本ブログ版普通唱導集大将棋不滅麒麟鳳凰ルールに疑問（長さん）

初期配列の下段と４段目が溝口和彦４段型平安大
将棋で、五段目に６升隔てて仲人、２段目が、
中央から酔象、左麒麟／右鳳凰、猛虎、猛牛、
嗔猪、飛龍、３段目が中央から、奔王、龍王、
龍馬、角行、竪行、横行、端列が下段から、香車、
反車、飛車、歩兵と並ぶ本ブログ版１０８枚制、
普通唱導集大将棋を改良した、本ブログ版
２０１７年型の、以下の大将棋。すなわち、
２段目が、中央から酔象、左麒麟／右鳳凰、猛虎、
横行、方行、猛牛、３段目が中央から、奔王、
龍王、龍馬、角行、竪行、飛龍、端列が下段から、
香車、反車、飛車、歩兵と並ぶ、同じく１３×
１３升目１０８枚制の、大将棋について、８カ月
ほど前に、麒麟と鳳凰は、相手陣に突入するまで
は、盤双六の駒のごとくに、元位置に戻し、取り
捨てにしないという、「不滅の麒麟／鳳凰ルール」
という名称の、改善ルールを提案した。



　しかし、後でそのページを読み直すと、以下の
２点の問題点が指摘出来、このタイプの将棋の普
及にマイナスとなる為、

更にルールを変えたほうが良い

と、本ブログの管理人自身が考えるようになった。
　以下、問題点。
問題１）ルールブックのコンテンツ量が、多すぎ
て、そもそも判り難い。
問題２）突入した後で、不成のままで誤魔化す
プレーヤには懲罰的に、更に不利になるように、
ルールを調整すべきである。
２）の問題は、麒麟、鳳凰不成のまま相手陣に
存在する場合、単純取りにするだけで無く、

「元位置戻し」でも、どちらでも出来るとルール
を変える必要がある

と、管理人には考えられた。
　そしてそれ以前に、ルールブックが複雑化する
問題については、自駒を既に相手初期位置麒麟／
鳳凰に、攻撃が進行して、占拠させているような
ケースは、麒麟／鳳凰を初期位置に戻すのに、そ
の前にそこに居る自駒が邪魔なので、どかすとい
うコンセプトは止めて、こちらの陣への突入前の、
麒麟／鳳凰を、取っても良いとしてしまい、不滅
ルールの例外の無い、つまりは

厳格な徹底を単純に諦めれば、２手指し法を使う
必要が無いので、ルールは、あっさり単純化する

というだけの事だと、本ブログの管理人は、その
後に気がついた。
　２手指しを導入したので、その記載でごちゃご
ちゃして、ルールが極端に、つかみ難くなってい
るだけのようである。
　まとめると、改善した結果は、次のように表現
されるように思う。
１）麒麟／鳳凰駒が移動しているが、相手陣突入
前のケース。
　１）のイ：初期位置が空いている→麒麟／鳳凰
を「戻すが強制」とする。
　１）のロ：初期位置に別の相手駒→相手駒を
取ってから、麒麟／鳳凰を「戻すが強制」。
　１）のハ：初期位置に味方駒既に存在→麒麟／
鳳凰を取るのも、見方駒を自爆させて麒麟／鳳凰
を戻すも「任意」。
２）麒麟／鳳凰駒が、こちらの陣に突入したのに
不成のままのケース。
　→初期位置が空いていようが、別の駒が居よう
が、麒麟／鳳凰を取っても良いし、別の駒を捨て
てから、麒麟／鳳凰を戻しても良いし任意。特に、

他駒が居る場合は、麒麟／鳳凰を普通に取る手と、
他駒を自爆させて戻す手が、随意に可能。

このように手を広くすれば、「問題２）」の問題
が解決される。
３）麒麟が獅子、鳳凰が奔王に普通に成っている
場合
　→別の種類の駒と、同様の扱いを、し無ければ
ならない。（成麒麟と成鳳凰に特別なルールを、
別に決めた結果、全体のルールが複雑化すると
いう問題が、出無いようにする為である。）
４）麒麟／鳳凰が、まだ初期位置に居る場合
　→１）のハの特殊ケースと、このケースは運良
くたまたま考えられるので、麒麟／鳳凰を取るの
も、見方駒を自爆させて麒麟／鳳凰を戻すも任意。
なお更に、次のルールも付加する必要が有ると、
一考して私は、考えるようになった。

５）麒麟／鳳凰が一手動いただけであり初期位置
に利く位置に、未だ居る場合

　→麒麟／鳳凰を取るのも、見方駒で入れ替えて
麒麟／鳳凰を戻すのも任意。
　つまり、実質このケースも不滅ルールは、適用
され無い。なぜなら、次の手で、戻った麒麟／
鳳凰で、動いた相手の駒を普通には取れてしまう
ので、不滅ルールを適用しようとすると自殺して
いるようなものに、なってしまうからである。
　以上のようにすれば良いように、その後考えら
れるようになって来た。(2024/05/05)