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2017年型普通唱導集大将棋酔象弱入替+龍牛変更快調(長さん)

以下オリジナルの、取捨てで成り駒は在るだけ
のシンプルな本ブログ版西暦2017年型13
升目108枚制普通唱導集大将棋に、
(1)どうぶつ将棋の玉駒トライルールを玉将・
太子に適用する、
(2)酔象は相手に取られたときは、捨てられ
るのでは無くて、向きが相手側に変わって、相
手が、依然酔象として使い続ける「入れ替え」
というルールを導入する、
(3)ただし酔象が、取られたときに向きが変
わって「入れ替え」になるのは、直前に、その
酔象で攻めて、相手の駒を取っているという事
が無い、その酔象に関してだけである。つまり、
「取り捨て」と「入れ替え」は混在している。
(4)猛牛と飛龍の行き所は1升目飛んで向こ
う、第2升目だけであり、隣接第1升目へは、
行けないものとする。なおこれらの駒は、元々
踊り駒であり、跳びか、跳んで間に相手駒が有
れば、その駒を取れるという動きをする。その
変更の結果、「第2升目先への、行き先限定な
踊り駒」になる、
という、以上4つの項目を付加した、大将棋
ゲームの出来のテストを行い、今度こそ順調で
あるという報告である。
 ここで(1)と(2)は双方に麒麟が喪失し
た場合に、勝負が付き難くなるのを避ける為に
導入したものであり、
(3)は、酔象が攻撃駒として使える為「駒得
をして、相手に手渡しをする」という、先手と
後手で繰り返される、単調な将棋の出現の懸念
を避ける為のもの、
(4)は、酔象の性格の変化で、攻撃力が守備
力に対して、オリジナルゲームよりも相対的に
少し強くなる事を再調整する為に導入したもの。
 以上である。
 目下、数局テストした段階だが、印象深い局
の指了図を、以下に2例示す。
 最初は、酔象を先手・後手双方が、新ルール
を無視して、無理やり守り駒にし続けて指し、
(4)の飛龍・猛牛の動きで、隣接升目へは
行けないという弱体化しすぎで攻撃力が低下し、
勝負が付かなく、ならないかどうかを主として
チェックするような、指し方をした場合である。
つまり、冒頭の説明で(4)の猛牛・飛龍駒の
ルール変更は、「行き過ぎ」では無いかと言う
懸念を、チェックする為のテストである。
 結果まず示すのは、その懸念が当たり、獅子
一枚では、双方に守り駒がたくさん残り、勝負
が付かないように見える、中間局面である。

普通唱導2017酔象弱交換牛踊途中.gif

 しかしながら、実際にはここから、酔象が、
相手の横行を倒すために、互いに銀将を一枚
づつ伴って、獅子の居無い側から脱出し、太子
トライを目指した結果、上のケースでは、たま
たま後手のトライ勝ちで指了となった。

普通唱導2017酔象弱交換牛踊指了.gif

 冒頭の(1)のトライルールと、太子の元駒
である酔象に付与した(2)の入れ替えルール
による攻撃力の増加が、(3)でやや弱化させ
たものの、ゲームの出来を、(4)の猛牛と、
飛龍の弱体化による攻撃力の減少を、

うまく補って、良くしていた事を示している

上2つの図は、好例である。
 次に以下の図は、(4)の猛牛・飛龍のルー
ル変更をした状況で、相麒麟を失ったという局
で、トライで勝負が付くという性質に変化が無
い事を、確かめた局の指了図である。

普通唱導2017酔象弱交換牛踊麒麟失了.gif

 上のケースでは後手の酔象は、たまたま消失
したが、その代わりに玉将自体がトライして、
勝負が付いたところである。
 以上のような状況であり、今度こそはという
状態であるが、数局テストの段階で、改善が
功を奏しているという結論に今の所なっている。
(2024/10/23)

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