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広将棋の駒を作ってみた(長さん)

近くのディスカウントショップで、囲碁の道具の中古の一式が、安く売られて
いたので、購入し、下の写真のように、碁石にタックシールに駒名を書いて、
広将棋の駒を作成してみた。
広将棋.gif
全体を写真に取ると駒名の字が細かくなり見え無いので、以下は下段中央の、
拡大を示した。
広将棋拡大.gif
 たまたま囲碁盤が、私の購入した中古は、折りたたみ式だったので、持ち運び
もできそうであった。駒名のタックシールの手書きと、その貼り付けで、3時間
位かかってしまった。ので今回は、詳しいルール調整結果までは、このブログで、
今回の所は述べる事はできない。追々結果を公表したいと思う。それでも完成後、
片付けついでに、ざっと1局通して指し、チェックしてみた。
 やはり射る駒が露出するまで、陣が崩れる程度に中盤局面が進むと、射る駒で
の、両方の陣の喰い荒し合いが起こるだけの、将棋になりそうな感じだった。ま
た、射る駒が、お互いに当たり易い。ので注意深く指すと、硬直化して、局面が、
なかなか進まない将棋に、なるのかもしれないとも思われた。雑に受けると、
陣は、相手の射る駒で喰い荒されて、もともと玉囲いは薄い陣なため、玉駒の
将と中軍、旗は簡単に危なくなるようだ。
 ただし、前々回述べたように、オリジナルルールの”射る駒”の攻めは、
詰めが甘いので、将には概ね逃げられて、相手陣で将を追いかけながら、更に、
残りの相手の駒を、無くなるまで喰い荒すような、終盤泥沼の将棋になる感じが
する。広将棋は、古文書によれば上品なはずだが。ざっと見た感じでは、
オリジナルは終盤、”泥沼将棋”になるという印象だ。
 結論として、前々回も示唆したが、射る駒の効き升目が多いため、

この将棋は”射る駒”である、弓、弩、砲、仏狼機の相討ちが、過剰に起こり
すぎる

との印象である。
 そのため、こんなにたくさん、13枚も、”射る”というルールの超大駒を、
3段目に置かなければ、ならなかったのだろう。そこで、前回述べたような、
相討ち、しにくいルールに”射る駒のルール”を替えると恐らく、射る駒の枚数
が、こんどは、現行の13枚では、ダブついて来るに違いない。
 ので、玉への真っ直ぐな攻撃力の強い射る駒のルールに、前々回述べたように、
替えるとしたら、

射る駒の枚数自体も、調節して減らさないと、ひょっとするとこの将棋は、
オフェンスが強すぎて、詰むのが簡単すぎる将棋

になってしまうのかもしれない。(2017/09/24)

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