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エクセルの将棋で駒の向きの書式を反映する(長さん)

既に、インテルのCPUが搭載されている等
で、画面をグラフィック・オプション機能で
反転せる事の出来るノートパソコンでは、米
マイクロソフトのオフィス/エクセルで
将棋の類を指すシート領域を、180°回転
出来ると、エクセル操作画面だけが反転して、
後手も先手も、表計算ソフトエクセルを、正対
画面で操作出来、成や持駒ルール処理の為の、
キーボード操作が、し易いという指摘をした。
 そしてINDIRECT()関数を用いて、
将棋盤の回転は出来るのだが、先手・後手駒を、
強調表示する機能で、チェスのように色分けは
出来るものの、セル文字の反転という書式が、
引き継げない為、日本の将棋流の、駒の先後手
帰属判断が出来ないとの旨、問題点を述べた。
 その為、

日本将棋の、駒を逆向きに置いて敵味方を区別
する「文化」が、継続しにくいという点を議論

した。今回は、この点の改善を試み、
 同一セルシートの、少し離れた所に、

先手番のときの、「セル位置単位での」文字向
き書式情報と、後手番のときの、「セル位置
単位での」文字向き書式情報を、計2箇所別々
に保存しておく

事により、着手で動く駒1個の書式は乱れる為
1箇所、書式貼り付けで手直しする必要が有る
程度で、その他は駒向きを正しく表示したまま、
将棋が指せる事を発見したので以下に紹介する。
 以下は、鎌倉横小路流改善熊澤良尊型大将棋
のエクセル将棋を例として示しており、

13×13の方形領域がセル上に、5箇所有る。


改善熊澤向情報.gif

 左上が、駒を動かす将棋盤、その下が
INDIRECT()関数を制御する文字列、
その下が、反転計算表示部だが。右隣に
↑を半角@フォントにして90°回転させてか
ら、先手番のときに駒の書式を13×13の
←文字列にコピーした結果を示す「先手手前書
式保存部」と、その下に後手番のときに駒の書
式を13×13の←文字列にコピーした結果を
示す「後手手前書式保存部」が、上下に並んで、
13×13の大きさで表示されている。
なお、書式が保存されていればよく、表現は、
←・↑・↓で、駒が無い・先手駒・後手駒を
表しているでも、何んであっても、視覚的には
見えなくても、13×13セル領域に、情報が
コピーされていさえすれば、何でも構わない。
また、上図では、書式領域が、盤や
INDIRECT()関数を制御する文字列部
との間に隙間無く続いているが、このように
し無くても、段がズレても何でもよい。
 ようするに反転して「値貼り付け」して貰い、
グラフィック・オプション反転自分作業時に、
「自分手前書式保存部」を書式コピー、着手後
更に自分着手後自分手前側の書式を、情報消去
せず、更に貼り付け保存すると、自分の着手駒
の1枚だけ、相手は方向手直しする程度で、駒
の向きは更にサービスで、盤回転をしたときに、
相手も、自分手前の駒向き情報がダブルで保存
出来ていれば駒の向きが正しく表示されるので
ある。
 つまり、右の矢印領域は、上と下とで、着手
した1枚の駒以外は、回転してから上下反転す
ると重なる形をしている。その演算を

エクセル自体では当面出来無いので、それぞれ、
対局者が、書式コピーし保存しているのである。

 ただし、着手するとき自分手前書式情報を、
呼び出しコピーしなければならないし、反転さ
せて値貼り付けしたら、相手も相手手前の駒向
き書式情報を、呼び出しコピーし無ければなら
ない。なお操作を間違えたときマイクロソフト・
オフィスのエクセルでも、他の計算ソフトでも
いっしょだが、この間違えやすい操作のやり直
しは効く。
 このやり方が全く無いと、局面が点対称型か
ら大きく離れていると1手毎に必要な修正箇所
は、かなり出る。
 しかしこの方法を導入すると、几帳面に着手
するごとに両者が小まめに、書式保存をし無く
ても、数手後の書式の乱れは多くて駒数数枚で
あるから、その場合も補正は簡単であり、操作
の厳密度が

要求され無いので、対局していて苦にならない。

 無論、その手で動いた駒の向きが1箇所正し
く無い点で、そもそも手法に厳密性が無いので、
この手法を

売り物にするほどの、動作の精度が無い

のだが。遊びで表計算ソフトを、若者がいじる
程度なら、これで

駒の向きを、日本将棋式にする問題に関して、
事実上対応出来た

と見て、さほど遠くは無いのではないか。以上
のように、私は試してみて自己評価している。
着手した駒だけ常に書式をおかしいので。逆に
相手が、何をしたかが判るという利点が、塞翁
が馬だが、有るかもしれないからである。
(2023/07/27)

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