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あら氏版さかさまうすによる対人MSエクセル将棋(長さん)

マイクロソフトの表計算ソフトエクセル等
でチェス・将棋類を指す事は、駒を絵で
表現するチェスでも、持駒ルール・成ルー
ルがあって、駒台・駒方向転換・駒名変更
の有る日本将棋でも、交点置きのシャンチー
・チャンギ類でも、それぞれスタイルが
合わない為、これまで行われた事は余り無
かった。
 しかるに本ブログの推定する、鎌倉時代
前期の後鳥羽上皇時代の大将棋では、日本
将棋の字書き駒スタイルであり、持駒・成
ルールが無いので、マイクロソフトのエク
セル等でマウスによる、ドラッグセル移動
の重ね書きで将棋が再現出来、よってマイ
クロソフトのエクセル表自体で将棋が指し
易いようになった。すなわち購入したまま
のマイクロソフトエクセルで、大将棋類は
出来る、あるいは「特段それ以上の工夫が
不要なように、将棋をエクセルでゲームす
るのならば大将棋を」という状況が現れた。
 ところで対人将棋では、後手はノート
パソコンのディスプレーを上から覗く事に
なり、以前本ブログで紹介したように、
後手番で

マウスの動きが180°回転したとすれば、
表計算ソフトマイクロソフトエクセルのシー
ト上で着手が、し易くなる

という状況が顕在化した。
 今回「窓の杜」をブログ管理人が捜索
した所、WINDOWS XPで開発され、
窓の杜の編集部によれば「WINDOWS
VISTAでなら動作が確認されている」
という、西暦2009年フリーソフト開発
者の、あら氏が開発した「さかさまうす」
というアプリケーションソフトを発見し、
後鳥羽上皇期大将棋の対人将棋に使用して
みたので、経過を紹介する。
 web上で、下記に表記された「あらの
HP」にアクセスすると、「公開中の
フリーソフト」の第5番目に、「さかさ
まうすVer.1.03」が在る。

あらのホームページ.gif

 そこで青字青下線の「さかさまうす」を
クリックして、ディスクトップにZip
ファイルをダウンロードして、マイドキュ
メントの適当な場所に、展開すると専用の
フォルダを作って実行ファイルや、DLL
ファイル等がぶる下がっている。そこその
フォルダのプロパティのカスタマイスで、
sakasa103フォルダのアイコンの
絵を、実行ファイルに似た黄色が青だが、
「↓矢印」型等に変更して、sakasa
103フォルダを呼び出すショートカット
をショートカットのコピーでディスクトッ
プに作る。以上を一例準備してから、その
ディスクトップ上ショートカットアイコン
をマウスでダブルクリックすると、下の図
のように、エクスプローラーが起動して、
マイドキュメントにぶる下がる、さかさ
まうすフォルダの内容を表示し、実行ファ
イルである

黄色↓矢印ファイルをダブルクリックする
とソフトが動作して、常駐する。

逆さマウス起動.gif

 常駐すると、WINDOWSタスクバー
の右隅に、上図のように小さいが同じ形の
制御用の「黄色↓矢印」マークが現れる。
 そこで、この状態で一例では鎌倉横小路
流熊澤良尊型大将棋の如くの、後鳥羽上皇
期の大将棋の初期配列が、予め96枚程度
入力されている、対局用のエクセルシート
を立ち上げた後にパソコンwindows
の、最下段に通常は表示されるタスクバー
の、さかさまうす制御用の「黄色↓マーク」
を先手のマウスでダブルクリックすると、
下記の如くに、

後手用に、マウスをさかさ動き(180°
回転画面で合う動き)に変更する為の、
制御窓が表示される。

逆さマウス付エクセル将棋盤.gif

 そこで、先手は自分の着手後に、この制
御窓に表示される項目のうち、上の2つの
四角にチェックを入れ、OKボタンを押す
と、ノートパソコンディスプレーを上から
覗いている形で着手している後手のマウス
が正常に動く、

さかさマウス状態で、ポインタが動くよう
になる。

つまり、

 このソフトでめでたく反対動きのマウス
が、作れた事になる。

 更に、後手は自分の着手後、自分の2
本目のノートPCマウスで、制御四角窓の、
上2つのチェックを今度は外し、OK
ボタンを押すと、マウスは普通に動いて、
普通に手前から、ノートPCのディスプレー
を覗いている先手が正しく1本目のマウス
が使えるように、マウスの動きが直る事が、
私にも、今回窓の杜編集部の説明通りに、
WINDOWS Vista上で確認され
た。フリーソフト作家の、

「あら氏」の「いたずらマウスソフト西暦
2009年版」は、ノートパソコンを将棋
で2人で人間が指す、対人対局用PC将棋
版に使用するにはピタリと、使用条件に、
はまっている

と今回、私は目のあたりにした。
 欲を言えば、チェックが2箇所あり、
更に着手毎に、OKボタンを押さなければ
ならないというのが多少煩雑とい事か? 
多分一番下の四角に、チェックしただけで
も、同じ動作だと思うが。「着手終了」の
意思表示のし方としては、穏当な手間かも
しれないが。
 またこのフリーソフトの実行ファイルの
大きさが、わずかに32キロバイトなのに
も今回私は驚いた。フォルダ全体でも60
キロバイト程度だ。
 なお、ソフトの常駐は、タスクバーの小
「↓矢印」黄色アイコンを右クリックし、
「Exit」を選択すると、ソフト自体が
終了して、常駐が外れるようになっていた。
窓の杜の編集部の主張通り、このアプリケー
ション・ソフトウェアは、WINDOWS 
Vistaで使えるので。マイクロソフト
のエクセルが、私には入手し易かった頃の
PCで、後鳥羽上皇期大将棋類を指す事が、
以上のように便利に出来る。なお、32
bitPCなら、WINDOWS 10で
もこのソフトは、問題なく動作するようで
ある。64bitPCだと、タスクバー
アイコンを叩いたときに、たまにレガシー
実行が遅く「しかとされる」か、または
「このPCは64bit」と、赤枠表示が
出て止まるかの、恐らくどちらかだろう。
(2023/07/05)
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