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将棋駒生地の駒作成中ヨゴレを画像処理検知か(長さん)

以前、成書「都市平泉の遺産」の83ページ
の柳之御所、歩兵将棋駒の駒字の脇に、強い
画像処理で、ルール内容の加筆と疑われる漢
字模様が現れたとの旨、本ブログで紹介した。
 だが、画像処理ソフトの何らかの機械的現
象に過ぎない疑いが有ると私は見ていたので、
何んでも良いのだろうが手元の適当な成書で、
将棋駒生地が撮影されている、増山雅人の「
将棋駒の世界」の画像で、木目が比較的淡い
将棋駒像に、私のいつもの手順で同様な画像
処理を加え、「単なる機械が作り出した偶然
模様」である疑いについて、テストしたので、
以下に例を挙げて、結果を紹介する。

百枚程度の画像で1枚程度の割合で、将棋駒
を作成した途中に付く、工程防忘の字が残る

事があるようである。つまり、

画像処理は、将棋史にとってすばらしく有用

である可能性が有るという意味である。
 以下は、冒頭の増山雅人「将棋駒の世界」
第78ページの、近代制作で収集家が所持し
ている将棋の駒であり、自己のペンネームを
「静山」と名乗る、実際には豊島龍山と同一
人物によると、増山には疑われる駒師の、
「小野鵞堂の書体」駒のうち、左下の金の裏
面とみられる物品の、私のいつものやり方に
よる、強い画像処理結果である。

将棋駒の世界1.gif

 上図のように、三文字何か模様が浮かび、
中央の字は「金将」がダブって重なっており、

「◎金将」の意図のようでもある。

将棋駒製作中に、何の駒を作るのかを間違え
ないようにする為に置いた紙の墨が、金将駒
の裏面に残り、豊島龍山が、研磨したものの、

画像処理を強く掛けると痕跡が出る

ようにも、私には見える。画像処理ソフトを
疑うどころか、

将棋史の解明の為の、遺物に残る痕跡の検知
に、思いの他、私の日常している画像処理は
結構有用

なのでは無いかと、この結果を見て個人的に
疑い出したところである。(2024/11/27)

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