山形県米沢市古志田東遺跡で10C泰山墨書挽き物(長さん)
今回は、表題のように「挽き物」に属する
らしい、木製の浅型の椀に、「木」と書いて
あるとされるが、漢字で2文字「奉山」の
ようにも本ブログ管理人に見える古代の地方
豪族館跡出土物品の紹介である。
遺物の写真は今回は、文化庁編の「発掘
された日本列島」に載っている。コンテンツ
の書誌は以下の通り。
「発掘された日本列島」/2000、文化庁、
西暦2000年。
その第50~51ページ付近に説明があり、
第101ページ付近に、遺物の写真が在る。
なお「挽き物」とは木製容器の、特定製法の
意味らしい。
遺跡の場所は、第50ページ付近の説明に
より、山形県米沢市。吾妻連峰が景観できる
場所との事である。遺物が出土したのは、前
世紀の終わり頃であろうが、私には良く判ら
無い。
遺物の成立年代は、同書第50ページの記
載から9世紀後半から10世紀初頭平安時代
中期のようである。
遺物の写真は、繰り返すと同書第101
ページの上段のコマのほぼ中央にあり、便宜
的に③との旨、記号が付記されている。
ロクロ挽きで、須恵器を真似て作成したもの
で、台の無い浅い椀であり、「底に漢字で
『木』と刻まれている」との旨、前記成書に
説明が有るようである。

上図のように、
「木」の横棒の上にやや短く横線が2本有る
ようにも、はっきりし無いが私には認識され、
また円弧の一部のような曲線に沿って、右に
目を移すと、漢字で「山」のようにも、見え
なくも無いと疑われる、やや小さな刻線で
出来た、模様が有るように私は思う。
「吾妻連峰が真近に見える」という事から、
挽き物の一つを、山岳崇拝の祭祀用に転用し
たとして、余り矛盾は無いような気が、私に
はする。(2025/02/10)
らしい、木製の浅型の椀に、「木」と書いて
あるとされるが、漢字で2文字「奉山」の
ようにも本ブログ管理人に見える古代の地方
豪族館跡出土物品の紹介である。
遺物の写真は今回は、文化庁編の「発掘
された日本列島」に載っている。コンテンツ
の書誌は以下の通り。
「発掘された日本列島」/2000、文化庁、
西暦2000年。
その第50~51ページ付近に説明があり、
第101ページ付近に、遺物の写真が在る。
なお「挽き物」とは木製容器の、特定製法の
意味らしい。
遺跡の場所は、第50ページ付近の説明に
より、山形県米沢市。吾妻連峰が景観できる
場所との事である。遺物が出土したのは、前
世紀の終わり頃であろうが、私には良く判ら
無い。
遺物の成立年代は、同書第50ページの記
載から9世紀後半から10世紀初頭平安時代
中期のようである。
遺物の写真は、繰り返すと同書第101
ページの上段のコマのほぼ中央にあり、便宜
的に③との旨、記号が付記されている。
ロクロ挽きで、須恵器を真似て作成したもの
で、台の無い浅い椀であり、「底に漢字で
『木』と刻まれている」との旨、前記成書に
説明が有るようである。

上図のように、
「木」の横棒の上にやや短く横線が2本有る
ようにも、はっきりし無いが私には認識され、
また円弧の一部のような曲線に沿って、右に
目を移すと、漢字で「山」のようにも、見え
なくも無いと疑われる、やや小さな刻線で
出来た、模様が有るように私は思う。
「吾妻連峰が真近に見える」という事から、
挽き物の一つを、山岳崇拝の祭祀用に転用し
たとして、余り矛盾は無いような気が、私に
はする。(2025/02/10)