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鶴岡八幡宮境内汚れ歩兵駒兵左に廃棄の文字(長さん)

今回は、神奈川県鎌倉市の鶴岡八幡宮境内
遺跡で、西暦1980年前後に出土した、
5枚の、4枚が大将棋の駒、1枚が小将棋
歩兵と、本ブログの管理人に疑われている
うちの「新型崩さず金歩兵」では無いかと、
本ブログでされている、ここで仮に呼ぶ、
「汚れた歩兵駒」の、強画像処理像で、兵
の字とみている左に漢字で「丘」の横線を
挟んで、漢字で、「廃棄」と書かれている
疑いがあるとの旨の報告である。私の解釈
だがこの遺物は普通唱導集の将棋と大将棋
の世界、そのものだ。
 さて画像処理は、平凡社の成書である、
よみがえる中世3/「武士の都鎌倉」の、
巻頭カラーの将棋駒集合写真に施している。
 天童の将棋駒と全国遺跡出土駒の、27
鶴岡八幡宮境内遺跡(神奈川県)の、
スケッチ図番号で、第5番、写真は左側面、
の画像について対応する「武士の都鎌倉」
本の像で施したが、後者では5枚集合写真
のコマで、右上に撮影されている将棋駒が、
同じ物品で同一面である。
 この「汚れた歩兵駒」は通説では、成り
飛車金口の裏面で、飛車の草書が書かれて
いるとされる。

鶴岡八幡宮汚れ歩兵.gif

 上図から、本ブログの管理人は、天童の
将棋駒と全国遺跡出土駒本の27の第4番
の歩兵と、この第5番の通説「飛車」は、

書体が近似の「歩兵」ではないかと、全く
違って、ここでは見ている。

 上記像は、4番の歩兵の墨が流れ出して、
木目に沿って、ヨゴレが付いていると見て、
ほとんど矛盾が無く、謎は上図で矢印の先
で表した、2つの斑点が、それでは説明し
辛いだけである。
 そこで、下記のように、その部分を拡大
すると、書いた当初から滲んで、やっと、
判読出来たという文字で、上から下へ縦に
2文字で、

漢字で廃棄と書いてある

ようにも私には見える。

鶴岡八幡宮汚れ歩兵拡.gif

なお、上図で、廃と棄の間の黒い斑点は、
兵の丘の、下横棒の左端の「墨溜り」と私
は見ている。「棄」については、墨溜り
からの滴りとしても説明できるが「廃」
と見た方の斑点は、出来た理由が特に謎だ。
 仮に上の解釈が正しいとすると、この
将棋駒の字は、多分裏面が金口だとして、
オモテ面には、

「歩兵廃棄」と書いてある

疑いが有ると、いう事な訳である。
 作成中に何らかの事故で、墨が滲んで、
将棋駒駒木地全体を、汚してしまうような
事が有ったので。「廃棄」と書いて、文字
通り廃棄した、大将棋の歩兵駒ではないか
と私は推定している。裏面に廃棄と書くの
は、そう書いた事の機能/効力という点で
意味が不明であり、紹介した面には裏面の
飛車では無くて、やはり、オモテ面として
「歩兵」と書いてあったのでは無いのだろ
うかと依然として私は疑っている。(2024/12/01)

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