SSブログ

静岡県三島市青木原遺跡で近代の飛車駒出土(長さん)

以下も奈良文化財研究所発掘報告書データベース
”全国遺跡報告総覧”に収録された発掘報告書
からの情報である。西暦2009年前後に、
静岡県三島市の青木原遺跡で、成りが龍王の、普
通の飛車駒が、発掘されたとの事である。書体に
かなりの高級感が、現代人感覚で見ると、明らか
に感じられる。発掘報告書名は以下の通り。
静岡県埋蔵文化財調査研究所調査報告第244集
青木原遺跡Ⅱ(財)静岡県埋蔵文化財調査研究所、
西暦2011年。
pdfファイル名は、以下の通り。
16194_1_青木原遺跡Ⅱ.pdf
 そこの、一番後ろのページの図版21の上部
中央に、出土駒の写真がある。

静岡県青木原飛車.gif

場所は正確には静岡県三島市南二日町626-4
との事である。以前に川筋だった所で、まだ残り
が眠っている可能性は少ないらしい。
 遺物は一部擦れているが、たぶん”草書の書体
の天童駒”ではないかと私は思う。従って成立は
恐らく、近代に下ってしまうだろう。
 河川に近いため、元々近世の遺跡だが、それ以
降の時代の遺物が混じるとの旨、前記発掘報告書
に説明が有るようだ。説明の通り、比較的最近の
将棋駒なのだろう。三島に近代に入ってから、相
当熱心な、将棋の団体が存在したのではあるまい
か。学校で遊ぶ子供の手作りおもちゃとは、この
ケースに関しては、全く違っているようだ。
(2020/12/26)

nice!(1)  コメント(0) 
共通テーマ:趣味・カルチャー

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。