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興福寺旧境内出土の将棋駒を特別に公開(長さん)

4~5日前の事だが、奈良県県庁のホームページに次のような内容の
発表があった。

特別陳列「興福寺旧境内出土の将棋駒」
6日間のみの展覧会。お見逃しなく!
発表日: 今年の4月末ころ。
奈良県地域振興部文化資源活用課

奈良県立橿原考古学研究所附属博物館ホール(フリーゾーン)にて、
日本最古の将棋駒とともに、

保存処理前のため長期の公開が困難

な「酔(醉)象」駒など9枚を、1週間の期間限定で一同に展示。
日時
2018年5月8日(火)~5月13日(日)
場所
奈良県立橿原考古学研究所附属博物館 ホール(フリーゾーン)

この記事で初めて判ったことは、西暦1098年頃のものとみられる、

酔象等の駒をまだ、ポリエチレンゴリコール等で保存処理していない

と言う事である。よもやボロボロになっていないのかどうか、個人的
には心配だが。なお、ちょっと遠いので、私が行けるかどうかは不明。
確かこの初日に、奈良県の興福寺で、佐藤天彦将棋名人対、羽生善治
挑戦者の対局も、有ったように私は聞いている。たぶんそれに、合わ
せたのだろう。何れにしても酔象駒の発見について、webの適当な
ページで、記事を過去に読んでいて、経緯が全て、判ったつもりになっ
ている方たちのためにも、裏面に墨跡が無いと聞く、その

酔象が、観覧者に成りを含めて観察できるように、裏も見えるような
配置で、橿原考古学研究所で今回公開されることを、心より祈りたい

ものだと、私は願っている。(2018/05/02)

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middrinn

これはモチ行かれますよね(〃'∇'〃)
by middrinn (2018-05-02 11:00) 

df233285

成りが見えるかどうかがポイント(長さん)

middrinnさん、コメントありがとうございます。
この駒、駒の裏が展示されているかどうかで、
観覧の価値に、べらぼうな差があるんです。
”一乗谷朝倉氏遺跡の朝倉小将棋の酔象かも
しれない”程度の知見しか得られないのに、
新幹線往復するのは、私にはきついですね。
もともとこの駒は、
最古の日本の将棋のルールを示す、証拠の品
なはずなものなので。
成りが”太子”で無い事が、橿原考古学研によって、
アピールされているという話を聞いてから、すっ飛ん
でゆくつもりですよ。当然ですが。ポリエチレングリコール
漬けの保存処理も、半年はかかるでしょうからねぇ。
保存処理していないので、「成りを見たい」と言っても、
その場で解説員が、駒を手で掴んで、やにわにひっくり
返して、見せてくれる可能性は、ほぼ無いんですね。
 逆の経緯で、あっけなくひっくり返して見せてもらえた例を、
ずいぶんまえに、栃木県宇都宮市の栃木県立博物館で、
栃木県小山市神鳥谷曲輪の成り金将角行駒に関して、
学芸員との対話で体験しているので、私には判るんです。

by df233285 (2018-05-03 07:37) 

middrinn

今回の名人戦で、興福寺の国宝館を見学されたようですけど、
こちらの方はどうだったんですかね(^^) もしこちらも見学
されてれば、記事になって写真もあるかもしれませんね(^^)
by middrinn (2018-05-09 09:26) 

df233285

とにかく、しらみつぶしに探し回るのが正解。(長さん)

そうですね。
奈良に行ったら、わたしなら、橿原考古学研究所だけでなくて
出土駒の井戸跡の実際の場所と聞いている、県庁近辺の
”興福寺の駐車場”等へも、絶対に行くと思います。
by df233285 (2018-05-10 07:29) 

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