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敵味方クリップ止識別法で3人朝倉将棋をチェック(長さん)

以前、五角形駒で向きによる敵味方の識別が、
3人将棋での座標の回転によって困難になる
条件で、駒の足にプレーヤー番号表示片を木
ネジで取り付ける方法と、頭にクリップを付
け、クリップの元方向で、駒の所有プレーヤー、
先手、中手、後手の何れかかを識別する2種
類の方法について本ブログでは報告した。
 今回は、作業が簡便かつ、対局中に作業が
より易しく、かつ

忘れる懸念の少ない後者の方法を、実際に
試してみた

ので結果を報告する。
結論から述べると、プレーヤー識別や、駒の
動かし筋の間違いは減るとみられるが、

局面を読むのがクリップの存在の為、やや面
倒。そのため改良の効果は限定される

との結果を得た。では報告を開始する。
 下記の写真は、中盤が始まった頃の、この
識別方法を用いた場合の、3人朝倉将棋(
朝倉小将棋、または朝倉象棋)の局面である。

3人朝倉将棋クリップ.gif

 写真から、駒は動かすルールに準拠して、
前が駒の頭となっており2人制と同じである。
そして更に、

写真で線状に写っている方向のうち、駒から
下に線を伸ばした延長上に、所有するプレー
ヤー、先手、中手、後手の何れかが存在する
ように、各盤上駒共になっている。

2人制ならば、それがいつも駒の向きの反対
方向なのであるが、3人将棋では、自陣を出
て中段に上がった以降は60°回転してしま
う。
 写真から、駒の動く利き筋は、無理に指し
手に向けて、曲げた場合に比べて今度は見や
すく、また、

冷静に見れば、どの駒が、どのプレーヤーの
ものかを間違う事は、ほぼ無い

様子が判る。しかしながら、当然だがクリッ
プ止め方法の場合、

クリップの左右倒しは、頻繁であり、作業自
体が煩雑な上に、駒字の一部が隠れる、周囲
の駒にクリップが当る

等の、かなり深刻な問題が発生する。また成っ
たときに、この方法では、常にクリップ反転
させなければならない点に、煩雑感を感じる。
 なお今回、頭にクリップを止めたのは、
百均の将棋駒と、同じく百均の小型木製クリッ
プの組合せの場合、開き口がクリップが小さ
ので当然小さく、大駒の下部を挟み込む事が、
たまたま出来なかったためである。仮に今回
のケースは、下部に止められたとすれば、
その方が、他の隣接駒の邪魔になる問題は、
多少は軽かったかもしれない。
 また、百均のこの木製クリップの場合、
バネが比較的簡単に外れてしまいやすく、外
れた場合に、修理が煩雑で、

予備を多数用意しておかないと、実用になら
ないという問題もある

ようだ。ただし、作業は簡便であり、

今述べた、バネが外れる懸念が仮に無かった
としたら、駒名が読みづらいが、何もせずに
駒が、局所的な進行方向と左右に60°ズレ
た状態で、利き筋を読むよりは少しマシ

との評価であっただろう。
 以上の結果から冒頭に述べたとおり、駒名
が隠れる等の為、局面が見づらいという問題
が解決するとすればであるが。
 かなり特殊な日本の将棋のゲーム駒が、現
実実際に出来た場合に、前よりは少しマシに
なって、3人将棋も出来るようになったと、
恐らく感じられるケースは、有るのだろう。
(2020/05/10)

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