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金く、金・、金や、歩兵金也、と書いた駒師が居た理由(長さん)

以下、背理法で、日本の将棋の五角形駒が、他の
漢字文化領域の外国の産物では無い事を証明する。
 証明には、表題のように、興福寺(1058物)
作駒の、成り金の”金く”、”金~”、中尊寺境
内出土駒の作駒の、成り金の”金・”、栃木県
小山市神鳥谷曲輪の角行裏の”金や”、一乗谷
朝倉氏遺跡の一部の曲がり字歩兵の”歩兵金也”
といった作駒は、

外国産の五角形駒が、仮にあるとしたら、それを
生むような、字書きが行われているはずが無いの
で生まれない

という理屈を使う。
 では、説明を続ける。
 仮に、中国の揚子江下流域や、朝鮮半島等、と
にかく、漢字文化圏ではあるが、漢字を日本語の
訓読みで読む習慣が無い、外国で日本の将棋の
五角形駒が発明されたとすれば、仮想伝来五角形
駒の

成りの金は、楷書一文字で”金”と書いてあると
いう以外には、考えられない。

 理由は、”金に成る”という文を、漢文で書く
と、成るは動詞なので”成金”となるが、将棋駒
には、補語である”金”を書けば良いので、外国
人が”成金”と駒字を書くはずが無いからである。
なぜなら、カナ交じりで文章の意味を、他の漢字
圏の民族は、概ね把握しないからである。つまり、

日本人より、他の民族の方が”『成』という漢字
は動詞である”と、明解に意識している

という意味である。
 仮に、外国人の作成した五角形駒が、日本将棋
の駒のオリジナルとすれば、伝来時の姿の印象・
影響は大きいはずで、それは、日本人に真似られ
るのが必然だから、
真似た日本人は、銀、桂馬、香車、歩兵の裏には、
楷書で金と書いて、取捨て平安小将棋をするとし
か考えられない。
 つまり、興福寺(1058物)作駒の、成り金
の”金く”、”金~”、中尊寺境内出土駒の作駒
の、成り金の”金・”、栃木県小山市神鳥谷曲輪
の角行裏の”金や”、一乗谷朝倉氏遺跡の一部の
曲がり字歩兵の”歩兵金也”といった作駒は、
五角形駒が、元々外国起源なら、

この世に存在するはずの無い物品

と、少なくとも私には考えられる。
 しかしこのような、不可解な成りを表す駒が、
日本の方々で出土するのは、将棋駒が出来たとき、
作者が、最初は”成金”と書いて、”金に成る”、
または”きんなり”と呼んでいたとしか、考えら
れない。つまり成(レ)金とレ点、一ニ点入りで
漢文を認識する人種の書いた”成金”だったと考
えられる。
 つまり、

五角形駒に、将棋のルールを書くのが、将棋駒第
一号の使い方だったと言う事が、昔は、駒師の多
くに知れ亘っていて、面白半分にパロディ駒が作
られた

としか、考えられないと言う事である。
 そうすれば、成が、標識の第1字なのはおかし
いから、成金を金也に変えたのが、事の始まりだ
と説明が付く。また、諸橋徹次の大漢和辞典を見
ても、セイやジヤウが音読みの成と、ヤ、イ、エ、
が音読みの也とを、

置き換えるという発想が、日本人以外に、出来る
はずが無い。

成という字と、也という字の両者の間に、外国人
にとっては、共通性がほぼ無いからである。つま
り、諸橋徹次の大漢和辞典を、精読すれば明らか
だが、本来の漢字に、成と也とで、意味や解字、
その他、ほぼいかなる事柄においても、共通性は
ほとんど無いという事である。だから、日本語と
して

訓読みが、どちらも”なり”だったので、動詞の
成を、助詞の也で入れ替えただけ

と、このケースは、ほぼ断定できる。
そして、”急激に盛んになって、金に変わる”の
文意の”成金”を、現代語で表すと、

”金だゾゥwwww!”の意味の金也に置き換え、

日本人以外には、ほぼ意味不明であるが、重箱訓
読みすると、多少尤もらしいように、表現を変え
たのが、一部の裏金の後等に”く”や”~”や、
”・”や、”や”や、”也”が書かれた駒の、正
体だと考えれば、出土史料が理解出来るのである。
 そもそも、ある程度中国渡来の事物には、権威
が有ったはずである。だから、再度繰り返すが、
伝来品の、将棋駒の裏の成りに関して、金を表す
楷書”金”一文字が、このように書いてあれば、
とりたてて、それが不便な理由も無いだろうから

日本人は、その通りに真似続けるはず

である。だから金く類の将棋駒が、日本に現われ
る事は、ほぼ無いはずである。
 しかし、初期には、”金く”系が卓越している
ように見えるほど、出土駒に例が有るのは、

五角形の駒を発明したのが、元々日本人である事。

しかも彼は、ルールブックのようであって、モダ
ンで、こざっぱりした遊戯駒にはとても見えない、
”成金”と、裏に書かれた将棋駒を、

誤って、幾らか普及させてしまった経緯がある事。

以上を、かなり明解に示唆しているのではないか。
以上のように、私は疑うのである。(2019/08/09)

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