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表計算ソフトでセル移動の前に配置切り替え法有り(長さん)

これまで述べて来たように、表計算ソフトのセル移動
を、将棋駒の移動に置き換えて日本将棋を指すとき、
文字配置の上揃え/下揃え変換をしてから、駒文字の
テキスト貼り付けが出来無いと、不成着手を「待った」
の上で成着手に変えたと見なされて、加藤一二三九段
型反則負けになる。しかしながら、そのような事が、
普通に表計算ソフトを使用するケースに、問題になる
事は稀なので、セルに置いてから、文字の配置を指定
するのが普通であり、配置変更の為の対応ボタン押し
と、テキストのドラッグ移動の前後を、入れ替える
機能が、表計算ソフトには通常は無い。それを回避す
る為に、ペンタブレットの補助ボタンにポップアップ
選択機能の有るものを注意して探して、それを用いる
ようにしたというのが、本ブログで、これまで詳しく
紹介した方法の経緯であった。
 だが、Windows版では、該当する機能の有る
ペンタブレットは発見されたが、Linux/
UBUNTU版では、まだだという事であった。
 では、セルの移動前に、セル内の配置機能で文字の
上下の揃え方を指定出来無いと言えば、そのような事
は無く、(特定セルの)書式だけの(他の特定セルへ
の)貼り付け機能は、オープンオフィス/カルク系に
も、オフィス/エクセルにも存在する。
 例えば前者では

「書式のコピーと貼り付け」という操作がそれで、
メニューバーにペンキの缶を傾けるような絵のボタン
が、はっきりと存在する。

更にツール→カスタマイズ→キーボード特殊キー登録
で、一例ファンクションキーのF3に、「編集」の
カテゴリーの中にある、その機能を登録しおけば、
ボタンを探す事すらなく、その操作が操作可能である。
 つまり、セル指定F3押し、成る位置のセル指定次
いで又F3押し、元セル指定→一例F5押しでセルの
切り取り→移動先セルの指定→一例F4押しでテキス
トのみ貼付けで、移動先で成駒が表示される。
 ただこの方法を、元のペンタブレットでポップアッ
プ選択登録機能の有る器機を使用した場合に比べると、

着手の直前まで、成/不成の選択を思考出来る、現行
の木の盤駒を使用したやり方に、対応して居無いとい
う欠点がある。

また対局者双方に予め、表計算ソフトへの熟知を強い
ているという、問題点もある。
 上記紹介したやり方は、あくまでWACOM社の、
ポップアップ選択登録機能の付いたペンタブレットが
使えない、Linux/UBUNTUの独ドキュメン
トファウンデーション/ライブルオフィス/カルクを
用いる場合でも、

ルール違反を回避する方法が、全く無いというほど、
状況が酷く悪いという訳でも無いという事に過ぎない

と言えるという程度である。(2024/03/15)

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