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群馬県高崎情報団地遺跡で古代奔龍墨書土器(長さん)

表題の遺跡で奈良平安期成立とみられる土器
の裏に、奉龍と書かれているように見える、
暗い模様があるとの旨の、以下紹介である。
 遺物の写真がweb上に公開されていて、
発掘報告書に載っている。発掘報告書が、
奈良文化財研究所発掘調査報告書データベー
ス、全国遺跡報告総覧に登録公開されている。
pdfファイル名は、以下の通りである。
132782_6_高崎情報団地遺跡.pdf
 発掘調査報告書の名称は以下の通りである。
高崎市遺跡調査会文化財調査報告書第55集
高崎情報団地遺跡、1997年、高崎市遺跡調査会。
 発掘調査報告書末尾抄録により遺跡の場所
は、群馬県高崎市中大類町・宿大類町。遺物
が出土したのは、西暦1993年前後のこと
のようである。
 遺物の成立年代は、遺物は第26号住居跡
から出土したが、この遺跡自体古墳時代中心
のもののようであり、詳しい解析は私に発見
されない。墨書遺物か他にも出土している。
 遺物の写真は発掘報告書の前記第6pdf
の写真図版(PL)第188の左下隅に在り、
遺物番号第26号住居跡の第2番との旨、
ナンバリングされている。杯のように私には
見える。

高崎情報団地奔龍.gif

 上図の如く、裏面に「奉」とその下に薄く、
「龍」とも、ひょっとしたら読めるような黒
い模様が有るようであり、杯の中にも「山」
かもしれ無い、墨書または線刻が有るように
も見える。
 上野国府付近で、榛名山等に住むと古代に
考えられた、龍神信仰の祭祀が行われ、その
際使用される杯なのかもしれ無いと私見する。
(2023/12/23)

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