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岩手県向Ⅱ遺跡で江戸時代の飛車記載棺木出土(長さん)

以下、岩手県遠野市綾織町の向Ⅱ遺跡で西暦
2008年前後に、江戸時代の棺の材料であ
る木材板に、将棋駒の飛車の絵が描かれてい
るとの話題である。
 情報はweb上で公開されており、pdf
ファイルに記録された写真を見る事が出来る。
発掘報告書の中に写真があり、何回か述べた
奈良文化財研究所発掘報告書データベース、
全国遺跡報告総覧に掲載されている。
pdfファイル名は、下の通りである。
12966_1_向Ⅱ遺跡発掘調査報告書.pdf
 発掘報告書の名称は以下の通り。
岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告書
第549集向Ⅱ遺跡発掘調査報告書、
2010、国土交通省東北地方整備局・
岩手河川国道事務所・
(財)岩手県文化振興事業団。
写真は、報告書の110ページ、写真図版
40出土遺物(棺材2)の上部に普通の写真
と、拡大図が並んでいる。拡大図の方がやや
見やすい。遺物番号138番とナンバリング
されている。なお棺材の成立時期については、
本文の37ページに17世紀後半以降の、
江戸時代であるとの旨、記載されているよう
である。

向Ⅱ遺跡飛車.gif

上図右から、多少字が薄いものの、将棋駒の
飛車を含む、何らかの絵が描かれていた可能
性が有るようである。日本将棋から来ると当
然見られる。
 棺に入れられた故人が将棋と何らかのかか
わりが、有るのかもしれないと見るのが自然
だろう。だが、これだけで判断は困難である。
将棋を習った爺様が亡くなったので、寺子屋
で習って、楷書で漢字が書けるようになった
子息が、弔ったという事なのかもしれない。
偶然の悪戯かもしれないが、左側の低倍率の
写真に、向こう側に人物が、描かれているよ
うにも私には見える。が、はっきりしない。
(2021/04/01)

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