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(コラム)関東で今年草刈り機で雑草刈るほど2月末暖か(長さん)

本ブログの管理人は、このまま現行の暦を使い続ける
事に否定的である。1か月が2月が短く不揃いだから
である。
 今はどのような説明をしているのか、まだ調べてい
無いが。前世紀には今の国立天文台の、当時の東京
天文台などが、今の暦が、どうしてこうなったのかに
ついて、以下のように説明していた。
 元々は365.25日1年制の暦が成立した時点で、
閏年には30日月が偶数月だった。ところがローマ帝
国のアウグストゥスが、ジュリアス・シーザーの真似
で、7月に加えて更に、自分の誕生月の8月も、31
日にした。そして、9月11月を小の月にし、10月
と12月を大の月にした為、今までより1日足り無く
なり、当時1年の季節上の最終月と、ヨーロッパでは
考えられ、元々平年には更に1日減らして29日にし
ていた2月を、更に平年に28日になるまでにした為、

現行のグレゴリオ暦は28日から31日まで1か月が
バラケてしまった。

 この論理で行くと、2月は季節の最終月に相応しく、
春夏秋冬の冬の第3月にならなければならない。
要するに、3月頭に苗を植えると、雑草手摘み程度で、
温帯では農業が開始でき無ければならない、

便利さが、なければならないはず

である。
 しかるに、下の写真は埼玉県で今年の2月末日、農
業プロを自他共に認める、当方の近所の農家が作業中、
雑草が手で排除するには、余りに成長してしまった為、

やむなく草刈り機で雑草を排除してから、作物の植え
付けに、取り掛かろうとしている姿の写真

である。

2月の草刈.gif

 つまり彼にとって、うっかり別の用事で作業開始が
遅れたため、今年は2月末までには雑草は生えすぎ、

本来の植え付けの時期より多少遅れて、農作業期間に
入る羽目になってしまったと後悔しつつ草刈している

証拠という訳である。そして、冒頭の説明で正しいと
すると、これでは、

2月を、季節の最終月とみなす根拠は無いという事

になる。
 どう見ても、昔の私のように、借金の返済が必要な
暮らしを、たまたましていて、週末に2月末が来るか
の如くに、今年の2月のように錯覚し易い場合は、

2月30日が木曜日になるようにし、注意喚起した方
が便利

なのである。
 この事からも、2月が二十代という数値で終わる
現行のグレゴリオ暦には、失敗した当事者の立場に
立って、道理を今ほど深刻に考えなかった若いころに
比べれば、今の私の場合は、少なくても現時点では、
どうやっても、余り賛成出来無いという事に、必然的
になるというわけである。
(2024/02/29<<1582year'sEditionGregorio その2)

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岩手県二戸市駒焼場遺跡で平安期奔王墨書土器(長さん)

今回は、10世紀平安時代中期にかけての、
岩手県と青森県県境、岩手県側の二戸市の
遺跡で、湯飲み茶碗のような形の土器に、
奉王に読める暗い模様がある遺物が出土し
ているとの旨の紹介である。

平安時代中期10世紀頃までには大和王権
の勢力は、東北北部へ浸透していたよう

である。
 遺物の写真がweb上に公開されて、
発掘報告書に載っている。発掘報告書が、
奈良文化財研究所発掘報告書データベース、
全国遺跡報告総覧に登録公開されている。
 pdfファイル名は以下の通りである。
138502_1_駒焼場遺跡発掘調査報告書.pdf
 発掘報告書の名称は以下の通りである。
岩手県文化振興事業団埋蔵文化財調査報告第133集
駒焼場遺跡発掘調査報告書、(財)岩手県文化振興事業団
埋蔵文化財センター、西暦1989年。
 発掘報告書冒頭例言により遺跡の場所は、
岩手県二戸市金田一駒焼場12-2。遺物
が出土したのは、西暦1986~1987
年の付近のようである。
 遺物の成立年代は、発掘報告書第299
ページ「検出された遺構の分類と考察」に
よると、遺物は第3住居跡付近で出土した
が、この住居跡は、平安時代中期、9世紀
後半からほぼ10世紀頃に成立と見られて
いるように、私には読み取れる。
 遺物写真は発掘報告書写真図版第103
の最上段右上にあり、A-3住居址出土で、
第131番との旨、ナンバリングされてい
る。湯飲み茶碗のように私には見える。
破片が一部出土しただけらしい。

駒焼奔王.gif

 上図のように、中央やや右に縦に「奉王」
のようにも見える比較的淡く、さぼど明確
では無い模様が、破片にたまたま残ってい
たようにも見える。
 恐らくだが平安朝側の集落であり、中央
へ軍馬を納める等、何かのイベント時に、
祭祀をする為の、祭祀用容器のようにも私
には見える。(2024/02/29<<1582year'sEditionGregorio)

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