから先手
負け
である。
この不自然な展開は、言うまでも無く、
後手獅子が対酔象交換(居喰いで両生き)ルー
ルである為に起こった
のである。
だから、獅子・飛龍・猛牛の対酔象1歩目交
換両生きルールは、止めた方が自然だと判る。
以上述べた2局面は、特段意識し無かったが、
2局続けて指したところで早々と発生し、
今のところ、獅子・飛龍・猛牛の対酔象1歩目
交換両生きルールの冒頭(5)は、止めた方が
良い
との心象を本ブログの管理人に対して、しだい
に強く持たせるように、なって来ている。
(2024/10/27)
2017年型普通唱導集大将棋酔象微弱入替全攻撃駒死(長さん)
以下シンプルな本ブログ版西暦2017年型
13升目108枚制普通唱導集大将棋に、
(1)どうぶつ将棋の玉駒トライルールを玉将・
太子に適用する、
(2)酔象は相手に取られたときは、捨てられ
るのでは無くて、向きが相手側に変わって、相
手が、依然酔象として使い続ける「入れ替え」
というルールを導入する、
(3)ただし酔象が、取られたときに向きが変
わって「入れ替え」になるのは、直前に、その
酔象で攻めて、相手の駒を取っているという事
が無い、その酔象に関してだけである。つまり、
「取り捨て」と「入れ替え」は混在している。
(4)猛牛と飛龍の行き所は1升目飛んで向こ
う、第2升目だけであり、隣接第1升目へは、
踊っている最中に止まれないものとする。
というルールを導入した話題の更に続きである。
(5)酔象を捕獲する際の「入れ替え」ルール
に関して、1升目で止まれず2升目へ行く飛龍
・猛牛、1升目でも2升目でも行き先がどちら
でも良い獅子に関して、2升目先へ移動する際
に、1升目で相手酔象の「捕獲/入れ替え」を
行いつつ、両方生きるのではなく、入れ替えた
所で、入れ替えた酔象は、動くこと無く向き
だけを変え、獅子・飛龍・猛牛は盤面より取り
去る事にする。つまり、「酔象の入れ替え」に
関し、獅子・飛龍・猛牛にも例外は無いものと
する。ただし特例で、これらの駒は、取り去る
直前の着手で、相手駒2枚捕獲をして、下げら
れる事は有っても良い。
この結果、「酔象入れ替え」ルールは、簡素化
し、通常の摩訶大大/大将棋の提婆・無明・
教王・法性の入れ替えや、
大阪電気通信大学ルールの入れ替えとの間に、
攻撃駒の処置に関して差が、全く無くなる
とみられる。
以下の文面は、上記のように(5)を導入した
という、結論に関する説明である。
まずもって、以前に示した、入れ替えルール
自体は、次のように、替わる。
以下は、元の表現/
獅子・飛龍・猛牛の第1歩目の取り、玉将・
太子での取りを除いて相手の酔象を取った駒は、
直前の着手で相手が、これから攻め側が捕獲し
ようとしている酔象で相手が攻め、こちら側の
駒を取った場合から、着手が開始・進行する
場合を除いて
自駒の方を取り去り、相手の酔象駒の向き
を、自分の方に回転させた上で、酔象は太子に
せずに、自分の駒に替え無ければならない。
例えば向きが変わり、新たに駒の帰属が変化
した直後の酔象は、プレーヤは直前に、その駒
に触ってはいるが、「攻め駒として使った酔象」
にはなら無いという一例であり以下交換になる。
ここで獅子・飛龍・猛牛の第1歩目の取りの
場合だけは、2歩目で別の隣接する升目に移動
させる事が出来るので、その2歩目の升目に
移動させた場合は、自駒化した酔象も、攻撃
使用の獅子・飛龍・猛牛も生きる。
また、玉将・太子の場合、他に太子・玉将が
無い場合は、酔象を取る手は禁手である。なぜ
なら、自分の方の玉駒が無くなるからである。
なお、日本将棋の成りの規則と異なり、酔象で
酔象を取った着手では、移動した酔象は、この
交換ケースに限り、常に不成とする。
他方、直前の着手で相手が、こちらが捕獲し
ようとしている酔象で直前に攻め、こちら側の
駒を取った場合には、
普通に、相手の酔象を取る事も出来るとする。
よってその場合、玉駒が喪失してしまうので、
他に盤上に自分の玉駒の無いとき玉将・太子で、
酔象が取れ無い等の制限は、玉将・太子をその
升目に普通に、相手の駒を取るだけあって、無
くなる事は無い為、特に発生し無い。但しこの、
捕獲しようとしている酔象で、相手が攻め、
こちら側の駒を取った場合から着手が進行する
場合には取り捨ては任意であり、取り捨てても
交換しても、どちらでも玉駒が消える等が無く
合法ならば、どちらの着手も、自由に選択出来
るものとする。更にこのとき、直前にこちらの
駒を取った酔象を、こちらの酔象で捕獲した場
合、プレーヤ双方の、指し手の現実の着手表現
に係わらず、着手の合法/非合法性に関し
相互にプレーヤが有利になるように、一連の
着手を、解釈し無ければならない
とする。また、酔象が複数盤上に有るとき、
取り捨てになるのは直前に使った方だけである。
/オリジナルは以上である。
そしてそうした上で、「ここで、獅子・飛龍・
猛牛の第1歩目の取りの場合だけは、2歩目で
別の隣接する升目に移動させる事が出来るので、
その2歩目の升目に移動させた場合は、自駒化
した酔象も、攻撃使用の獅子・飛龍・猛牛も
生きる。」部分が、冒頭で述べたように、
「1升目で止まれず2升目へ行く飛龍
・猛牛、1升目でも2升目でも行き先がどちら
でも良い獅子に関して、2升目先へ移動する際
に、1升目で相手酔象の『捕獲/入れ替え』を
行いつつ、両方生きるのではなく、入れ替えた
所で、入れ替えた酔象は、動くこと無く向き
だけを変え、獅子・飛龍・猛牛は盤面より取り
去る事にする。つまり、『酔象の入れ替え』に
関し、獅子・飛龍・猛牛にも例外は無いものと
する。ただし特例で、これらの駒は、取り去る
直前の着手で、相手駒2枚捕獲をして、下げら
れる事は有っても良い。」と変更される。
すると以下のようになるとみられる。
以下は、新表現/
獅子・飛龍・猛牛の第1歩目の取り、玉将・
太子での取りを除いて相手の酔象を取った駒は、
直前の着手で相手が、これから攻め側が捕獲し
ようとしている酔象で相手が攻め、こちら側の
駒を取った場合から、着手が開始・進行する
場合を除いて
自駒の方を取り去り、相手の酔象駒の向き
を、自分の方に回転させた上で、酔象は太子に
せずに、自分の駒に替え無ければならない。
例えば向きが変わり、新たに駒の帰属が変化
した直後の酔象は、プレーヤは直前に、その駒
に触ってはいるが、「攻め駒として使った酔象」
にはなら無いという一例であり以下交換になる。
ただし、1升目で止まれず2升目へ行く飛龍
・猛牛、1升目でも2升目でも行き先がどちら
でも良い獅子に関しては、2升目先へ移動する
際に、1升目で相手酔象の「捕獲/入れ替え」
を行いつつ、両方生きるのではなく、入れ替え
た所で、入れ替えた酔象は、動くこと無く向き
だけを変え、獅子・飛龍・猛牛は盤面より取り
去る事にする。つまり、「酔象の入れ替え」に
関し、獅子・飛龍・猛牛にも例外は無いものと
する。ただし特例で、これらの駒は、取り去る
直前の着手で、相手駒2枚捕獲をして、下げら
れる事は有っても良い。
次に、玉将・太子の場合、他に太子・玉将が
無い場合は、酔象を取る手は禁手である。なぜ
なら、自分の方の玉駒が無くなるからである。
なお、日本将棋の成りの規則と異なり、酔象で
酔象を取った着手では、移動した酔象は、この
交換ケースに限り、常に不成とする。
他方、直前の着手で相手が、こちらが捕獲し
ようとしている酔象で直前に攻め、こちら側の
駒を取った場合には、
普通に、相手の酔象を取る事も出来るとする。
よってその場合、玉駒が喪失してしまうので、
他に盤上に自分の玉駒の無いとき玉将・太子で、
酔象が取れ無い等の制限は、玉将・太子をその
升目に普通に、相手の駒を取るだけあって、無
くなる事は無い為、特に発生し無い。但しこの、
捕獲しようとしている酔象で、相手が攻め、
こちら側の駒を取った場合から着手が進行する
場合には取り捨ては任意であり、取り捨てても
交換しても、どちらでも玉駒が消える等が無く
合法ならば、どちらの着手も、自由に選択出来
るものとする。更にこのとき、直前にこちらの
駒を取った酔象を、こちらの酔象で捕獲した場
合、プレーヤ双方の、指し手の現実の着手表現
に係わらず、着手の合法/非合法性に関し
相互にプレーヤが有利になるように、一連の
着手を、解釈し無ければならない
とする。また、酔象が複数盤上に有るとき、
取り捨てになるのは直前に使った方だけである。
/新表現は以上である。
つまり、獅子・飛龍・猛牛に関して、それを
持つ側に有利になるように、
普通の摩訶大大/大将棋の提婆・無明等入れ替
えルールに、特殊な補正をし無ければならない
と考えた本ブログ管理人の想定は杞憂であった
という事である。
この補正は、酔象を守り駒にし続けたときに、
獅子の相手陣への攻撃力が、減退して攻守バラ
ンスが守備側に傾く事を懸念して加えたのだが。
別の不自然な展開の発生という副作用が起こる
と管理人は、気がついたのである。
先に麒麟が相手陣に突入してしまうと、成り
麒麟の獅子を「入れ替えられた酔象の取り返し
駒」として使える効果が甚大で、
守り駒の横行が、自爆同然で簡単に死んでしま
うのに私は、チェックしていて気がついた
のであった。それに対して、初期の懸念は他に
太子や玉将の居無い状態で、相手の酔象を玉将
や太子で捕獲出来無い「玉駒の弱体化」が、
ほぼ補うので更に攻撃力を大きくするのが無駄
と判った。今までのルールでは、トライ勝ちが、
安易に増加するような展開で、ゲームの流れに、
不自然感が発生するように、今のところ見える
のである。
近々、酔象の、特に獅子による捕獲に関して
前のルールと変更したルールとで、どちらが
ゲームとして出来が良いのか、早急に確かめる
事にした。
新ルールで良いとすれば、
交換ルールに関して、交換させる攻撃駒の処理
のルールは、大阪電気通信大学方式といっしょ
というふうに、説明が相当簡素化される予定で
ある。(2024/10/26)
13升目108枚制普通唱導集大将棋に、
(1)どうぶつ将棋の玉駒トライルールを玉将・
太子に適用する、
(2)酔象は相手に取られたときは、捨てられ
るのでは無くて、向きが相手側に変わって、相
手が、依然酔象として使い続ける「入れ替え」
というルールを導入する、
(3)ただし酔象が、取られたときに向きが変
わって「入れ替え」になるのは、直前に、その
酔象で攻めて、相手の駒を取っているという事
が無い、その酔象に関してだけである。つまり、
「取り捨て」と「入れ替え」は混在している。
(4)猛牛と飛龍の行き所は1升目飛んで向こ
う、第2升目だけであり、隣接第1升目へは、
踊っている最中に止まれないものとする。
というルールを導入した話題の更に続きである。
(5)酔象を捕獲する際の「入れ替え」ルール
に関して、1升目で止まれず2升目へ行く飛龍
・猛牛、1升目でも2升目でも行き先がどちら
でも良い獅子に関して、2升目先へ移動する際
に、1升目で相手酔象の「捕獲/入れ替え」を
行いつつ、両方生きるのではなく、入れ替えた
所で、入れ替えた酔象は、動くこと無く向き
だけを変え、獅子・飛龍・猛牛は盤面より取り
去る事にする。つまり、「酔象の入れ替え」に
関し、獅子・飛龍・猛牛にも例外は無いものと
する。ただし特例で、これらの駒は、取り去る
直前の着手で、相手駒2枚捕獲をして、下げら
れる事は有っても良い。
この結果、「酔象入れ替え」ルールは、簡素化
し、通常の摩訶大大/大将棋の提婆・無明・
教王・法性の入れ替えや、
大阪電気通信大学ルールの入れ替えとの間に、
攻撃駒の処置に関して差が、全く無くなる
とみられる。
以下の文面は、上記のように(5)を導入した
という、結論に関する説明である。
まずもって、以前に示した、入れ替えルール
自体は、次のように、替わる。
以下は、元の表現/
獅子・飛龍・猛牛の第1歩目の取り、玉将・
太子での取りを除いて相手の酔象を取った駒は、
直前の着手で相手が、これから攻め側が捕獲し
ようとしている酔象で相手が攻め、こちら側の
駒を取った場合から、着手が開始・進行する
場合を除いて
自駒の方を取り去り、相手の酔象駒の向き
を、自分の方に回転させた上で、酔象は太子に
せずに、自分の駒に替え無ければならない。
例えば向きが変わり、新たに駒の帰属が変化
した直後の酔象は、プレーヤは直前に、その駒
に触ってはいるが、「攻め駒として使った酔象」
にはなら無いという一例であり以下交換になる。
ここで獅子・飛龍・猛牛の第1歩目の取りの
場合だけは、2歩目で別の隣接する升目に移動
させる事が出来るので、その2歩目の升目に
移動させた場合は、自駒化した酔象も、攻撃
使用の獅子・飛龍・猛牛も生きる。
また、玉将・太子の場合、他に太子・玉将が
無い場合は、酔象を取る手は禁手である。なぜ
なら、自分の方の玉駒が無くなるからである。
なお、日本将棋の成りの規則と異なり、酔象で
酔象を取った着手では、移動した酔象は、この
交換ケースに限り、常に不成とする。
他方、直前の着手で相手が、こちらが捕獲し
ようとしている酔象で直前に攻め、こちら側の
駒を取った場合には、
普通に、相手の酔象を取る事も出来るとする。
よってその場合、玉駒が喪失してしまうので、
他に盤上に自分の玉駒の無いとき玉将・太子で、
酔象が取れ無い等の制限は、玉将・太子をその
升目に普通に、相手の駒を取るだけあって、無
くなる事は無い為、特に発生し無い。但しこの、
捕獲しようとしている酔象で、相手が攻め、
こちら側の駒を取った場合から着手が進行する
場合には取り捨ては任意であり、取り捨てても
交換しても、どちらでも玉駒が消える等が無く
合法ならば、どちらの着手も、自由に選択出来
るものとする。更にこのとき、直前にこちらの
駒を取った酔象を、こちらの酔象で捕獲した場
合、プレーヤ双方の、指し手の現実の着手表現
に係わらず、着手の合法/非合法性に関し
相互にプレーヤが有利になるように、一連の
着手を、解釈し無ければならない
とする。また、酔象が複数盤上に有るとき、
取り捨てになるのは直前に使った方だけである。
/オリジナルは以上である。
そしてそうした上で、「ここで、獅子・飛龍・
猛牛の第1歩目の取りの場合だけは、2歩目で
別の隣接する升目に移動させる事が出来るので、
その2歩目の升目に移動させた場合は、自駒化
した酔象も、攻撃使用の獅子・飛龍・猛牛も
生きる。」部分が、冒頭で述べたように、
「1升目で止まれず2升目へ行く飛龍
・猛牛、1升目でも2升目でも行き先がどちら
でも良い獅子に関して、2升目先へ移動する際
に、1升目で相手酔象の『捕獲/入れ替え』を
行いつつ、両方生きるのではなく、入れ替えた
所で、入れ替えた酔象は、動くこと無く向き
だけを変え、獅子・飛龍・猛牛は盤面より取り
去る事にする。つまり、『酔象の入れ替え』に
関し、獅子・飛龍・猛牛にも例外は無いものと
する。ただし特例で、これらの駒は、取り去る
直前の着手で、相手駒2枚捕獲をして、下げら
れる事は有っても良い。」と変更される。
すると以下のようになるとみられる。
以下は、新表現/
獅子・飛龍・猛牛の第1歩目の取り、玉将・
太子での取りを除いて相手の酔象を取った駒は、
直前の着手で相手が、これから攻め側が捕獲し
ようとしている酔象で相手が攻め、こちら側の
駒を取った場合から、着手が開始・進行する
場合を除いて
自駒の方を取り去り、相手の酔象駒の向き
を、自分の方に回転させた上で、酔象は太子に
せずに、自分の駒に替え無ければならない。
例えば向きが変わり、新たに駒の帰属が変化
した直後の酔象は、プレーヤは直前に、その駒
に触ってはいるが、「攻め駒として使った酔象」
にはなら無いという一例であり以下交換になる。
ただし、1升目で止まれず2升目へ行く飛龍
・猛牛、1升目でも2升目でも行き先がどちら
でも良い獅子に関しては、2升目先へ移動する
際に、1升目で相手酔象の「捕獲/入れ替え」
を行いつつ、両方生きるのではなく、入れ替え
た所で、入れ替えた酔象は、動くこと無く向き
だけを変え、獅子・飛龍・猛牛は盤面より取り
去る事にする。つまり、「酔象の入れ替え」に
関し、獅子・飛龍・猛牛にも例外は無いものと
する。ただし特例で、これらの駒は、取り去る
直前の着手で、相手駒2枚捕獲をして、下げら
れる事は有っても良い。
次に、玉将・太子の場合、他に太子・玉将が
無い場合は、酔象を取る手は禁手である。なぜ
なら、自分の方の玉駒が無くなるからである。
なお、日本将棋の成りの規則と異なり、酔象で
酔象を取った着手では、移動した酔象は、この
交換ケースに限り、常に不成とする。
他方、直前の着手で相手が、こちらが捕獲し
ようとしている酔象で直前に攻め、こちら側の
駒を取った場合には、
普通に、相手の酔象を取る事も出来るとする。
よってその場合、玉駒が喪失してしまうので、
他に盤上に自分の玉駒の無いとき玉将・太子で、
酔象が取れ無い等の制限は、玉将・太子をその
升目に普通に、相手の駒を取るだけあって、無
くなる事は無い為、特に発生し無い。但しこの、
捕獲しようとしている酔象で、相手が攻め、
こちら側の駒を取った場合から着手が進行する
場合には取り捨ては任意であり、取り捨てても
交換しても、どちらでも玉駒が消える等が無く
合法ならば、どちらの着手も、自由に選択出来
るものとする。更にこのとき、直前にこちらの
駒を取った酔象を、こちらの酔象で捕獲した場
合、プレーヤ双方の、指し手の現実の着手表現
に係わらず、着手の合法/非合法性に関し
相互にプレーヤが有利になるように、一連の
着手を、解釈し無ければならない
とする。また、酔象が複数盤上に有るとき、
取り捨てになるのは直前に使った方だけである。
/新表現は以上である。
つまり、獅子・飛龍・猛牛に関して、それを
持つ側に有利になるように、
普通の摩訶大大/大将棋の提婆・無明等入れ替
えルールに、特殊な補正をし無ければならない
と考えた本ブログ管理人の想定は杞憂であった
という事である。
この補正は、酔象を守り駒にし続けたときに、
獅子の相手陣への攻撃力が、減退して攻守バラ
ンスが守備側に傾く事を懸念して加えたのだが。
別の不自然な展開の発生という副作用が起こる
と管理人は、気がついたのである。
先に麒麟が相手陣に突入してしまうと、成り
麒麟の獅子を「入れ替えられた酔象の取り返し
駒」として使える効果が甚大で、
守り駒の横行が、自爆同然で簡単に死んでしま
うのに私は、チェックしていて気がついた
のであった。それに対して、初期の懸念は他に
太子や玉将の居無い状態で、相手の酔象を玉将
や太子で捕獲出来無い「玉駒の弱体化」が、
ほぼ補うので更に攻撃力を大きくするのが無駄
と判った。今までのルールでは、トライ勝ちが、
安易に増加するような展開で、ゲームの流れに、
不自然感が発生するように、今のところ見える
のである。
近々、酔象の、特に獅子による捕獲に関して
前のルールと変更したルールとで、どちらが
ゲームとして出来が良いのか、早急に確かめる
事にした。
新ルールで良いとすれば、
交換ルールに関して、交換させる攻撃駒の処理
のルールは、大阪電気通信大学方式といっしょ
というふうに、説明が相当簡素化される予定で
ある。(2024/10/26)
長野県安曇野市明科遺跡で平安期山泰墨書土器(長さん)
今回は、長野県安曇野市の飛鳥時代創建と伝
わる廃寺跡から、時代は少し下って平安期の
成立とみられるが小型杯土器に、「山奉」と
書かれているような、煤模様が有るとの旨の
話題である。
遺物の写真がweb上に公開されていて、
発掘報告書に載っている。発掘報告書が、
奈良文化財研究所の発掘報告書データベース、
全国遺跡報告総覧に、登録・公開されている。
pdfファイル名は、以下の通りである。
140524_4_明科遺跡群明科廃寺5.pdf
発掘報告書の名称は、以下の通りである。
長野県安曇野市の埋蔵文化財第30集/
明科遺跡群明科廃寺5、2024.3、
(長野県)安曇野市教育委員会。
発掘報告書第4分冊末尾抄録により遺跡の
場所は長野県安曇野市明科中川手3779番。
遺物が出土したのは西暦2018年前後の
事のようである。
遺物の成立年代は、同じく抄録により
平安時代の土師器とみられているように、私
には読取れる。
遺物の写真は発掘報告書写真図版第74の
最下段左端に在り、土器の第125番との旨、
ナンバリングされている。小型土器の破片の
底面写真のように私には見える。
上図のように、漢字で「山奉」と書かれて
いるようにも見える、煤に埋もれた模様が、
写真の右上に、縦に2文字書かれているよう
に見える。安曇野に広がる穂高等、付近の山
を平安期に奉じたのかもしれないと私見する。
(2024/10/25)
わる廃寺跡から、時代は少し下って平安期の
成立とみられるが小型杯土器に、「山奉」と
書かれているような、煤模様が有るとの旨の
話題である。
遺物の写真がweb上に公開されていて、
発掘報告書に載っている。発掘報告書が、
奈良文化財研究所の発掘報告書データベース、
全国遺跡報告総覧に、登録・公開されている。
pdfファイル名は、以下の通りである。
140524_4_明科遺跡群明科廃寺5.pdf
発掘報告書の名称は、以下の通りである。
長野県安曇野市の埋蔵文化財第30集/
明科遺跡群明科廃寺5、2024.3、
(長野県)安曇野市教育委員会。
発掘報告書第4分冊末尾抄録により遺跡の
場所は長野県安曇野市明科中川手3779番。
遺物が出土したのは西暦2018年前後の
事のようである。
遺物の成立年代は、同じく抄録により
平安時代の土師器とみられているように、私
には読取れる。
遺物の写真は発掘報告書写真図版第74の
最下段左端に在り、土器の第125番との旨、
ナンバリングされている。小型土器の破片の
底面写真のように私には見える。
上図のように、漢字で「山奉」と書かれて
いるようにも見える、煤に埋もれた模様が、
写真の右上に、縦に2文字書かれているよう
に見える。安曇野に広がる穂高等、付近の山
を平安期に奉じたのかもしれないと私見する。
(2024/10/25)
PERIXX/PERIPAD501Ⅱ有線タッチパッド小型(長さん)
以下、表計算ソフトのセル内容のコピー/貼付け
に関して「形式を選択して貼り付ける」の動作を、
稀に例えば「書式のみをコピー」モードで行う目
的で、マウスに3ボタンがあり、右クリックで、
「形式を選択して貼り付ける」のメニューが表示
され無ければ使えないというときに、マウス逆さ
持ちのときにも使えるようにするにはどうしたら
良いのかと言う疑問を、解決する為の手段の話題
である。
これまで本ブログでは、右クリックが不要な
ように、表計算ソフトの「ツール」で予めファン
クションキー登録して置くという調整をし、マッ
キントッシュの1ボタンマウス等で、逆さマウス
持ちの、将棋類の後手は使用するという方法だけ
を紹介している。しかし、ここで示すのは、
マウス右クリックを、逆さマウス持ちの後手で、
どう実施するのか
というテーマである。
ここでは、マウスでは無くて、タッチパッドを
使う方法を以下に示す。製品名は、表題のように、
PERIXX社のPERIPAD-501(Ⅱ)
を使用する方法である。
以下に、web上の同社の写真とは、180°
回転して撮影されている点だけが異なる、同社の
前記製品の写真を示す。
上図のように、ファンクションキーつまり、
ボタンの配置が、3ボタンマウスと同じく上に
左右である。つまり、元々は
下に左右に、マウスの左クリックと、メニュー
選択の右クリック機能が配置されていた
のである。ここがポイントであり、だから
左手マウスの代わりになる
のである。
なお、左右ボタンの機能の逆転は簡単だが、実
行すると、普通の向きの先手が右手マウスとして
使えない。だから、このPERIXX/
PERIPAD501Ⅱタッチパッドは、後手は
左手マウスとして使った方が良いと見られる。
話は以下前後するが。
後手にもマウスの右クリックが必要になるのは、
持ち駒台に取った駒を乗せる必要の有る日本将棋
と、摩訶大大/大将棋や、現在ルール調整中の、
本ブログ版13升目普通唱導集大将棋の、駒の入
替えが、同時には対応し辛いからである。
というのも、駒台に乗せるのに「形式を選択し
て貼り付け→テキストのみ」は、表計算ソフトの、
独ドキュメントファウンデーション/ライブルオ
フィス/カルクに、ツール機能で登録して置いて
から、キーボードのファンクションキーで呼び出
すという方法を取ってしているが、「形式を選択
して貼り付け→書式のみ」で、入れ替えルールに
対応するなど、今まで無かった使用方法をたまに
するのは、とっさには、やりにくいからである。
提婆・無明の入替えルール等は、たまにしか使わ
ないので、マウスの右クリックでメニュー選択し
て、「形式を選択して貼り付け→書式のみ」を、
した方が、表計算ソフトを使う時に、とっさに
対応方法を把握する場合は、無いと困るのが現状
なのである。
そこで、後手の使うマウスにも、逆さ持ちでか
つ、3ボタン型のものも、出来れば予備に有った
方が良いという発想になる。
しかし、そのような物品は無いので、偶然
ボタンが、下についていて、ひっくり返すと左手
用マウスのようになる前記のタッチパッドは便利
という事になる。
実際に使って見ると、マウスでは無くてタッチ
パッドな為、片手の操作は困難だが。左手マウス
のつもりで使えるので、3ボタンマウスの逆さ持
ち使用よりは、はるかに判り易いようである。
左右の手の働きが逆になるので、やや慣れが
要るし、左側だけでなく、右側にもCtrlキー
が有る外付けキーボードの方が、後手用には楽と
いう問題は有るものの、いざという時の為のツー
ルの一つには、常備して置いて便利かもしれない
と言う事に、何となく、なりそうだとの心象では
あった。なお定価はけっこうするが。有線タイプ
は中古価格が安く、私は桁違いの価格で、最近中
古製品を入手し、上記の写真が撮影出来た。
(2024/10/24)
に関して「形式を選択して貼り付ける」の動作を、
稀に例えば「書式のみをコピー」モードで行う目
的で、マウスに3ボタンがあり、右クリックで、
「形式を選択して貼り付ける」のメニューが表示
され無ければ使えないというときに、マウス逆さ
持ちのときにも使えるようにするにはどうしたら
良いのかと言う疑問を、解決する為の手段の話題
である。
これまで本ブログでは、右クリックが不要な
ように、表計算ソフトの「ツール」で予めファン
クションキー登録して置くという調整をし、マッ
キントッシュの1ボタンマウス等で、逆さマウス
持ちの、将棋類の後手は使用するという方法だけ
を紹介している。しかし、ここで示すのは、
マウス右クリックを、逆さマウス持ちの後手で、
どう実施するのか
というテーマである。
ここでは、マウスでは無くて、タッチパッドを
使う方法を以下に示す。製品名は、表題のように、
PERIXX社のPERIPAD-501(Ⅱ)
を使用する方法である。
以下に、web上の同社の写真とは、180°
回転して撮影されている点だけが異なる、同社の
前記製品の写真を示す。
上図のように、ファンクションキーつまり、
ボタンの配置が、3ボタンマウスと同じく上に
左右である。つまり、元々は
下に左右に、マウスの左クリックと、メニュー
選択の右クリック機能が配置されていた
のである。ここがポイントであり、だから
左手マウスの代わりになる
のである。
なお、左右ボタンの機能の逆転は簡単だが、実
行すると、普通の向きの先手が右手マウスとして
使えない。だから、このPERIXX/
PERIPAD501Ⅱタッチパッドは、後手は
左手マウスとして使った方が良いと見られる。
話は以下前後するが。
後手にもマウスの右クリックが必要になるのは、
持ち駒台に取った駒を乗せる必要の有る日本将棋
と、摩訶大大/大将棋や、現在ルール調整中の、
本ブログ版13升目普通唱導集大将棋の、駒の入
替えが、同時には対応し辛いからである。
というのも、駒台に乗せるのに「形式を選択し
て貼り付け→テキストのみ」は、表計算ソフトの、
独ドキュメントファウンデーション/ライブルオ
フィス/カルクに、ツール機能で登録して置いて
から、キーボードのファンクションキーで呼び出
すという方法を取ってしているが、「形式を選択
して貼り付け→書式のみ」で、入れ替えルールに
対応するなど、今まで無かった使用方法をたまに
するのは、とっさには、やりにくいからである。
提婆・無明の入替えルール等は、たまにしか使わ
ないので、マウスの右クリックでメニュー選択し
て、「形式を選択して貼り付け→書式のみ」を、
した方が、表計算ソフトを使う時に、とっさに
対応方法を把握する場合は、無いと困るのが現状
なのである。
そこで、後手の使うマウスにも、逆さ持ちでか
つ、3ボタン型のものも、出来れば予備に有った
方が良いという発想になる。
しかし、そのような物品は無いので、偶然
ボタンが、下についていて、ひっくり返すと左手
用マウスのようになる前記のタッチパッドは便利
という事になる。
実際に使って見ると、マウスでは無くてタッチ
パッドな為、片手の操作は困難だが。左手マウス
のつもりで使えるので、3ボタンマウスの逆さ持
ち使用よりは、はるかに判り易いようである。
左右の手の働きが逆になるので、やや慣れが
要るし、左側だけでなく、右側にもCtrlキー
が有る外付けキーボードの方が、後手用には楽と
いう問題は有るものの、いざという時の為のツー
ルの一つには、常備して置いて便利かもしれない
と言う事に、何となく、なりそうだとの心象では
あった。なお定価はけっこうするが。有線タイプ
は中古価格が安く、私は桁違いの価格で、最近中
古製品を入手し、上記の写真が撮影出来た。
(2024/10/24)
2017年型普通唱導集大将棋酔象弱入替+龍牛変更快調(長さん)
以下オリジナルの、取捨てで成り駒は在るだけ
のシンプルな本ブログ版西暦2017年型13
升目108枚制普通唱導集大将棋に、
(1)どうぶつ将棋の玉駒トライルールを玉将・
太子に適用する、
(2)酔象は相手に取られたときは、捨てられ
るのでは無くて、向きが相手側に変わって、相
手が、依然酔象として使い続ける「入れ替え」
というルールを導入する、
(3)ただし酔象が、取られたときに向きが変
わって「入れ替え」になるのは、直前に、その
酔象で攻めて、相手の駒を取っているという事
が無い、その酔象に関してだけである。つまり、
「取り捨て」と「入れ替え」は混在している。
(4)猛牛と飛龍の行き所は1升目飛んで向こ
う、第2升目だけであり、隣接第1升目へは、
行けないものとする。なおこれらの駒は、元々
踊り駒であり、跳びか、跳んで間に相手駒が有
れば、その駒を取れるという動きをする。その
変更の結果、「第2升目先への、行き先限定な
踊り駒」になる、
という、以上4つの項目を付加した、大将棋
ゲームの出来のテストを行い、今度こそ順調で
あるという報告である。
ここで(1)と(2)は双方に麒麟が喪失し
た場合に、勝負が付き難くなるのを避ける為に
導入したものであり、
(3)は、酔象が攻撃駒として使える為「駒得
をして、相手に手渡しをする」という、先手と
後手で繰り返される、単調な将棋の出現の懸念
を避ける為のもの、
(4)は、酔象の性格の変化で、攻撃力が守備
力に対して、オリジナルゲームよりも相対的に
少し強くなる事を再調整する為に導入したもの。
以上である。
目下、数局テストした段階だが、印象深い局
の指了図を、以下に2例示す。
最初は、酔象を先手・後手双方が、新ルール
を無視して、無理やり守り駒にし続けて指し、
(4)の飛龍・猛牛の動きで、隣接升目へは
行けないという弱体化しすぎで攻撃力が低下し、
勝負が付かなく、ならないかどうかを主として
チェックするような、指し方をした場合である。
つまり、冒頭の説明で(4)の猛牛・飛龍駒の
ルール変更は、「行き過ぎ」では無いかと言う
懸念を、チェックする為のテストである。
結果まず示すのは、その懸念が当たり、獅子
一枚では、双方に守り駒がたくさん残り、勝負
が付かないように見える、中間局面である。
しかしながら、実際にはここから、酔象が、
相手の横行を倒すために、互いに銀将を一枚
づつ伴って、獅子の居無い側から脱出し、太子
トライを目指した結果、上のケースでは、たま
たま後手のトライ勝ちで指了となった。
冒頭の(1)のトライルールと、太子の元駒
である酔象に付与した(2)の入れ替えルール
による攻撃力の増加が、(3)でやや弱化させ
たものの、ゲームの出来を、(4)の猛牛と、
飛龍の弱体化による攻撃力の減少を、
うまく補って、良くしていた事を示している
上2つの図は、好例である。
次に以下の図は、(4)の猛牛・飛龍のルー
ル変更をした状況で、相麒麟を失ったという局
で、トライで勝負が付くという性質に変化が無
い事を、確かめた局の指了図である。
上のケースでは後手の酔象は、たまたま消失
したが、その代わりに玉将自体がトライして、
勝負が付いたところである。
以上のような状況であり、今度こそはという
状態であるが、数局テストの段階で、改善が
功を奏しているという結論に今の所なっている。
(2024/10/23)
のシンプルな本ブログ版西暦2017年型13
升目108枚制普通唱導集大将棋に、
(1)どうぶつ将棋の玉駒トライルールを玉将・
太子に適用する、
(2)酔象は相手に取られたときは、捨てられ
るのでは無くて、向きが相手側に変わって、相
手が、依然酔象として使い続ける「入れ替え」
というルールを導入する、
(3)ただし酔象が、取られたときに向きが変
わって「入れ替え」になるのは、直前に、その
酔象で攻めて、相手の駒を取っているという事
が無い、その酔象に関してだけである。つまり、
「取り捨て」と「入れ替え」は混在している。
(4)猛牛と飛龍の行き所は1升目飛んで向こ
う、第2升目だけであり、隣接第1升目へは、
行けないものとする。なおこれらの駒は、元々
踊り駒であり、跳びか、跳んで間に相手駒が有
れば、その駒を取れるという動きをする。その
変更の結果、「第2升目先への、行き先限定な
踊り駒」になる、
という、以上4つの項目を付加した、大将棋
ゲームの出来のテストを行い、今度こそ順調で
あるという報告である。
ここで(1)と(2)は双方に麒麟が喪失し
た場合に、勝負が付き難くなるのを避ける為に
導入したものであり、
(3)は、酔象が攻撃駒として使える為「駒得
をして、相手に手渡しをする」という、先手と
後手で繰り返される、単調な将棋の出現の懸念
を避ける為のもの、
(4)は、酔象の性格の変化で、攻撃力が守備
力に対して、オリジナルゲームよりも相対的に
少し強くなる事を再調整する為に導入したもの。
以上である。
目下、数局テストした段階だが、印象深い局
の指了図を、以下に2例示す。
最初は、酔象を先手・後手双方が、新ルール
を無視して、無理やり守り駒にし続けて指し、
(4)の飛龍・猛牛の動きで、隣接升目へは
行けないという弱体化しすぎで攻撃力が低下し、
勝負が付かなく、ならないかどうかを主として
チェックするような、指し方をした場合である。
つまり、冒頭の説明で(4)の猛牛・飛龍駒の
ルール変更は、「行き過ぎ」では無いかと言う
懸念を、チェックする為のテストである。
結果まず示すのは、その懸念が当たり、獅子
一枚では、双方に守り駒がたくさん残り、勝負
が付かないように見える、中間局面である。
しかしながら、実際にはここから、酔象が、
相手の横行を倒すために、互いに銀将を一枚
づつ伴って、獅子の居無い側から脱出し、太子
トライを目指した結果、上のケースでは、たま
たま後手のトライ勝ちで指了となった。
冒頭の(1)のトライルールと、太子の元駒
である酔象に付与した(2)の入れ替えルール
による攻撃力の増加が、(3)でやや弱化させ
たものの、ゲームの出来を、(4)の猛牛と、
飛龍の弱体化による攻撃力の減少を、
うまく補って、良くしていた事を示している
上2つの図は、好例である。
次に以下の図は、(4)の猛牛・飛龍のルー
ル変更をした状況で、相麒麟を失ったという局
で、トライで勝負が付くという性質に変化が無
い事を、確かめた局の指了図である。
上のケースでは後手の酔象は、たまたま消失
したが、その代わりに玉将自体がトライして、
勝負が付いたところである。
以上のような状況であり、今度こそはという
状態であるが、数局テストの段階で、改善が
功を奏しているという結論に今の所なっている。
(2024/10/23)
2017年型普通唱導集大将棋酔象微弱入替失敗龍牛変更(長さん)
以下オリジナルの、取捨てで成り駒は在るだけ
のシンプルな本ブログ版西暦2017年型13
升目108枚制普通唱導集大将棋に、相麒麟の
喪失により、獅子が出来無くなったときの、リ
スクを回避してゲームの出来を元よりも、更に、
より良くする為に、どうぶつ将棋の玉駒トライ
ルールと、摩訶大大/大将棋の提婆無明入れ替
えルールを、微弱に酔象に適用し、結果「酔象
に関する特別ルール」を導入したところ、
守備力対攻撃力のバランスが、攻撃側に倒れて
しまい、改悪となった
という状況で、ルール改善をさらに進め、手直
し作業をしたという経過の説明である。
ここで、摩訶大大将棋の入れ替えルールの
微弱化とは、入れ替えたときに酔象は太子に
成らずに酔象のままであるという弱体化に加え
て更に、直前の着手で、前記の捕獲される酔象
自身が攻撃側の、何らかの駒を捕獲したケース
には、普通に取り捨てられてしまい、入れ替え
自体が起らないという点で微弱という意である。
これでも、酔象が守備駒から、終盤裏切り駒
ないし敵陣侵攻駒に変化した分、守備力低下が
顕著で、簡単な「雀刺し戦法」で、守り陣が、
攻略出来てしまうという欠陥が生じるという事
であった。
そこで今回は、取りあえず一番簡単に、
攻撃駒類である、飛龍の隣接斜め升目へも行け
ると、猛牛の隣接縦横升目にも行けるという、
ルールを無くしてみた。
これで、単純中央雀刺し戦法だけでは陣の壊滅
は起こら無くなった。
ちなみに、飛龍と猛牛は、将棋纂図部類抄に
従い、従来私はwikipedia記載で、
世界の将棋ルールである「2升目まで走り」で
は無くて、大阪電気通信大学、高見友幸氏解明
の踊り駒としている。「跳べるが、そのとき、
間の相手駒を、取るのも自由だし、単純跳びで
も良い」というルールにしているのである。
つまり、とにかく、走りでは無くて跳びも可能
駒としたのである。そして、以下が大切だが、
将棋盤で行ける升目について130枚制大将棋
と、13升目108枚制大将棋では左右袖筋へ、
飛龍・猛牛が進めない「曲者さ」を嫌って私は、
1升目でも、獅子の動きのように止まれるよう
に、勝手に変えていた
のである。これは、水無瀬兼成の将棋纂図部類
抄の、驢馬と金剛の動きの説明等から類推出来
る、「踊り駒の定義」とは、
そもそも元から合致して居無い。
そこで今回は、我流である事を、咎める事が
元々出来るとみられる事を逆利用して将棋纂図
部類抄に、ぴったり合わせるようにルールを戻
して飛龍と猛牛を弱くし、合計この敵味方各々
≪4枚の駒の弱体化だけ≫によって、
全体としての攻撃力(オフェンス)が守備力
(ディフェンス)に対して弱まるようにして、
再度テストした。
以下に2例ほど、変更ルールで指した局の
指了図を示す。
上の例では、後手に反撃されて、なり変わっ
た、裏切りの酔象で先手玉が俗詰め状態である。
下の例では、やはり後手に反撃されて、奔王
と成り鳳凰の奔王で、比較的巧妙に、先手玉が
詰んでいる。
隣接升目にも止まれる飛龍と猛牛に変えたり、
止まれない飛龍と猛牛に変えたり交互に、先手
側が「雀指し戦法」は固定して一人指しすると、
先手が攻略に成功するのは、
水無瀬兼成の将棋纂図部類抄を無視して、隣接
升目で飛龍と猛牛が止まれる、強い飛龍、強い
猛牛の場合のみである事が、ほぼ確かと思える
ようにまでなって来た。香車の居る袖筋に、
飛龍・猛牛が来ないので、麒麟出しが楽になり、
特別なルールが付いている、酔象の働き所が
限定されるようになるのが、主な理由のようで
ある。
個人的には、飛龍・猛牛が端筋に行けないの
は、旧来から不自然とは思っているのだが。
将棋纂図部類抄をきちんと読んでいる
駒数多数将棋の愛好家には、この方が受け入れ
易いのは、確かに違いない
のではないかとも思っている。
この変更程度で、どうやらバランスが戻れる
ようであり、もう少しチェックして、これで解
決するようなら「酔象に関する特別なルール+
玉駒トライルールで攻めが僅かに強化も起こる
という、20年代型では無い場合なので、その
分攻弱化が起こる事の回避を狙い、飛龍と猛牛
のように『N踊り駒については、一・二・・・・
(N-1)升目の場合(をば)は踊らず』とい
う旨が記載された、水無瀬兼成将棋纂図部類抄
の踊り駒に関する
細則を、シンプル型の、本ブログ版普通唱導集
大将棋にしたときだけに、むしろ特別に、適用
し無いように再調整した」
という説明に、むしろ改変しようと、今の所私
は考えている。(2024/10/22)
のシンプルな本ブログ版西暦2017年型13
升目108枚制普通唱導集大将棋に、相麒麟の
喪失により、獅子が出来無くなったときの、リ
スクを回避してゲームの出来を元よりも、更に、
より良くする為に、どうぶつ将棋の玉駒トライ
ルールと、摩訶大大/大将棋の提婆無明入れ替
えルールを、微弱に酔象に適用し、結果「酔象
に関する特別ルール」を導入したところ、
守備力対攻撃力のバランスが、攻撃側に倒れて
しまい、改悪となった
という状況で、ルール改善をさらに進め、手直
し作業をしたという経過の説明である。
ここで、摩訶大大将棋の入れ替えルールの
微弱化とは、入れ替えたときに酔象は太子に
成らずに酔象のままであるという弱体化に加え
て更に、直前の着手で、前記の捕獲される酔象
自身が攻撃側の、何らかの駒を捕獲したケース
には、普通に取り捨てられてしまい、入れ替え
自体が起らないという点で微弱という意である。
これでも、酔象が守備駒から、終盤裏切り駒
ないし敵陣侵攻駒に変化した分、守備力低下が
顕著で、簡単な「雀刺し戦法」で、守り陣が、
攻略出来てしまうという欠陥が生じるという事
であった。
そこで今回は、取りあえず一番簡単に、
攻撃駒類である、飛龍の隣接斜め升目へも行け
ると、猛牛の隣接縦横升目にも行けるという、
ルールを無くしてみた。
これで、単純中央雀刺し戦法だけでは陣の壊滅
は起こら無くなった。
ちなみに、飛龍と猛牛は、将棋纂図部類抄に
従い、従来私はwikipedia記載で、
世界の将棋ルールである「2升目まで走り」で
は無くて、大阪電気通信大学、高見友幸氏解明
の踊り駒としている。「跳べるが、そのとき、
間の相手駒を、取るのも自由だし、単純跳びで
も良い」というルールにしているのである。
つまり、とにかく、走りでは無くて跳びも可能
駒としたのである。そして、以下が大切だが、
将棋盤で行ける升目について130枚制大将棋
と、13升目108枚制大将棋では左右袖筋へ、
飛龍・猛牛が進めない「曲者さ」を嫌って私は、
1升目でも、獅子の動きのように止まれるよう
に、勝手に変えていた
のである。これは、水無瀬兼成の将棋纂図部類
抄の、驢馬と金剛の動きの説明等から類推出来
る、「踊り駒の定義」とは、
そもそも元から合致して居無い。
そこで今回は、我流である事を、咎める事が
元々出来るとみられる事を逆利用して将棋纂図
部類抄に、ぴったり合わせるようにルールを戻
して飛龍と猛牛を弱くし、合計この敵味方各々
≪4枚の駒の弱体化だけ≫によって、
全体としての攻撃力(オフェンス)が守備力
(ディフェンス)に対して弱まるようにして、
再度テストした。
以下に2例ほど、変更ルールで指した局の
指了図を示す。
上の例では、後手に反撃されて、なり変わっ
た、裏切りの酔象で先手玉が俗詰め状態である。
下の例では、やはり後手に反撃されて、奔王
と成り鳳凰の奔王で、比較的巧妙に、先手玉が
詰んでいる。
隣接升目にも止まれる飛龍と猛牛に変えたり、
止まれない飛龍と猛牛に変えたり交互に、先手
側が「雀指し戦法」は固定して一人指しすると、
先手が攻略に成功するのは、
水無瀬兼成の将棋纂図部類抄を無視して、隣接
升目で飛龍と猛牛が止まれる、強い飛龍、強い
猛牛の場合のみである事が、ほぼ確かと思える
ようにまでなって来た。香車の居る袖筋に、
飛龍・猛牛が来ないので、麒麟出しが楽になり、
特別なルールが付いている、酔象の働き所が
限定されるようになるのが、主な理由のようで
ある。
個人的には、飛龍・猛牛が端筋に行けないの
は、旧来から不自然とは思っているのだが。
将棋纂図部類抄をきちんと読んでいる
駒数多数将棋の愛好家には、この方が受け入れ
易いのは、確かに違いない
のではないかとも思っている。
この変更程度で、どうやらバランスが戻れる
ようであり、もう少しチェックして、これで解
決するようなら「酔象に関する特別なルール+
玉駒トライルールで攻めが僅かに強化も起こる
という、20年代型では無い場合なので、その
分攻弱化が起こる事の回避を狙い、飛龍と猛牛
のように『N踊り駒については、一・二・・・・
(N-1)升目の場合(をば)は踊らず』とい
う旨が記載された、水無瀬兼成将棋纂図部類抄
の踊り駒に関する
細則を、シンプル型の、本ブログ版普通唱導集
大将棋にしたときだけに、むしろ特別に、適用
し無いように再調整した」
という説明に、むしろ改変しようと、今の所私
は考えている。(2024/10/22)