4人挟み19路型取合い爆発せず(長さん)
以前に、先手から見て左に相手プレーヤが
居て、2人でプレーする囲碁盤を使った、
一人あたり18個碁石持ちの、挟み将棋状
のゲームを紹介した。プレーヤが、将棋の
穴熊囲いのような陣を作って、局面が膠着
し無いように、プレーヤ間と、その対角線
向こうの雪隠位置の角交点に、碁石を移動
したら、次の自分の着手で、その雪隠の石
をただちに移動させる手を着手し無ければ
ならないという、
特別なルールを作って、膠着化を回避した
という仮説をたててみたと、本ブログで
示した。それでも、自陣で相手から離れた
位置の雪隠の角点を中心に、双方、穴熊囲
い状の配置は可能だから、そのような挟み
将棋状の碁石ゲームは、依然硬直化し成立
し無いとの結論であった。勝負するという、
本来のボードゲームをしない、特殊な目的、
つまりは暇つぶしをする目的のときだけ、
そのようなボードゲーム状遊びが、行われ
たのでは無いかという事であった。
その際、4人制の同系統ゲームは、雪隠
交点に関する特別ルールの適用が、4人だ
と適用し難くなるので、今述べた同系統の
ゲームは不能であるとの説明を本ブログで、
そのときにした。が実際にテストした結果、
誤りである
事が判ったので、訂正し、先ずはお詫びす
ると共に、状況を以下に説明する。
雪隠点4交点共に、
どのプレーヤが侵入しても、自分の次の着
手で、脱出する着手をし無ければならない
とし、初期配列の碁石数を、各プレーヤで、
自身の一番手前に17個並べる初期配列で
両端を空ければ、ゲーム自体は一応出来
そうであった。

上図は、小さな○軍、Y軍、大きな○軍、
X軍と、順に反時計回りで着手し、挟み将
棋型ゲームを、4人で行うような例であり、
○軍同士、X軍とY軍は、同盟を組んでい
て、味方のどちらの駒で、他の相手の石を
挟み将棋の要領で挟んでも、攻められ側の
碁石が取れるというルールで、プレーする
ものである。
実際にやってみると、
序盤に爆発的な駒の取り合いは起こらない。
これは、361個も交点が有るので、68
個の碁石では、定常的に「行き場所余り」
な為である。
終始、だらだらとゲームは進行し、下の
ような局面で、一例では指掛けで、プレー
ヤは4人共に、勝負をつけるのは、諦めて
しまうとみられる。

つまり、
初期の段階で硬直化
してしまい、ゲームとして、成立し無いが、
浮世絵師が、
稀には見た事が有るので、描く程度
の事は、そのケースもあったかもしれない。
つまり4人碁とされるものは、実際には、
碁石/碁盤を使ってする、4人挟み将棋型
ゲームだった可能性も、有るようだ。
4人制のケース、穴熊陣による「ダラケ」
は、確かに冒頭に述べたように、4交点の
特別な着手点ルールを作ると起こら無いが、
盤交点が計361点も有るので68個の石
では、広すぎて逃げ場が多すぎ
改善効果としては、焼け石に水の形となる
ようだ。
以上の事から、挟み将棋型ゲームで、
ボードが囲碁盤か将棋盤/将棋駒に限られ
るケースは、出来の良いゲームが、歴史的
には全く現れ無かったのでは無いかと、私
には、疑われるようになってきた。
(2025/01/27)
居て、2人でプレーする囲碁盤を使った、
一人あたり18個碁石持ちの、挟み将棋状
のゲームを紹介した。プレーヤが、将棋の
穴熊囲いのような陣を作って、局面が膠着
し無いように、プレーヤ間と、その対角線
向こうの雪隠位置の角交点に、碁石を移動
したら、次の自分の着手で、その雪隠の石
をただちに移動させる手を着手し無ければ
ならないという、
特別なルールを作って、膠着化を回避した
という仮説をたててみたと、本ブログで
示した。それでも、自陣で相手から離れた
位置の雪隠の角点を中心に、双方、穴熊囲
い状の配置は可能だから、そのような挟み
将棋状の碁石ゲームは、依然硬直化し成立
し無いとの結論であった。勝負するという、
本来のボードゲームをしない、特殊な目的、
つまりは暇つぶしをする目的のときだけ、
そのようなボードゲーム状遊びが、行われ
たのでは無いかという事であった。
その際、4人制の同系統ゲームは、雪隠
交点に関する特別ルールの適用が、4人だ
と適用し難くなるので、今述べた同系統の
ゲームは不能であるとの説明を本ブログで、
そのときにした。が実際にテストした結果、
誤りである
事が判ったので、訂正し、先ずはお詫びす
ると共に、状況を以下に説明する。
雪隠点4交点共に、
どのプレーヤが侵入しても、自分の次の着
手で、脱出する着手をし無ければならない
とし、初期配列の碁石数を、各プレーヤで、
自身の一番手前に17個並べる初期配列で
両端を空ければ、ゲーム自体は一応出来
そうであった。

上図は、小さな○軍、Y軍、大きな○軍、
X軍と、順に反時計回りで着手し、挟み将
棋型ゲームを、4人で行うような例であり、
○軍同士、X軍とY軍は、同盟を組んでい
て、味方のどちらの駒で、他の相手の石を
挟み将棋の要領で挟んでも、攻められ側の
碁石が取れるというルールで、プレーする
ものである。
実際にやってみると、
序盤に爆発的な駒の取り合いは起こらない。
これは、361個も交点が有るので、68
個の碁石では、定常的に「行き場所余り」
な為である。
終始、だらだらとゲームは進行し、下の
ような局面で、一例では指掛けで、プレー
ヤは4人共に、勝負をつけるのは、諦めて
しまうとみられる。

つまり、
初期の段階で硬直化
してしまい、ゲームとして、成立し無いが、
浮世絵師が、
稀には見た事が有るので、描く程度
の事は、そのケースもあったかもしれない。
つまり4人碁とされるものは、実際には、
碁石/碁盤を使ってする、4人挟み将棋型
ゲームだった可能性も、有るようだ。
4人制のケース、穴熊陣による「ダラケ」
は、確かに冒頭に述べたように、4交点の
特別な着手点ルールを作ると起こら無いが、
盤交点が計361点も有るので68個の石
では、広すぎて逃げ場が多すぎ
改善効果としては、焼け石に水の形となる
ようだ。
以上の事から、挟み将棋型ゲームで、
ボードが囲碁盤か将棋盤/将棋駒に限られ
るケースは、出来の良いゲームが、歴史的
には全く現れ無かったのでは無いかと、私
には、疑われるようになってきた。
(2025/01/27)