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4ボタンマウスの表計算ソフト使用将棋への利用(長さん)

たまたまであるが、最近埼玉の電気製品
ディスカウントショップ、ハードオフで、
下記の写真のような4ボタンマウスを
見つけて購入した。

4ボタンマウス.gif

 通常のマウスは前の方に左右のプレート
状ボタンと、中央部に回転部がある。
台湾の老舗のコンピュータマウス製造会社
A4TECH社の製品で、特殊グレード
マウスOP-730D系統のものである。
中央回転部と、左クリックプレートボタン
の間に、

出っ張った長方形ボタンがもう一つある。

 このボタンの働きは決まっていて、

ダブルクリックと同じ

である。
 ファイルを呼び出すのに便利であるが。
エクセル等、表計算ソフトのシートでする
将棋で、

セルを手直しするとき、文字入力への切替
と、修正文字の抽出に特に便利

である事が判明した。ダブルクリックと
同じなのであるが。通常のマウスで、それ
をすると無視されるケースが有り、やり直
しが必要だが、このマウスでは、無視され
る確率がかなり低い。
 よって成りと持駒が有り、表計算ソフト
のセルを、対局中に替える必要の有る将棋
を指す場合、特に有用である。なお、

米マイクロソフト/オフィス/エクセル、
独ドキュメントファウンデーション/
ライブルオフィス/カルクの両ソフトの
将棋で、利便性は同程度

のようであった。広い意味でゲーム用
マウスの範疇の物品であろう。
 上記の写真のように、前記ディスカウン
トショップで、たまたま1個が売れ残りで、
300円で入手出来たが。
 少なくとも、表計算ソフト将棋ゲーム用
には、ディスカウントショップで安値で見
かけた際は、購入が、お勧めのようである。
 なお4番目のボタンに、別の機能例えば
CTRL+マウス左クリックが、再割り当
てする等他の使い方が出来るかどうかだが。
 webを調べた限りでは、設定はかなり

面倒なようだ

との印象を受ける。(2023/07/31)

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OFFSET(定義,ROWS(定義)-ROW(座標),COLUMNS(定義)-COLUMN(座標))とは何(長さん)

今回は、webの下記のページにある、エクセル
シート内の領域の180度回転の方法についての
紹介で、それをする為の関数として記載されている、
=OFFSET(名前の定義,ROWS(名前の定義)-ROW(座標),
COLUMNS(名前の定義)-COLUMN(座標),)
とは、何者なのかについて調査結果を報告する。
web上のサイトは
エイチテイテイピーエス://
ja.extendoffice.com/documents/excel/4602-excel-
rotate-table-90-degree-180-degree.html
である。
 既にこれまで述べたように、本ブログでは、
制御文字列部を作成し
=T(Indirect(参照座標))
関数で、長方形領域の180°回転を行う方法を
紹介している。
結果を書くと制御文字列部が、前記webのサイト
の方法で、

不要になる訳では無い。

=T(OFFSET(名前の定義,ROWS(名前の定義)-
ROW(Indirect(参照座標)),
COLUMNS(名前の定義)-COLUMN(Indirect(参照座標),))
とすると、

制御文字列を、列の逆順、行の逆順に作らずに、
A1、B1、C1、・・・・
A2、B2、C2、・・・・
A3、B3、C3、・・・・
:  :  :  
:  :  :
と、小さい順に普通に文字群として作ると180°
反転するだけ

である。
 なお、「名前の定義」とは、例として13×
13升将棋では、A1:M13という、引数を、
上記式の中で本来はOFFSET、ROWS、COLUMNS関数
で使うのだが、A1:M13という文字を、
別の名前に言い換える事が出来るという機能が、
表計算ソフト一般には有るのである。操作法は、
エクセルでは、計算式を立てる部分にある
「名前の定義」タグで、A1:M13域をマウス
ドラッグした上で、必要項目に入力すると、
たとえば「Shogi」という文字に置き換える
事が出来ると言っているのである。逆に言えば、
上記で「名前の定義」の部分には、「Shogi」
では無くて「A1:M13」というパラメータを、
通常のエクセル関数で良く有るように、そのよう
に書いても同じ動作をする。
 わざわざ、=T(Indirect(参照座標))を、
=T(OFFSET(名前の定義,ROWS(名前の定義)-
ROW(Indirect(参照座標)),
COLUMNS(名前の定義)-COLUMN(Indirect(参照座標),))
に置き換えても、本ブログの管理人が調査した
結果、

制御文字列を、逆順で書かなくても良いという、
それだけの事

であった。Indirect(参照座標)関数を
使わないと、盤の駒セルを移動させると、
この場合は、移動前に駒の居た位置と点対称位置
のセルの参照座標がズレ、180°回転関数が
崩れてしまったのである。ただし制御文字部
をアルファベットが後ろで、行数の大きい文字
から順番に、セルに左から入れて行く場合に
比べて、自動で制御文字部が出来るように、

QBasicVer.1.1や、N88Basic
で、「ベーシックのプログラム」を書いて、
CSVファイルを作るやり方を取る場合、その
ベーシックのプログラムは、格段に簡単になる。

 なお、ADDRESS関数を使って、エクセル
シート内で、文字列セル群を作る場合は、手間は
五十歩百歩のようであった。
 また、升目数が馬鹿デカイ将棋用の制御文字部
の左上部を部分的に使えば良くなるので1回、
升目の極めて多数な将棋用の制御文字部を作って
おけば、下記のように一般の将棋用に全部兼用出
来る利点がある。
 なお下記の図を補足するが制御文字部と盤反転
関数演算結果表示部とは、下記のように、表示
領域全体を、上下入れ替える事が一般的に出来る。

改善熊澤良尊悪行入101.gif


改善熊澤良尊悪行入102.gif

 従来の=T(Indirect(参照座標))法では、それ
をしようとすると、はなはだしくシートで離れた、
右下隅の演算部をIndirect関数が参照す
る事になるので、デバッグがし難い欠点が有るの
だが。=T(Indirect(参照座標))を、
=T(OFFSET(名前の定義,ROWS(名前の定義)-
ROW(Indirect(参照座標)),
COLUMNS(名前の定義)-COLUMN(Indirect(参照座標),))
に変更したやり方を取るとそれが防げるのである。
 何か、エクセルのプロだけが知る、裏技が、
webに書かれているような印象が、調査前私に
は有ったが。調べてみると、前記のwebページ
の内容に関しては、制御文字列部をシート内に
作らなければならないという点で、いっしょなの
で、やり方を知って使っても、大差は無い。だか
ら、このwebページに

たいそうな内容は無い。

以上のように、今回結論された。(2023/07/30)

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米オープンオフィスカルクと独ライブルオフィスカルクで違う(長さん)

以前述べたように、先手と後手の駒とで、
何らかの隠し文字を入れて、セル文字色
を変える為に条件付書式機能を使うとき、
米マイクロソフト/オフィス/エクセル
では、「特定文字列が文字セル内に含ま
れる」で、条件付書式強調が出来るが、
米アパッチ/オープンオフィス/カルク
では出来ない。ので、180°回転関数、
T(INDIRECT())の回答表示
部の駒色を後者は自動で出す事が出来ず、
盤180°回転演算結果表示部に先手と
後手駒の区別が表現できないので、
米アパッチ/オープンオフィス/カルク
では、T(INDIRECT())関数
数式演算結果表示部を、盤セル領域に値
コピーすると、そのときにも色情報は
継続されず、先手/後手の駒帰属情報が、
消失してしまうとの事であった。
 ところで、米アパッチ社/
オープンオフィス/カルクは、
独ドキュメントファンデーション社/
ライブルオフィス/カルクとは

似た表計算ソフトであるが。後者にだけ、
「文字セルに特定文字列がある時だけ、
文字の色を変え(て強調す)る機能」が
有る

のに、本ブログ管理人は直近気がついた。
 米アパッチ社/オープンオフィス/
カルクは、最終更新バージョンが古く、
どうやら同系統の、
独ドキュメントファンデーション社/
ライブルオフィス/カルクが、その後に、
米マイクロソフト/オフィス/
エクセルと互換性を持たせたという、
経緯らしい。
 セルのドラッグ(引っ張り)移動が、
米マイクロソフト/オフィス/エクセル
では出来るが、
独ドキュメントファンデーション社/
ライブルオフィス/カルクでは出来ず、
Ctrl+マウス左クリックで、
コントロールコードを送っていら、
ドラッグ(引っ張り)移動となるので、
面倒なのだが。逆さ文字を作るときに、
米マイクロソフト/オフィス/エクセル
では、文字順入れ替え入力→半角@横倒
フォント化→1字ずつ(Alt+
Enterで)セル内改行→90°回転
なのに対して、
独ドキュメントファンデーション社/
ライブルオフィス/カルクでは、
「そのまま横入力の、180°回転」な
ので。成や、持駒ルールへの対応の為に、
駒名を手直しするとき、独ドキュメント
ファンデーション社/ライブルオフィス/
カルクの方が、書き換えがし易く

格段に手直し、し易いという長所を持つ。

 駒手直しには相手駒持駒化の有る日本
の将棋のケースには、先後手の色を変え
る為の「隠し文字の交換」作業も含まれ
るので、その差が特に顕著化する。
 個人的には、成有り/持駒無しでは、
米マイクロソフト/オフィス/エクセル
が、セルドラッグ移動の簡便さで多少勝
るが。成有り/持駒有りの日本の将棋で
は、独ドキュメントファンデーション社/
ライブルオフィス/カルクが、駒名や、
先手・後手帰属別の手直し容易さで多少
勝る可能性が有るのではと、冒頭の事実
を発見して思うようになった。(2023/07/29)

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T(INDIRECT(制御セル))演算結果文字にも書式付く(長さん)

以前、敵味方の駒の色、敵味方文字の正/逆
が、盤の180°回転を1手毎にしながら、
正しく表現できる、米マイクロソフト/
オフィス/エクセルシートを使った、日本の
将棋ゲームについて考察した。このケース、
日本の将棋には成や持駒が有るなどし、
盤の180°回転だけで無く、グラフィック・
オプション機構で、ディスプレー像自体も、
180°回転して使うのであった。
 そして反転する毎に入れ替わる、文字の
正対/逆情報を、表計算ソフト一般でそれが
引き継げ無いので、先手と後手が計2箇所の
エクセルシートの他の領域に、情報保存して、
そのつど、書式参照、書式保存すれば良いと
いう事であった。

ただしこのやり方では、直前の相手の着手した
駒が、正常表示され無い

という欠点が有った。
 そこで今回は、その問題の解決方法を捜索
した。その結果、表計算ソフトでは

関数計算の結果の表示にも書式が、別の所から
独立にコピー出来るので、相手の保存した
書式情報を貼り付けて、相手に手を渡す前に、
バグを着手側が、修正出来る

事が判明した。
 そのとき述べたように、盤、関数制御部、
T(INDIRECT(制御セル))演算結果
部、先手手前表現時の駒向き情報、後手手前表
現時の駒向き情報。以上の5つの領域が、予め
準備される訳であるが、そうなっていれば、そ
れで充分である。
 具体的には、手順は以下の通りである。
自分手前表現時の駒向き情報を書式貼付けする→
着手する→=T(INDIRECT(制御セル))
関数結果表示部に、相手手前表現時の書式情報
を書式貼り付けてみる→自分の動かした駒だけ、
向きがおかしく出るので直す→対応する相手の
書式情報ファイルを、直したのと同じパターン
で修正する(サービス行為)→自分手前表現
時の駒向き情報エリアに、新しい駒向き情報を
盤全体から書式貼り付けする→サービスで、
=T(INDIRECT(制御セル))関数
結果表示部のデータを、盤に値貼り付けする。
→Alt+Ctrl+↓(先手なら)↑(後手
なら)の、ノートパソコンのグラフィック・
オプションで、ディスプレー画像全体を
反転させ、相手に手を渡す。
 この後、相手は、1箇所修正された、保存
書式情報を、将棋盤面部に書式貼り付けすると、

駒の向きが、全部正しく表示される。

以上である。

複雑だから、間違える可能性が有るが、局面が
安定したときに、まとめて直しても、実用上は
特に問題無い。

 つまり今回、以下の事が判った。
表計算ソフトの書式は、コピーで継承出来ない
だけでなく、試行錯誤で本ブログの管理人が
チェック/テストをしたところ、

単なる修飾な為、演算結果の表示部にさえも
貼付ける事が出来、その結果演算結果の書式表
現も、張付いた書式に従い変化して表示される

という性質のものだった。表計算ソフトは計算
が主体な為、今述べた情報を、web上で検索
するのも、かなり困難だった。その為試行錯誤
によりようやく今回、私は今述べた「大事な事」
に、気が付いたという次第である。(2023/07/28)

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エクセルの将棋で駒の向きの書式を反映する(長さん)

既に、インテルのCPUが搭載されている等
で、画面をグラフィック・オプション機能で
反転せる事の出来るノートパソコンでは、米
マイクロソフトのオフィス/エクセルで
将棋の類を指すシート領域を、180°回転
出来ると、エクセル操作画面だけが反転して、
後手も先手も、表計算ソフトエクセルを、正対
画面で操作出来、成や持駒ルール処理の為の、
キーボード操作が、し易いという指摘をした。
 そしてINDIRECT()関数を用いて、
将棋盤の回転は出来るのだが、先手・後手駒を、
強調表示する機能で、チェスのように色分けは
出来るものの、セル文字の反転という書式が、
引き継げない為、日本の将棋流の、駒の先後手
帰属判断が出来ないとの旨、問題点を述べた。
 その為、

日本将棋の、駒を逆向きに置いて敵味方を区別
する「文化」が、継続しにくいという点を議論

した。今回は、この点の改善を試み、
 同一セルシートの、少し離れた所に、

先手番のときの、「セル位置単位での」文字向
き書式情報と、後手番のときの、「セル位置
単位での」文字向き書式情報を、計2箇所別々
に保存しておく

事により、着手で動く駒1個の書式は乱れる為
1箇所、書式貼り付けで手直しする必要が有る
程度で、その他は駒向きを正しく表示したまま、
将棋が指せる事を発見したので以下に紹介する。
 以下は、鎌倉横小路流改善熊澤良尊型大将棋
のエクセル将棋を例として示しており、

13×13の方形領域がセル上に、5箇所有る。


改善熊澤向情報.gif

 左上が、駒を動かす将棋盤、その下が
INDIRECT()関数を制御する文字列、
その下が、反転計算表示部だが。右隣に
↑を半角@フォントにして90°回転させてか
ら、先手番のときに駒の書式を13×13の
←文字列にコピーした結果を示す「先手手前書
式保存部」と、その下に後手番のときに駒の書
式を13×13の←文字列にコピーした結果を
示す「後手手前書式保存部」が、上下に並んで、
13×13の大きさで表示されている。
なお、書式が保存されていればよく、表現は、
←・↑・↓で、駒が無い・先手駒・後手駒を
表しているでも、何んであっても、視覚的には
見えなくても、13×13セル領域に、情報が
コピーされていさえすれば、何でも構わない。
また、上図では、書式領域が、盤や
INDIRECT()関数を制御する文字列部
との間に隙間無く続いているが、このように
し無くても、段がズレても何でもよい。
 ようするに反転して「値貼り付け」して貰い、
グラフィック・オプション反転自分作業時に、
「自分手前書式保存部」を書式コピー、着手後
更に自分着手後自分手前側の書式を、情報消去
せず、更に貼り付け保存すると、自分の着手駒
の1枚だけ、相手は方向手直しする程度で、駒
の向きは更にサービスで、盤回転をしたときに、
相手も、自分手前の駒向き情報がダブルで保存
出来ていれば駒の向きが正しく表示されるので
ある。
 つまり、右の矢印領域は、上と下とで、着手
した1枚の駒以外は、回転してから上下反転す
ると重なる形をしている。その演算を

エクセル自体では当面出来無いので、それぞれ、
対局者が、書式コピーし保存しているのである。

 ただし、着手するとき自分手前書式情報を、
呼び出しコピーしなければならないし、反転さ
せて値貼り付けしたら、相手も相手手前の駒向
き書式情報を、呼び出しコピーし無ければなら
ない。なお操作を間違えたときマイクロソフト・
オフィスのエクセルでも、他の計算ソフトでも
いっしょだが、この間違えやすい操作のやり直
しは効く。
 このやり方が全く無いと、局面が点対称型か
ら大きく離れていると1手毎に必要な修正箇所
は、かなり出る。
 しかしこの方法を導入すると、几帳面に着手
するごとに両者が小まめに、書式保存をし無く
ても、数手後の書式の乱れは多くて駒数数枚で
あるから、その場合も補正は簡単であり、操作
の厳密度が

要求され無いので、対局していて苦にならない。

 無論、その手で動いた駒の向きが1箇所正し
く無い点で、そもそも手法に厳密性が無いので、
この手法を

売り物にするほどの、動作の精度が無い

のだが。遊びで表計算ソフトを、若者がいじる
程度なら、これで

駒の向きを、日本将棋式にする問題に関して、
事実上対応出来た

と見て、さほど遠くは無いのではないか。以上
のように、私は試してみて自己評価している。
着手した駒だけ常に書式をおかしいので。逆に
相手が、何をしたかが判るという利点が、塞翁
が馬だが、有るかもしれないからである。
(2023/07/27)

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エクセルのADDRESS(1,カラム,2)関数(長さん)

既に、エクセル表の中に文字型セル形式で、
左上の任意の大きさの正方形領域の180°
反転型を作って、将棋盤の回転を表現する
事を目的とする、セル座標を180°反転
して自動出力するエクセルシートを紹介し
た。正常動作させる為に、座標を間接参照
する、INDIRECT()関数の参照セ
ル制御部が必要であり、その文字セル群を
作る事を目的として、エクセルソフトに読
み込ませる”,”区切りCSVファイルを
作る、BASICインタープリター上動作
の「ベーシック・プログラム」を本ブログ
で紹介した。
 その後管理人はエクセル自体の関数の中
に、目的の、INDIRECT()関数を
使用して、シート領域を180°回転する
この、制御文字列群を、入力支援する形で
作成する方法が無いのかどうか、web上
を捜索した。
 その結果、web上に、エクセル関数:
LEFT(ADDRESS(1,カラム,2),FIND("$",ADDRESS(1,カラム,2))-1)
で「INDIRECT()関数の参照セル
制御部のセル列座標文字」が作成出来ると
の旨の情報を発見し、課題を解決したので、
以下報告する。

これと、エクセルの入力支援・システムで
あるオートフィル機能を活用すると目的と
する制御文字列が、比較的容易に出来る

ようである。上記の関数でweb上を検索
してみて頂けると判るが、ADDRESS
関数には、

ADDRESS(1,参照カラム,列表現
の”$”だけを取り除くオプションの2)
という決まった引数(1,参照カラム,2)
という形式が有り

それを利用して、参照座標に書かれた求め
たい列数値に対応する、エクセルアルファ
ベット列表現文字を、セル出力させるので
ある。つまり、
=LEFT(ADDRESS(1,カラム,2),FIND("$",
ADDRESS(1,カラム,2))-1)&"行番"と入力
すると、必要な、制御セルを一つ出力する
のだが、更に同じ行の直ぐ下の列に、
=LEFT(ADDRESS(1,カラム,2),FIND("$",
ADDRESS(1,カラム,2))-1)&"行番-1"を
作っておいて、関数の横コピーと、
値貼り付けを駆使、更に
列に対して下向きに、前記の「行番数」が、
1ずつ単調減少するように、表計算ソフト
エクセルに備わるオートフィル機能を、
文字セルの行数数値キャラを最終行の行数
が1になるまで作用させれば、目的とする
制御部が出来るという事である。
 さて、この関数を使うには今述べた作業
より前に特定1行のセル群に、求めたい
列数値を、予め「下ごしらえ入力」してお
く必要がある。
 行はどこでも良いが仮に第40行を使用
して一辺256升目の巨大将棋の180°
反転を作りたいとすれば、A40に
”256”、B40に”255”と入力し、
それにもエクセルのオートフィル機能を、
横向きに働かせて、C40、D40・・・
に、数値で254、253を、自動で入れ
て行く。すると、セル「IV40」には1
が入って終わる。
 冒頭で述べた「本格作業」は、ここから
になる。そこで次に、列が同じの方が便利
だが、行は適当でよく一例、A44セルに、
さきほど紹介の
LEFT(ADDRESS(1,A40,2),FIND("$",
ADDRESS(1,A40,2))-1)&"256"を、
A45セルに、
LEFT(ADDRESS(1,A40,2),FIND("$",
ADDRESS(1,A40,2))-1)&"255"を、
入れる。
 すると、A44に”IV256”が、
A45に”IV255”が回答として出力される。
 これらを、第44行についてと、
第45行についてと、それぞれに、第IV
列まで、「数式の自動コピー」をしてゆく。
IV44には、A256が、IV45には、
A255が、回答されて完成する。
 というのも、webの情報によれば、
=ADDRESS(1,参照座標,2)は、
ADDRESS(ダミー行の1,列数を参照する座標,
最初の列記号の前に付く$記号は表示しな
いの意味の2)であるとの事だからである。
つまりこの場合は、この段階で例えば左端
の「列数を参照する座標」が「A40」の
256であるA44セルのADDRESS(1,A40,2)
は「IV$1」と回答している。そこで更に、
決め手となるテクニックに、結果的になる
のだか、
LEFT(・・・,FIND("$",ADDRESS(1,列数参照
座標,2))-1)を、エクセル関数で入れ子施し
すると、

$の右側の「IV」だけ取り出す

という意味に、なるそうだ。
 そして更に「&”256”」で、行番号
を更につなげて、「IV256」という
目的とするINDIRECT()関数で
使用する、制御文字を作ったのである。
 この状態で、一例A44行とA45行を、
エクセルのコピー&値貼り付け機能で、た
とえばA54行とA55行に全部値貼り付
けし、更に、
横にぎっしり並ぶ「数字文字を含む文字列」
を、全ての列について、下方向に、残りの
あと

254行オートフィルすると、目的の制御
文字セルが完成

する。
 そうしておいて、第40行から第45行
は、一時的なもので、不要だから、横に全
部削除すれば、256升目将棋の180°
回転制御部が出来る。以上で、エクセル
シート内だけで、「INDIRECT()
関数の参照セル制御部のセル列座標文字」
が、作成出来た事になる。
 以上の方法だとベーシックのプログラム
や、QBasicのインタープリター又は、
N88Basic互換インタープリター・
アプリケーションソフトは、不要となるの
である。

エクセルのADDRESS関数の引数が、
裏技のように、回答で列の前の$だけ外し
て、行例えば「1」の前の$は残す、奇妙
なオプションパラメータを持つという事実
を知らないと、到底やり方に気づけ無い

が。webを検索して知れば、本ブログの
前記説明で、まさに必要な制御文字セル群
が作成出来る事が、以上のように明らかと
なって来たのである。(2023/07/26)

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エクセル2003の総桁数は256桁しか無い(長さん)

以前、エクセルシートの特定方形領域を
180°回転させるために、
indirect()関数で間接指定する
座標が「文字」で入ったセルを、実行す
ると自動作成する、米マイクロソフトの
16bit時代のインタープリター:
QbasicVer.1.1で読ませて
動作する「ベーシックのプログラム」を
紹介した。一辺702升目まで対応でき、
それ以上は無理な為、「バグが有る状態」
で、参考までに本ブログに載せた。
 米マイクロソフト・オフィスのエクセル
2007が、列最大16384桁だという
イメージが強かったからだ。が調査したら、

小生のWindowsVistaの
エクセルは、エクセル2003で列の最大
は256桁だった。

 その為、256升目までの将棋盤しか、
そもそも使えない事が判った。703升目
以上に対応する、180°盤局面回転機能
は私には、ほぼ不要だったのである。他に、
windows7PCで動作している
米マイクロソフト/オフィス/エクセルも
あり、そのバージョンは調べてないが、私
は余り使ってい無い。
 だから、702升目まで反転する為の、
コントロール文字セルが出来れば、充分で、
個人的にだが、インタープリター
QBasicにベーシックプログラムを
読ませながら実行して実際に、コントロー
ルテキスト文字列を、正しく生成するか
どうかに、意味が有る事が判った。
 そこで前記、「ベーシックプログラム」
を、デバックして、動作するようにした。
 3箇所位つまらないエラーを直した。
100 OPEN "test.txt" FOR OUTPUT AS #1
110 MASU% = 256
120 KETA2%=INT(MASU%/26)
130 SAIGOKT1%=(MASU% MOD 26)
140 IF SAIGOKT1%=0 THEN KETA2%=KETA2%-1
150 '
160 FOR I = MASU% TO 1 STEP -1
170 '
180 IF KETA2%<2 THEN 500
190 IF SAIGOKT1%=0 THEN SAIGOKT1%=SAIGOKT1%+26
200 FOR J=SAIGOKT1% TO 1 STEP -1
210 PRINT #1, CHR$(64 + KETA2%) +CHR$(64 + J)+ LTRIM$(STR$(I)); ",";
220 NEXT J
300 '
310 FOR J=KETA2% TO 2 STEP -1
320 FOR K=26 TO 1 STEP -1
330 PRINT #1, CHR$(63 + J) +CHR$(64 + K)+ LTRIM$(STR$(I)); ",";
340 NEXT K
350 NEXT J
360 '
370 FOR K=26 TO 1 STEP -1
380 PRINT #1,CHR$(64 + K)+ LTRIM$(STR$(I)); ",";
390 NEXT K
400 GOTO 980
490 '
500 IF KETA2%<1 THEN 900
510 IF SAIGOKT1%=0 THEN SAIGOKT1%=SAIGOKT1%+26
520 FOR J=SAIGOKT1% TO 1 STEP -1
530 PRINT #1, CHR$(65) +CHR$(64 + J)+ LTRIM$(STR$(I)); ",";
540 NEXT J
600 '
700 FOR K=26 TO 1 STEP -1
710 PRINT #1,CHR$(64 + K)+ LTRIM$(STR$(I)); ",";
720 NEXT K
730 GOTO 980
800 '
900 'KETA2%=0
905 IF SAIGOKT1%=0 THEN SAIGOKT1%=SAIGOKT1%+26
910 FOR K =SAIGOKT1% TO 1 STEP -1
920 PRINT #1, CHR$(64 + K) + LTRIM$(STR$(I)); ",";
930 NEXT K
940 GOTO 980
950 '
980 PRINT #1, ""
990 NEXT I
1000 END
 上記は、180°回転させたい将棋盤の
升目が、256升目の場合にして有る。別の
升目数でも、一応チェックし36升目のとき
にも、間違った答えは出さ無い事を確かめた。
 なお「N88Basic互換Basicの
説明サイト」によると「日本電気㈱のN88
Basicにも、STR$()関数で生成
する、文字列正整数に先頭半角空白が出来る
ので(LTRIM$()関数が無いので、)
RIGHT$(STR$(),LEN(STR$())-1)
形式でSTR$()部分を置き換える」との
旨、記載されていた。
 LEN()やRIGHT$()は、どの
Basicでも同じなので。マイクロソフト
のQBasicVer.1.1が入手困難な
いし、動作困難なら、前記のここで示した、
ベーシックプログラムのテキスト形式
ファイルで、上記プログラムファイルの中で
LTRIM$(STR$(I))
等は、全部
RIGHT$(STR$(I),LEN(STR$(I))-1)
等に変えると良いだろう。メモ帳に読ませて、
文字列変換すると良い。N88BASICで、
ベーシックプログラムをアスキー(テキスト)
ファイルでマイドキュメントに保存するのは、
SAVE ”ファイル名”,Aコマンドだ。
拡張子はwindowsで.txtに変える。
昔ゲームソフトに、PCを使うときにはお決
まりの、キーボード作業:LOAD”ソフト
名”→RUN→ベーシックプログラムソフト
が正常動作→SAVE ”ソフト名”,A
なので、それを引っかけて「ロードランナー」
というのが有った。OSがMS-DOSどこ
ろか、それも無く、N88BASICだった
からである。(2023/07/25)

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エクセル180°回転シートで制御部を自動作成(長さん)

既に述べたように、表計算ソフトで、長方形型
の将棋盤を表す領域を逆転させる関数として
Indirect()がある。この表計算関数
を使うには、間接参照させる為「180°回転
指示部」に、13升目将棋の180°回転なら、
テキストファイルで、
M13,L13,K13,J13,I13,H13,G13,F13,E13,D13,C13,B13,A13,
M12,L12,K12,J12,I12,H12,G12,F12,E12,D12,C12,B12,A12,
M11,L11,K11,J11,I11,H11,G11,F11,E11,D11,C11,B11,A11,
M10,L10,K10,J10,I10,H10,G10,F10,E10,D10,C10,B10,A10,
M9,L9,K9,J9,I9,H9,G9,F9,E9,D9,C9,B9,A9,
M8,L8,K8,J8,I8,H8,G8,F8,E8,D8,C8,B8,A8,
M7,L7,K7,J7,I7,H7,G7,F7,E7,D7,C7,B7,A7,
M6,L6,K6,J6,I6,H6,G6,F6,E6,D6,C6,B6,A6,
M5,L5,K5,J5,I5,H5,G5,F5,E5,D5,C5,B5,A5,
M4,L4,K4,J4,I4,H4,G4,F4,E4,D4,C4,B4,A4,
M3,L3,K3,J3,I3,H3,G3,F3,E3,D3,C3,B3,A3,
M2,L2,K2,J2,I2,H2,G2,F2,E2,D2,C2,B2,A2,
M1,L1,K1,J1,I1,H1,G1,F1,E1,D1,C1,B1,A1,
を作成等して、米マイクロソフトのオフィスの、
たとえばエクセルを使用するとすれば「CSV
取り込みする」などして、インダイレクト関数
が、13升目部の間接参照が180°回転型で
できるようにしておくか。セルにM13、
M12・・と手打ち入力して行くかのどちらか
である。
 つまり、そのとき述べたように、この文字列
データは、「自動入力」出来無いからこそ、
エクセルで、乱れずに13盤升目局面の180°
回転が出来るのである。
 しかし「手打ち入力」は、秦将棋の180°
回転のように、M13・・ではなくて、Y25・
Y24・・・になったら、セルで625個の
単純作業で入力するハメに陥るので、

はなはだ面倒

である。
 そこで今回は日本電気㈱のN88BASIC
の類で、テキストファイルを予め自動で作って
おくやり方を、本ブログで紹介する。
 以下には、米マイクロソフトのQbasic
Ver.1.1で、「クイックベーシック・
リファレンスマニュアル」を参照した上で、同
インタープリターに読ませる.bas拡張子の
アスキー(=テキスト)ファイルを作成したも
のを示している。
100 OPEN "test.txt" FOR OUTPUT AS #1
110 MASU% = 13
120 FOR I = MASU% TO 1 STEP -1
130 FOR J = MASU% TO 1 STEP -1
140 PRINT #1, CHR$(64 + J) + LTRIM$(STR$(I)); ",";
150 NEXT J
160 PRINT #1, ""
170 NEXT I
180 END
以上のいわゆる「ベーシックのプログラム」を
作成し、MSDOS~windows95時代
に「ベーシックのプログラム」言われた、この
ソースファイルを、インタープリターである米
マイクロソフト社QbasicVer1.1
(≒クイックベーシック)に読ませると、
test.txtファイルを生成して、
Indirect()関数の「180°回転
指示部」作成取り込み用「.CSVファイル」
が、冒頭の文字列のように作られる。
 なお、実際には今回は、windows10
32bit版レガシーモードを使用し、
QBasicVer.1.1(マイクロソフト)
を動作させてテスト作成してみた。
 上でMASU%=13となっている部分を、
MASU%=25に変えると、平安大将棋型の
13升目用ではなくて、25升目の秦将棋用に
なる。
 また、冒頭で述べたように、マイクロソフト
のQbasicは、日本電気㈱の、
N88Basic系統のPCアプリケーション
ソフトであり、「BASIC言語」属の
インタープリター・アプリケーション・ソフト
ウェアーであるが、言語使用は日本電気㈱型と、
米マイクロソフト型で細かくバラバラで、恐ら
く上記で、
LTRIM$(STR$(I))
と書かれた部分は、私の記憶では単に
STR$(I)
に変えないと、N88Basicでは、動かな
かったはずである。
 ようするにLTRIM$()とかRTRIM
()関数は、N88BASIC(エハチハチ
ベーシック)には、無かったはずだ。つまり、
マイクロソフトのQBasicや日本用に直し
たQuickBasic(クイックベーシック)
では、STR$関数の引数が正整数のとき、
先頭に符号部の「スペース1個」を入れるが、
日本電気㈱N88BasicのSTR$関数に、
そんなめんどくさい事が有ったという記憶が私
には無いという意味である。
 なお上記の、「ベーシックプログラム」は、
26升目将棋以下用のものであり27升目以上
702升目以下の場合には、INT()関数や、
MOD演算子で制御しながら、記したもの
より行数の多い、ベーシックプログラムを別途
作成して使う必要がある。AA例、AB列、
・・が、エクセル表で現れる為である。
100 OPEN "test.txt" FOR OUTPUT AS #1
110 MASU% = 36
120 KETA2%=INT(MASU%/26)
130 SAIGOKT1%=(MASU% MOD 26)
140 IF SAIGOKT1%=0 THEN KETA2%=KETA2%-1
150 '
160 FOR I = MASU% TO 1 STEP -1
170 '
180 IF KETA2%<2 THEN 500
190 IF SAIGOKT1%=0 THEN SAIGOKT1%=SAIGOKT1%+26
200 FOR J=SAIGOKT1% TO 1 STEP -1
210 PRINT #1, CHR$(64 + KETA2%) +CHR$(64 + J)+ LTRIM$(STR$(I)); ",";
220 NEXT J
300 '
310 FOR J=KETA2% TO 2 STEP -1
320 FOR K=26 TO 1 STEP -1
330 PRINT #1, CHR$(63 + J) +CHR$(64 + K)+ LTRIM$(STR$(I)); ",";
340 NEXT K
350 NEXT J
360 '
370 FOR K=26 TO 1 STEP -1
380 PRINT #1,CHR$(64 + K)+ LTRIM$(STR$(I)); ",";
390 NEXT K
400 GOTO 980
490 '
500 IF KETA2%<1 THEN 900
510 IF SAIGOKT1%=0 THEN SAIGOKT1%=SAIGOKT1%+26
520 FOR J=SAIGOKT1% TO 1 STEP -1
530 PRINT #1, CHR$(65) +CHR$(64 + J)+ LTRIM$(STR$(I)); ",";
530 NEXT J
600 '
700 FOR K=26 TO 1 STEP -1
710 PRINT #1,CHR$(64 + K)+ LTRIM$(STR$(I)); ",";
720 NEXT K
730 GOTO 980
800 '
900 'KETA2%=0
905 IF SAIGOKT1%=0 THEN SAIGOKT1%=SAIGOKT1%+26
910 FOR K =SAIGOKT1% TO 1 STEP -1
920 PRINT #1, CHR$(64 + J) + LTRIM$(STR$(I)); ",";
930 NEXT J
940 GOTO 980
950 '
980 PRINT #1, ""
990 NEXT I
1000 END
 チェックしてい無いが、大局将棋用は上のよ
うな感じか? 702桁を超えるケースの
ベーシック・プログラムを、間違いなく作るの
は、相当しんどそうだ。ただし実用性は、余り
あるまいが。
 米マイクロソフトqbver1_1.zip
は、供給サイトが今では不安定であるし日本語
QuickBasic(クイックベーシック)
と違って、日本語でベーシックプログラムが
作成出来ず、それどころか、Usキーボードを
パソコンに繋がないと、キーボード入力出来な
いので厄介であるが。

多分だが、今述べた言語仕様が、エクセルの
VBAにも引き継がれている疑いが濃い

と見たので、エクセルVBAは判らないが、
日本電気㈱のN88Basic系は使える管理
人は今回、米マイクロソフトのレガシー
QBasicVer1.1で米マイクロソフト
のエクセルの冒頭問題に、試しに対処して見た
という、以上顛末である。(2023/07/24)

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かず・A氏の「エクセル将棋」とは何(長さん)

web上のフリーソフト書庫のベクターと
見られるが、フリーソフト名「エクセル将棋」
と称するゲーム・アプリケーションソフトが
あり、今回はその特徴を紹介して、

表計算ソフトに於ける、駒の敵見方区別の
表現方法

について思考する。
 和将棋で駒数54枚。持駒ルール将棋は、
局所戦闘に見える見栄えの悪さから、数十枚
が総駒数の上限であるから、持駒台で駒の
帰属が反転する事によって発生する、駒向き
の乱れは、

暇に任せて長考側が、駒の着色色に基づいて
駒向きを、手作業で反転させる機能を残存させ
て日本の将棋の習慣を、後世に伝えるしか無い

と結論する。
 さて、かず・A氏の日本将棋の対PCソフト
は、出現が西暦2021年と、驚くほど最近
である。なお、これはエクセルブックであって、

動作自体は、エクセル2007上で行う。

 windows10上の、米マイクロ
ソフトのオフィス/エクセルで作成したらしい。

readme.txtによると、「
======================================================
【 ソフト名 】エクセル将棋 Ver1.06 2021/5/19
【 ファイル名 】エクセル将棋.xlsx
【 作者名 】かず.A
【動作確認機種】Windows 10
【 必要環境 】エクセル2007以降
======================================================

【エクセルブックの紹介】
 ・エクセルで遊べる対戦将棋ゲームです。
 ・マクロは一切使っていません。関数だけで駒が動きます。
-----
【使い方】
 ・貴方が先手で、PCが後手です。(後手のシートは非表示
にしています。)
 ・まず、移動したい駒をドロップダウンリストから選択します。
 ・次に、移動させたい場所を選択します。
 ・自駒が移動し、相手駒が乱数で移動します。
-----
【注意点】
 ・循環参照を使って計算式を組み立てていますので、
他のブックを開かず、このブックのみ開いて下さい。
-----
 ・お互いに取られた駒は、消えてしまいます。
(持ち駒として使えません)----
等々とある。エクセルのブックは93キロバイト
位であり、readme.txtも加わりZIP
ファイルは、書庫の大きさ76キロバイト程度で
ある。
 対局出来るので、将棋AIの一種だとも言え、
日本将棋ではなくて、取り捨ての「小将棋」
のソフトである。よって、本ブログで話題にして
おかしくは無いAI将棋ではある。
 しかし常識的に見て、かず・A氏が、最初から
「小将棋のPCソフト」をエクセルで作成しよう
としたと考えるのは不自然である。
 エクセル関数だけでは駒台に持駒を移動させる
と同時に、駒名の文字列をひっくり返して、更に、
成駒の状態で取ったときには、元の駒に戻すのが、
米マイクロソフトのエクセルでは、エクセル関数
を使っただけでは、相当に困難だから頓挫して、
持駒ルールのある、日本将棋のエクセルブックの
制作は、止めて

「小将棋」で我慢したと考えた方が、普及する気
が有るのかどうかという点で自然

だと、少なくとも本ブログの管理人は、疑うから
である。よって、

持駒ルールと、PCの表計算ソフトとは、余り
相性が良くないと考えているのが、本ブログの
管理人一人だけでは無い証拠

と見なせると思う。ただし、成ルールが有って、
途中から駒名が変わる位なら、エクセルプログラ
ミングが巧みなら、対応出来るという事であろう。
 実際使用して、ソフトが動くのかという点
だが。成の所で問題が起こっている形跡は、私
には発見されて無い。
 ただし、人間側の駒がPCに取られる手が、
「飛車先の歩兵の突き捨て」の場合のように
「織り込み済み」で取られた次の人間の着手で、

以下の図の黄色着色入力部に、漫然と入力しよう
とすると、ハングアップするバクがある

ようである。

エクセル将棋.gif

 このときに入力部のデータ内容を、右クリック
プルダウンで削除すると、ゲームが続行出来る
が、その場合でも正常には動作せず、

人間の捨て駒が生き返ってしまう。

 何れにしてもエクセルプログラミングの巧み
な、フリーソフトの作家が、PC対局日本将棋
ソフトを作成した際、成ルールで困っている
様子はこのエクセルブックからは感じられない。

持駒ルールで、特に「さかさまの字」という
「書式の転換/引継ぎ」が、表計算ソフト一般
において、全般的に苦手なのに手を焼いた

のであろう。
 さてそこで、日本の将棋では、先後手の将棋
駒の帰属を、字の向きで表しているのに、PC
の表計算ソフトでは、対応困難という問題を

どうしたら良いのか

だが。
 だから、絶対に

将棋は木製盤駒でするしかないと結論出来無い

と本ブログの管理人は考える。
 使う表計算ソフトは、米マイクロソフトの
オフィスのエクセルしか無いと諦めた上で、
対人対面対局で、長考をしている側が、手作業
で、駒の向きを直せるなら、その機能は残せば
それで良いと私は思う。
 理由は戦況に基づいて戦略を練る、作戦参謀
本部の、模型地図を模倣したと見るのが当然の
チェス・象棋・将棋類のゲームでは、盤面で、
武器名で示される部隊名や、軍人階級名の字の
向きを、味方だけ正体、敵側は逆転にするとい
う方法に、もともと外国人にも、情景を表す

手法として、特段不自然感が有る訳でもない

からである。少数の対局で、表計算ソフトで
誰かが前記のように、長考のときに駒字の向き
を時間を掛けて、セル色を元々変えて有る事を
このケースには利用して、しきりに手作業で、
入れ替えて見せれば、「それを例外なくいつも
そうしている」という「日本の将棋の文化」が、
廃れるとは思えないような、自然な敵味方区別
の手法であるからである。
 よって日本将棋ではエクセルブックの作成が
めんどうなので、どうぶつしょうぎで代用して
示すと、以下に示すようなマイクロソフト・
オフィス・エクセルのシート(図では後手番の
第4手目の局面を、一例として示している)を
作成しておけば、

どうぶつしょうぎ回転.gif


駒の向きで、将棋駒の敵味方をもっぱら表す、
日本の将棋の伝統は、後世の世界に一応残る

とまでは予想出来るのではないか。以上のよう
に、私は考えるのである。(2023/07/23)
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先後手共ソフトを正立させエクセルシートで将棋(長さん)

以前エクセルシート上で、ある長方形領域に、
固まって文字列データがあるとき、その縦横を
入れ替えて左上と右下を軸にして、領域をひっ
くり返すような操作は出来るのだが、将棋盤を
先手と後手とで見たときのように長方形領域を、
180°回転させるような変形をさせるのは
難しいとの旨述べた。というのも領域を180°
回転させた結果を表示する計算式の入った、
180°回転結果表示部を作ったとしても、元
の領域のデータの1個に関してセル引きずり移
動をさせてしまうと、計算結果表示部の計算式
が、その移動駒の居た元セル位置に関し、移動
先を参照するように、式が替わってしまうので、
180回転結果表示部が意図するように作成で
きないからである。その為、それとPCの画面
全体を180°回転させるグラフィック・オプ
ション機能を組み合わせ、エクセル画面自体は
360°回転、シートの将棋盤部分は540°
回転させて、先手・後手共通にエクセルソフト
を正立させた状態で、特に後手が操作出来るよ
うにするのは困難であるとの事であった。
 しかしながらその後、確認結果、

将棋駒の先手/後手区別を、駒の向きで表す
日本の将棋では困難であるが、外国のチェス・
象棋類の駒の如く色での区別で我慢すれば可能

と判明した。以上を今回は報告する。

 即ちマイクロソフトのエクセルでは、
Indirect関数を使用し、「条件付書式
の、含文字列で強調表示」という機能を使えば
可能

と判った。なおアパッチ社オープンオフィス等
のカルクとエクセルビュワーには、

「条件付書式」で「含文字列で強調」機能が、
たまたま無く、このやり方は困難である

事も分かった。マイクロソフトのエクセルと、
中国キングソフトのスプレッドシートでしか
出来無いようだ。
 それでは以下に、以上の点に関して特に、
「Indirect関数」でなぜ、以前に述べ
た、冒頭の障害が出無いのか、理由を中心に紹
介する。

 先に手法を述べると、下図のようにマイクロ
ソフトのエクセルで、3つの入力が固まって有
る方形領域が有るようなシートを作成すると、
それが出来るようになる。

改善熊澤悪行入indirect.gif

 即ち上図で列番号が少ない最上段の方形領域
が、将棋盤として通常使用する部分である。ま
た最初から断るとこの方法では、駒が先手のも
のか、後手のものかを判断するときに、駒の文
字列が180°回転しているかどうかで見る、
日本の将棋の方式が使えない。上図には見えて
いない隠し添え字を第3文字目に加え(1か2
かを今回は使った)、上図の例では緑か紫かで、
先手後手の駒種類を判断するので、相手駒を
反転していない。これは、この方法では「条件
付書式」で「含文字列で強調」に「彩色をする」
という機能はあるが、

「セルの回転させて強調する」という情報が、
全く無い

からである。なお、回転させたときに更に反転
させるのも、困難である。
 1手毎に手作業で駒の向きを変えるなら別だ
が、チェスのように駒の色で、敵味方を区別す
るしか、敵味方の駒区別の方法はこのやり方で
は出来無い点を予め、断っておく。

駒の向きで駒の帰属を決めるという方法の日本
の将棋方式の習慣の継続は、諦める事の出来る
場合にのみ使用出来る

という意味である。
 さてエクセル表の中段の塊は、最下段の塊て、
Indirect関数を使うのに必要な、半角
文字列で座標を表現した部分である。180°
回転の場合には、13升将棋では1から13が
逆順でかつ、列座標のA・B・C・D・E・・
・・・・Mが逆順になる。
 そして、最下段の塊が、Indirect
関数を使って、180°回転をした場合の結果
が表示される部分である。図で左上のA34に、
=T(INDIRECT(A17))
が、右下のM46に
=T(INDIRECT(M29))
が、中段塊を順に参照するように入力してあり、
つまりその途中は引数に、中段塊部のセル座標
が規則正しく入っている。なお関数型が、
INDIRECT(座標)
ではなくて、
T(INDIRECT(座標))
なのはこう、し無いと、空白升目のときゼロを
返す為、それを防いでいるのである。
 Web上のどのサイトにも、実はおおもとの
マイクロソフトぺージの関数Indirect
の説明に関してすら私には発見出来無かったが、

最上段の盤部でセルを、マウスで引きずり移動
させても、この関数で相対参照すると、参照の
乱れが起こら無い

のに、本ブログの管理人は、試行錯誤の果てに
今回初めて気がついた。
 中段部のセルには、文字列が入力されていて、
計算途中で変動する引数では無いので、いつも
180°回転になるのである。
 ただし、このやり方では、書式が全く反映さ
れない。そこでやむなく本方式では、前述

「隠し添え字」を使っている

のである。セルの大きさを調整して隠してある
が、第3文字として、

先手の駒なら半角1、後手の駒なら半角2を、
このシートのケースでは、見えないようにして
実際には入力している。

 そうした上で、上図のA1からM46全体に、
マイクロソフトのエクセル等には機能の有る

「条件付書式」という名称で知られる、「セル
に特定の特徴が有る時だけ修飾」に関して先手
の駒名は緑で、後手の駒名は紫で採色するとい
う事で、合計2項目施し、

上図では添え字として1が有れば、一例として
セル文字を緑色、2が有れば、同じく一例とし
て紫色になるように設定すると、最下段塊のよ
うになるのである。
 更にこの図自体を、ノートPCがインテル社
のCPUを使っているものを必ず使用して、か
つそれにキーボードを2台マウスを2台接続し、
Ctrl+Alt+↓で、画面が反転して
後手側で正対、Ctrl+Alt+↑で先手で
再度正体させて、先手後手両方の側でエクセル
が普通に正立して使用出来るようにして使う。
なおこの条件ではあら氏の「さかさまうす」と、
BABA氏の「最前列でポーズ」ソフトは使用
し無い。
 また着手後、先手・後手共、エクセルシート
の最下段塊であるA34:M46領域を、最上
段塊のA1:M13へ、

最初に「値コピー」し、書式が乱れるときには、
追加で「書式のみコピー」をコピー元、コピー
先共に盤全体に対して、合計2回行い、

最上段盤部が、次の着手のときに絶対静止する
ようにするのである。
 つまり、ソフトの中で盤を180°回転し、
画面全体を、グラフィックオプションで180°
回転して計360°になるようにし、将棋盤を
静止させ、それで後手が先手と同じ条件で、こ
の日本の将棋が、指せるようにする。
 つまりは、

アプリケーションソフトのエクセル制御画面と、
個々の将棋駒の向きは、180回転なので、
後手にもいつも、正立して見えている、

という事である。
 なお上図では、2手目に後手がE5(9五)
歩兵と指し、Indirect関数部の全値
コピーと、必要なら次いで書式のみコピーを
2度塗りで行い、先手で正立させる向きにした
状況を示している。
 マイクロソフトの説明でも、web上の
エクセルの使い方サイトでもそうであるが。
「Indirect関数は、コピーする座標を、
出力する座標とは、別のところで調整出来る事
を特徴とする関数」として紹介されている。
しかしその「別の所の値が文字列を手打ち入力
して作ったものなので、セルのマウスによる引
きずり移動で、エクセルソフトが関数の中の引
数座標値を、勝手に変える事が特段無い」とい
う点を強調してい無い。今迄私が今述べた事が
出来なかった原因は、基本的に各サイトの説明
が、本質から離れているように、私には見える
点に有る。
 なお冒頭に述べたが、アパッチ社のオープン
オフィスのカルクにもT(Indirect())
関数は有るのだが、色付けの方の「セル内特定
文字列による、セルの条件付き書式修飾」機能
が、たまたまだが無い。その為、ここで説明
したやり方は、オープンオフィス・ライブル
オフィスのカルクでは困難で、マイクロソフト
のエクセルや、中国キングソフトのスプレッド
シートでは、恐らく可能という現状に、なって
いるという事情である。(2023/07/22)

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