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仙台城本丸跡出土の玉将・成りと金歩兵駒に年代木札(長さん)

以前に何回か言及した、宮城県仙台市の仙台城本丸
より2000年前後に出土し、
天童の将棋駒と全国遺跡出土駒(天童市将棋資料館)
2003年の、カタログ番号6に記載された計2枚
の将棋駒、玉将、成り一文字”と”歩兵駒(動かし
方ルールの打点付き)に関し成立年が西暦1607
年頃との証拠となる、木簡の切れ端が共出土してい
る事を知った。情報はweb上に出ており、
奈良文化財研究所の発掘報告書のデータベース、
全国遺跡報告総覧のデータベースに収録されている。
西暦2005年発行仙台市教育委員会の発掘報告書
のようである。
 google検索で、奈良文化財研究所のページ
に飛ばなくても、引っかかってしまう為、元ページ
は良くわからないが、報告書のpdfファイル名は
次の通り。
9387_1_仙台城本丸跡1次調査.pdf
なお報告書の表題は、以下の通りである。
仙台市文化財調査報告書282集
仙台城本丸跡1次調査
出土遺物編
 その243ページ、第316図に、出土駒2枚の
スケッチと共に、年号の入った木札が記載されて
おり、”天正十ニ年”と、解読されているようだ。
天正12年は、江戸時代の初期、西暦1607年と
の事である。
 天童の将棋駒と全国遺跡出土駒で、存在は前から
知っている馴染みの遺物だが。思ったより、古い物
であるとの驚きを、私はこの情報を見て感じた。
 どうやら北海道の南半島部から、初の”江戸時代
の将棋駒”が出土するのは、もはや時間の問題のよ
うだ。(2020/07/21)

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